FOGコンピューティングやIoTエッジコンピューティングを可能とする汎用OS兼ルーター機能内蔵マイクロサーバー
2014年3月6日、マイクロサーバー大手のぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、M2MやIoT(Internet of Things : モノのインターネット)通信に対応し、ルーター機能を内蔵したマイクロサーバーの新モデル「OpenBlocks A7/IoTR」を発表しました。
「OpenBlocksシリーズ」は大手通信事業者をはじめとして、電力監視やセンサーネットワークなどのM2M分野に豊富な導入実績をもち、近年ではM2MやIoT分野のネットワークゲートウエイ装置として多数採用されています。「OpenBlocks A7/IoTR」はOpenBlocks A7の高い汎用性と豊富な拡張性はそのままに、近年需要の激増するM2MやIoTシステムに対応するIoTルーターエディションのマイクロサーバーです。
広範囲で多様なセンサーからの情報を収集・加工・伝送できるルーター機能付きIoTサーバー
近年、M2Mよりも対象センサーや機器が大幅に増えたIoTが広がり始め、広範囲で多様な種類のセンサーや機器が接続される傾向にあります。そのため、取り扱うプロトコルの数や情報量も増加し、データセンターや、クラウドシステムとのやり取りに高度な通信処理が必要となっています。また、これらローカル機器からのデータや情報はクラウドやセンターサーバーへ送る前に処理や加工が必要になる場合もあります。
「OpenBlocks A7/IoTR」は、汎用LinuxサーバーであるOpenBlocks A7をベースとし、拡張性に優れたインターフェースを持つ他、インターネットでの標準プロトコルTCP/IPはもちろん、IEEE1888、REST、SOAPなどの高度な広域インターネットプロトコルへの対応、データの加工や処理・判断のための柔軟で高度なプログラミングが可能です。またOracle Java SE Embeddedが搭載されており、既存のソフトウェア資源を、高い移植性を活かし動作させることができます。
加えて、ルーター機能の強化により、多拠点・多地点へのIoT展開が安定かつ容易に実現可能となりました。今後のIoTサーバーに必要なローカルエッジにおける情報処理の実現とともに、従来はルーター+サーバーの2機種構成であったシステムを1機種で実現します。
IoTルーターエディションのマイクロサーバーである「OpenBlocks A7/IoTR」を使用することにより、システム構築の際に機器を削減でき、機器構成がシンプルになり、システム管理のコストも削減できます。
「OpenBlocks A7/IoTR」の特長
● ルーター機能の搭載
M2MやIoTのインフラを維持・管理するためのルーター機能を搭載しています。
● プログラマブル
OpenBlocks A7をベースハードウェアに採用し、高速なCPUと1GBのメインメモリを標準搭載しました。Linux公式カーネルがサポートしている機種であり、Oracle Java SE Embeddedの使用も可能なため、柔軟で自由度の高いプログラム処理が可能です。
● 多様なネットワークアクセス
ローカルネットワークとアクセスネットワークへ同時対応可能なインターフェースをもち、センサーや制御機器等、多様なローカルデバイスが接続可能です。各種ローカルバスへの接続も可能でかつ、TCP、UDP、REST、SOAP等多数の通信プロトコルを利用でき、LAN/WANおよびインターネット接続を容易に実現します。
<OpenBlocks A7/IoTRの構成>
2014年3月6日、マイクロサーバー大手のぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、M2MやIoT(Internet of Things : モノのインターネット)通信に対応し、ルーター機能を内蔵したマイクロサーバーの新モデル「OpenBlocks A7/IoTR」を発表しました。
「OpenBlocksシリーズ」は大手通信事業者をはじめとして、電力監視やセンサーネットワークなどのM2M分野に豊富な導入実績をもち、近年ではM2MやIoT分野のネットワークゲートウエイ装置として多数採用されています。「OpenBlocks A7/IoTR」はOpenBlocks A7の高い汎用性と豊富な拡張性はそのままに、近年需要の激増するM2MやIoTシステムに対応するIoTルーターエディションのマイクロサーバーです。
広範囲で多様なセンサーからの情報を収集・加工・伝送できるルーター機能付きIoTサーバー
近年、M2Mよりも対象センサーや機器が大幅に増えたIoTが広がり始め、広範囲で多様な種類のセンサーや機器が接続される傾向にあります。そのため、取り扱うプロトコルの数や情報量も増加し、データセンターや、クラウドシステムとのやり取りに高度な通信処理が必要となっています。また、これらローカル機器からのデータや情報はクラウドやセンターサーバーへ送る前に処理や加工が必要になる場合もあります。
「OpenBlocks A7/IoTR」は、汎用LinuxサーバーであるOpenBlocks A7をベースとし、拡張性に優れたインターフェースを持つ他、インターネットでの標準プロトコルTCP/IPはもちろん、IEEE1888、REST、SOAPなどの高度な広域インターネットプロトコルへの対応、データの加工や処理・判断のための柔軟で高度なプログラミングが可能です。またOracle Java SE Embeddedが搭載されており、既存のソフトウェア資源を、高い移植性を活かし動作させることができます。
加えて、ルーター機能の強化により、多拠点・多地点へのIoT展開が安定かつ容易に実現可能となりました。今後のIoTサーバーに必要なローカルエッジにおける情報処理の実現とともに、従来はルーター+サーバーの2機種構成であったシステムを1機種で実現します。
IoTルーターエディションのマイクロサーバーである「OpenBlocks A7/IoTR」を使用することにより、システム構築の際に機器を削減でき、機器構成がシンプルになり、システム管理のコストも削減できます。
「OpenBlocks A7/IoTR」の特長
● ルーター機能の搭載
M2MやIoTのインフラを維持・管理するためのルーター機能を搭載しています。
● プログラマブル
OpenBlocks A7をベースハードウェアに採用し、高速なCPUと1GBのメインメモリを標準搭載しました。Linux公式カーネルがサポートしている機種であり、Oracle Java SE Embeddedの使用も可能なため、柔軟で自由度の高いプログラム処理が可能です。
● 多様なネットワークアクセス
ローカルネットワークとアクセスネットワークへ同時対応可能なインターフェースをもち、センサーや制御機器等、多様なローカルデバイスが接続可能です。各種ローカルバスへの接続も可能でかつ、TCP、UDP、REST、SOAP等多数の通信プロトコルを利用でき、LAN/WANおよびインターネット接続を容易に実現します。
<OpenBlocks A7/IoTRの構成>
製品詳細
■ 概要
名称 OpenBlocks A7/IoTR
型番 OBSA7P/RDPJ7
参考価格(税別) オープン(数量、構成等により異なります)
※3G、RS-485 オプション対応可能(製品出荷時オプション)
■ ハードウェア仕様
ゼロスピンドルで壊れづらく、小型、低消費電力とM2MやIoTに最適なフォームファクタです。汎用OSや大容量メモリを搭載しているため、汎用の開発言語が使用可能です。メモリやストレージも搭載可能なため、システム設計が柔軟に行えます。
・ OpenBlocks A7
CPU : ARMADA 310 (88F6283) 600MHz
メインメモリ : 1GB (DDR3 SDRAM)
Flash ROM : 256MB (NAND)
ストレージ : 16GB HalfSlim SSD マウントキット含む
筐体サイズ : 81(W) x 133.5(D) x 32(H)(ゴム足含まず)
重量 : 約230g
動作条件 : 温度:0 ~ +55(PoE受電時は0~+50)、湿度20 ~ 80%Rh
(結露なきこと) ACアダプタ含
電源 : ACアダプタ 5V または PoE受電 DC48V
消費電力 : アイドル時 6.6W /高負荷時※ 7.7W
消費電力(PoE受電時) : アイドル時 5.5W /高負荷時※ 6.4W
※全イーサネットポートをリンクアップし、stressコマンドによりCPU 100%の状態にして計測。
SSD等の追加デバイスは未使用。
■ OS/ソフトウェア
・ OS
OpenBlocks AX3/A7 公式サポートLinuxカーネル
および開発環境プリインストール
・ Java
Oracle Java SE Embedded
■ ルーター機能
・ PPPoE設定
・ DNSリレー/キャッシュ機能
・ DHCPサーバー/リレー機能
・ Syslog機能
・ NTPサービス
・ スタティックルーティング
・ ソースルーティング
・ NAT機能
・ パケットフィルタリング機能
・ 仮想インターフェース機能(LinuxのIPエイリアス)
■ ルーターの設定方法
CUI(SSH、コンソール、telnet)
■ ローカルネットワーク・アクセスネットワークへの対応
・ ローカルネットワーク対応
内部インターフェイス
USB2.0 x 2
RS-232C x 2 ※1
外部インターフェイス
10/100/1000BASE-T ※2 x 2 (PoE受電可)
USB2.0 (Type-A) x 2
RS-232C (RJ-45) x 2 (1portはコンソールと排他) ※1
RS-485 (オプション)
※1 外部I/Fと内部I/Fはそれぞれ排他
※2 Auto MDI/MDI-X対応・ アクセスネットワーク・LAN/WAN/3G対応
国内3G通信 ※
NTTドコモ
NTTコミュニケーションズ
ソフトバンクモバイル
グローバル3G/2G通信 ※
Vodafone
各種グローバルローミングSIM対応
※通信モジュール内蔵(オプション)により可能
<関連URL>
http://openblocks.plathome.co.jp/products/obs_a/a7iotr/
<出荷開始日>
2014年5月(予定)
<ぷらっとホームについて>
ぷらっとホームは、創設当時の1993年に、まだ黎明期にあったLinuxオペレーティングシステムを企業として初めて国内へ輸入・販売しました。また1996年には独自ブランドとして最初のオリジナルサーバーを出荷、2000年に東証マザーズでの株式公開を果たしました。ぷらっとホームは、創業以来、日本の代表的なオープンソースOS関連企業として、また数々の先端的なプロダクトの市場投入を通じて、企業におけるビジネスの立ち上げや運用を支え続けています。
<本発表に関するお問合せ先>
● 報道機関からのお問合せ先:
ぷらっとホーム株式会社 広告・マーケティング課 渡辺美央
pr@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4373 / Fax 03-3221-0882
● ユーザー向けのお問合せ先:
ぷらっとホーム株式会社 営業部 竹内敬呂(たけうちよしろ)
sales@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4370 / Fax 03-3221-3766
* 外観・仕様・価格等は予告なく変更する場合があります。
* ぷらっとホームおよびPlat'Homeの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。
* その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。