2014年05月16日 10:00

心の乱れがすーっと消える！『体を使って心をおさめる修験道入門』（集英社新書）、５月１６日（金）発売！

修験道は、いわば仏教と神道という仲のよい夫婦のあいだに生まれた子どものような存在であり、神も仏も崇拝する日本人の心に深く根ざした宗教と言える。本書は、金峯山修験本宗の本山、吉野・金峯山寺の宗務総長である田中利典が、修験道の成り立ちや、開祖・役行者の伝説とその教え、そして吉野修験において欠かせない大峯奥駈という大峯山脈を駈ける山修行について分かりやすく解説。さらに現代における修験道の意義を説く。

山で修行をすると、当然ですが身体をうんと動かします。
いま流行りの、坐禅や冥想のように心を洗うようなことが、
修験道の場合は、歩きながら身体を使ってできるのです。
これは、現代人にとって、とても必要なことだと思います。
（「はじめに」より）

『体を使って心をおさめる修験道入門』
著者　田中利典（たなか・りてん）
定価　本体７４０円＋税　ISBN　 978-4-08-720738-5
http://shinsho.shueisha.co.jp/

【目次】
はじめに
第一部修験道は日本独特の宗教
第二部山伏ってなにするの？
第三部現代社会の修験の心
おわりに

【著者プロフィール】田中利典
１９５５年京都府生まれ。金峯山修験本宗宗務総長。
７１年吉野金峯山寺にて得度。７９年龍谷大学文学部仏教学科卒業。
２００１年金峯山修験本宗宗務総長と、金峯山寺執行長に就任。
帝塚山大学特定教授、紀伊山地三霊場会議代表幹事、日本山岳修験学会評議員なども務める。
著書は『修験道っておもしろい！』、『吉野薫風抄ー修験道に想う』（ともに白馬社）など。

【お問い合わせ】集英社　広報部　03-3230-6314

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