◆ プレスリリース
商業ビルオートメーションシステムの通信ノード出荷数は2021年までに年間3億8000万を超える
2014年1月20日
ビル管理を統合させたビルオートメーションシステム(BAS)は、効果的なソフトウェアツールを伴ったセンサー、スイッチ、ファン、アラームおよびその他の機器類とネットワーク化することにより、ビルの現在の状況をリアルタイムに把握することを可能にする。ビルのオーナーや管理者はビル施設におけるあらゆる主要システムを自動的に細部までリアルタイムで制御していくことで経費を削減することができると考え、ネットワーク型ビル自動制御市場は拡大を続けている。Navigant Research社の新刊レポートによると、世界のBAS通信ノードの出荷数は2021年までに3億8700万に到達すると見込まれている。
Navigant Research社のリサーチディレクターEric Woods氏は「いくつかのプロトコルを共有的に伴ったネットワーク型ビル自動制御システムは、消費エネルギーやコストを大胆に削減させ、管理者に修理やメンテナンスの必要性を警告し、居住者の快適性や安全性を向上させることを可能にする。」と語る。「この市場成長はエネルギー価格の高騰によるものだけではなく、ウェブベースでの操作しやすいダッシュボードのビルの管理がより利用しやすくなっていることも促進要因となっている。」
多くのビルシステムでは同じ通信プロトコルを共有することがあまりない。特にプロトコルが占有の場合では、通信接続プロセスにおいて多くの時間とリソースが必要となる。市場はより多くのオープンプロトコルの使用を求め始めており、インターネットプロトコル(IP)対応デバイスの導入がこれを可能にするとレポートは伝える。しかしながら、ビル産業は保守的な性質を持つため、特にビルの改良においては、プロプライエタリ・スタンダード (Proprietary Standards)がなくなるまでに10年前後かかるだろう。
Navigant Research社の調査レポート 「世界のスマートビルのネットワーキングと通信市場の分析と予測 - Smart Buildings Networking and Communications BACnet, LonWorks, KNX, Modbus, and Proprietary Building Control Technologies for Networked Building Automation: Global Market Analysis and Forecasts」は、ネットワーク接続された建物の自動制御の3つのビル管理エコシステムの主要レベル(フィールド機器、階/部屋毎の機器、ビル単位での機器)の世界市場のビジネスチャンスの分析を提供している。各カテゴリには、主要4種(HVAC、照明、防災、セキュリティとアクセス)のビルシステムに使用されている機器が含まれる。世界の出荷数と収益は地域毎、機器タイプ毎、技術毎に2021年までの予測が行われており、急速な進化を続けるネットワーク型ビル自動制御市場における需要促進要因、ビジネスモデル、政策要因、技術問題、主要関連企業についても幅広く調査を行っている。
◆ レポートについて
世界のスマートビルのネットワーキングと通信市場の分析と予測:ネットワーク接続されたビルオートメーションのBACnet、LonWorks、KNX、Modbus、自社ビルの制御技術
Smart Buildings Networking and Communications
BACnet, LonWorks, KNX, Modbus, and Proprietary Building Control Technologies for Networked Building Automation: Global Market Analysis and Forecasts
出版社:ナビガントリサーチ
http://www.dri.co.jp/auto/report/nvr/nvrsbnc.html
◆市場調査会社 ナビガントリサーチ社(Navigant Research)について
http://www.dri.co.jp/auto/report/nvr/index.html
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