情報流通支援サービスの株式会社オークネット
(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝/URLhttp://www.aucnet.co.jp/)は、「自動運転技術への期待とニーズ」と
題したアンケート調査を実施致しました。以下、その回答結果について報告致します。
1.実施概要
調査方法:インターネット上から回答
調査期間:2014年2月27日~2014年3月12日
回答数 :1,119人
調査企画:オークネット総合研究所
(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝/URLhttp://www.aucnet.co.jp/)は、「自動運転技術への期待とニーズ」と
題したアンケート調査を実施致しました。以下、その回答結果について報告致します。
1.実施概要
調査方法:インターネット上から回答
調査期間:2014年2月27日~2014年3月12日
回答数 :1,119人
調査企画:オークネット総合研究所
2.アンケート結果概要
■自動運転車を『購入したい』『どちらかと言えば購入したい』が合わせて49.6%。
(『購入したくない』『どちらかと言えば購入したくない』13.9%)
■自動運転技術に最も期待するものは「安全性」(29.7%)であり、年代別に確認しても「安全性」への期待が一番高い。
■消費者の自動運転技術に対する支払可能金額は「0~10万」(43.3%)が最多となり、年収別に
確認すると「0~50万」に回答が集中した。
■自動運転車の利用目的は「レジャー」(40.4%)が最多となった。
■自動運転車を購入したくない理由は「安全面の不安」(44.5%)が最も多く、
続いて「自分で運転したいから」(34.2%)となった。
2013年は自動運転技術が注目を集めた。アメリカではGoogle社が自動運転車を開発し走行実験を始め、
公道試験走行を承認している州もある。日本でもトヨタ自動車や日産自動車など国内自動車メーカーが開発に取り組み、
限定されたエリアにおいて走行実験を始めている。その根底である自動運転技術には、クルマでの安全な移動や渋滞緩和、
環境負荷低減走行などを実現するとして様々な期待がされている。その中で、消費者は自動運転技術をどのように
考えているのだろうか。今回オークネット総合研究所では、消費者の自動運転技術に関する意識調査を実施した。
はじめに、自動運転技術に対する期待を確認したところ「安全性」が29.7%で最も多く、
続いて「渋滞緩和」が18.7%となった(図1)。年代別に確認すると年代問わず「安全性」が最も多く、
「渋滞緩和」は50代まで増加傾向にあることが分かった。消費者はクルマ社会の大きな課題として安全走行と
交通渋滞を強く意識していると思われる。
■自動運転車を『購入したい』『どちらかと言えば購入したい』が合わせて49.6%。
(『購入したくない』『どちらかと言えば購入したくない』13.9%)
■自動運転技術に最も期待するものは「安全性」(29.7%)であり、年代別に確認しても「安全性」への期待が一番高い。
■消費者の自動運転技術に対する支払可能金額は「0~10万」(43.3%)が最多となり、年収別に
確認すると「0~50万」に回答が集中した。
■自動運転車の利用目的は「レジャー」(40.4%)が最多となった。
■自動運転車を購入したくない理由は「安全面の不安」(44.5%)が最も多く、
続いて「自分で運転したいから」(34.2%)となった。
2013年は自動運転技術が注目を集めた。アメリカではGoogle社が自動運転車を開発し走行実験を始め、
公道試験走行を承認している州もある。日本でもトヨタ自動車や日産自動車など国内自動車メーカーが開発に取り組み、
限定されたエリアにおいて走行実験を始めている。その根底である自動運転技術には、クルマでの安全な移動や渋滞緩和、
環境負荷低減走行などを実現するとして様々な期待がされている。その中で、消費者は自動運転技術をどのように
考えているのだろうか。今回オークネット総合研究所では、消費者の自動運転技術に関する意識調査を実施した。
はじめに、自動運転技術に対する期待を確認したところ「安全性」が29.7%で最も多く、
続いて「渋滞緩和」が18.7%となった(図1)。年代別に確認すると年代問わず「安全性」が最も多く、
「渋滞緩和」は50代まで増加傾向にあることが分かった。消費者はクルマ社会の大きな課題として安全走行と
交通渋滞を強く意識していると思われる。
次に現在クルマを所有しており自動運転車を購入したい回答者に、現在のクルマと自動運転車の利用目的について
尋ねてみた。その結果、現在のクルマの利用目的は「買い物」が40.5%と最も多くなったのに対して、
自動運転車の利用目的は「レジャー」が40.5%と最も多くなった。クルマの運転が自動化されることによって、
クルマの利用目的は多様化してくるのではないかと考える。(図2)
続いて自動運転車が発売されたら購入したいかどうかは「購入したい」「どちらかと言えば購入したい」が
合わせて49.6%となり、約半数が自動運転車の購入に前向きであることが分かった(図3) 。
しかし「どちらとも言えない」「どちらかと言えば購入したくない」「購入したくない」が合わせて50.4%となり、
少数ではない。理由としては、運転を完全に機械に委ねることへの不安や、価格設定が明らかになっていないことなどが
あげられた。
自動運転技術への支払可能金額は「0~10万」「~50万」が合わせて78.9%となり、低価格帯に回答が集中し(図4)、
年収別に確認しても同じ傾向が見られた。自動運転車を広く普及させることを目的とするのであれば、
自動運転技術の販売価格を50万円以内におさめる必要があるのではないかと考える。
今回のアンケート調査を通じ、自動運転技術が安全で快適な交通環境を整備してくれことに消費者は
期待していることが分かった。また、交通事故や交通渋滞など、クルマを人が運転することで生じる問題が
払拭されることで、クルマの利用方法も多様化してくる可能性があるということが明らかになった。
クルマの利用方法が多様化すれば、ヒトやモノが流動し経済活性化につながると考えると、自動運転技術の
社会的価値はさらに大きくなるであろう。
自動運転技術が実用化・商品化されていない現在では、運転を完全に機械に委ねることへの不安や
販売価格が明らかになっていないことから、購入の可能性が不明確な消費者も多い。
また、消費者が自動運転技術に支払う金額にも限りがある。自動車メーカーにとって、自動運転車を広く
普及させるためには、自動でクルマを走らせるための技術開発以外にも課題がありそうだ。
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オークネット総合研究所 松井・鹿島
〒107-8349東京都港区北青山2-5-8
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TEL:03-6440-2530
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