デュッセルドルフ- 4月4日に開催されたヘンケルの年次総会で、最高経営責任者のカスパー・ローステッドは、2013年度の好業績を振り返りました。ローステッドは厳しい経済情勢にふれ、「私たちは厳しい環境にあっても、すべての業績目標を達成することができました。当社の各事業は好調で、昨年度も安定した成長を見せました」と述べました。また、ローステッドは2016年までの戦略の実行が進んでいることを強調しました。「2013年、私たちはブランドとテクノロジーのグローバルリーダーになるというヘンケルのビジョンの実現に向けてさらに一歩前進しました。私たちは大きな目標を掲げて明確な戦略を定めてきました。そして、現在は、その戦略的優先課題をグローバルに実行することに集中しています」
ここ数年、ヘンケルの利益率は大幅に向上しています。ローステッドは「株主の皆様には、増配という形で好調な業績の利益還元を行いたいと思います。このため、優先株一株当たりの配当を1.22ユーロとすることを年次総会に提案します。これは前年比28%以上の増加となります」と述べました。これにより配当性向は、非支配持分控除後・特別項目調整後の純利益の30%に上昇します。過去数年間の平均配当性向は約25%でした。将来的に、配当性向は25~35%の範囲とします。この配当性向の引き上げが、ヘンケルの戦略上の柔軟性や慎重な財務戦略に影響を及ぼすことはありません。
株主委員会および監査委員会の会長であるジモーネ・バジェルトラー(Simone Bagel-Trah)は、2013年の経営委員会と全社員の献身と努力に対して感謝を伝えました。
ローステッドは、今年度に関して、市場の不確実性が高いことを強調しました。「2014年における事業の進展状況の予測を困難なものにしているのは、東欧の政治情勢だけではありません」。また、外国為替の動向については、不安定さが短期間に解消する可能性はほとんどないとし、「一部の主要新興市場の通貨は、さらに下落する可能性があります。これによるマイナスの影響は、主に今上半期に表れるでしょう」と述べています。
2014年第1四半期の業績詳細は、5月7日発表の第1四半期報告書に掲載予定です。
また、ローステッドは、新興市場がヘンケルの今後の発展にとって重要であると強調しています。「過去4年間、当社の新興市場の既存事業売上高は平均で約10%増加しました。これに対し、成熟市場の既存事業売上高の伸びは2%にとどまりました」。それと同時に、新興市場の課題も強調しています。「こうした市場がいかに変動しやすいかということもわかっています。成長率が高ければ、ある程度リスクが伴うことはやむを得ません。それによって戦略を変えることはありません。むしろ、その反対です。私たちは決意をもって、これらの課題に正面から向かっていきます」
年次総会の詳細は下記でご覧いただけます。
http://www.henkel.com/press/annual-general-meeting-2014-44802.htm
- 年次総会ライブストリーム放送
- カスパー・ローステッド挨拶
- 年次総会の報道写真
- 年次総会の結果に関するプレスリリース
ヘンケルについて
ヘンケルはブランドとテクノロジーのグローバルリーダーとして、ランドリー&ホームケア、ビューティーケア、アドヒーシブテクノロジーズ(接着技術)の3つの分野で事業展開をしています。ヘンケルは1876年の創立以来、コンシューマービジネスおよび産業分野において、Persil (パーシル)、Schwarzkopf(シュワルツコフ)、Loctite(ロックタイト)などに代表される有名なブランドの数々と共に、グローバルにおけるマーケットリーダーとしての地位を維持しています。ヘンケルの従業員数は約47,000人であり、2013年度の売上高は163億5千5百万ユーロ、調整後の営業利益は25億1千6百万ユーロを計上しました。ヘンケルの優先株はドイツ株式指数DAXのリストに入っております。
ヘンケルジャパンホームページ:http://www.henkel.co.jp
ヘンケルジャパンフェイスブックページ:http://www.facebook.com/HenkelJapan
-本件に関するお問合せ先-
ヘンケルジャパン株式会社 広報室 黒木
TEL:045-758-1707
e-mail: takeshi.kuroki@jp.henkel.com
ここ数年、ヘンケルの利益率は大幅に向上しています。ローステッドは「株主の皆様には、増配という形で好調な業績の利益還元を行いたいと思います。このため、優先株一株当たりの配当を1.22ユーロとすることを年次総会に提案します。これは前年比28%以上の増加となります」と述べました。これにより配当性向は、非支配持分控除後・特別項目調整後の純利益の30%に上昇します。過去数年間の平均配当性向は約25%でした。将来的に、配当性向は25~35%の範囲とします。この配当性向の引き上げが、ヘンケルの戦略上の柔軟性や慎重な財務戦略に影響を及ぼすことはありません。
株主委員会および監査委員会の会長であるジモーネ・バジェルトラー(Simone Bagel-Trah)は、2013年の経営委員会と全社員の献身と努力に対して感謝を伝えました。
ローステッドは、今年度に関して、市場の不確実性が高いことを強調しました。「2014年における事業の進展状況の予測を困難なものにしているのは、東欧の政治情勢だけではありません」。また、外国為替の動向については、不安定さが短期間に解消する可能性はほとんどないとし、「一部の主要新興市場の通貨は、さらに下落する可能性があります。これによるマイナスの影響は、主に今上半期に表れるでしょう」と述べています。
2014年第1四半期の業績詳細は、5月7日発表の第1四半期報告書に掲載予定です。
また、ローステッドは、新興市場がヘンケルの今後の発展にとって重要であると強調しています。「過去4年間、当社の新興市場の既存事業売上高は平均で約10%増加しました。これに対し、成熟市場の既存事業売上高の伸びは2%にとどまりました」。それと同時に、新興市場の課題も強調しています。「こうした市場がいかに変動しやすいかということもわかっています。成長率が高ければ、ある程度リスクが伴うことはやむを得ません。それによって戦略を変えることはありません。むしろ、その反対です。私たちは決意をもって、これらの課題に正面から向かっていきます」
年次総会の詳細は下記でご覧いただけます。
http://www.henkel.com/press/annual-general-meeting-2014-44802.htm
- 年次総会ライブストリーム放送
- カスパー・ローステッド挨拶
- 年次総会の報道写真
- 年次総会の結果に関するプレスリリース
ヘンケルについて
ヘンケルはブランドとテクノロジーのグローバルリーダーとして、ランドリー&ホームケア、ビューティーケア、アドヒーシブテクノロジーズ(接着技術)の3つの分野で事業展開をしています。ヘンケルは1876年の創立以来、コンシューマービジネスおよび産業分野において、Persil (パーシル)、Schwarzkopf(シュワルツコフ)、Loctite(ロックタイト)などに代表される有名なブランドの数々と共に、グローバルにおけるマーケットリーダーとしての地位を維持しています。ヘンケルの従業員数は約47,000人であり、2013年度の売上高は163億5千5百万ユーロ、調整後の営業利益は25億1千6百万ユーロを計上しました。ヘンケルの優先株はドイツ株式指数DAXのリストに入っております。
ヘンケルジャパンホームページ:http://www.henkel.co.jp
ヘンケルジャパンフェイスブックページ:http://www.facebook.com/HenkelJapan
-本件に関するお問合せ先-
ヘンケルジャパン株式会社 広報室 黒木
TEL:045-758-1707
e-mail: takeshi.kuroki@jp.henkel.com