【2014年2月4日東京発】 アルカテル・ルーセント(CEO: ミシェル・コンブ(Michel Combes))がシリコンバレーに設立した新規ベンチャーで、ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)ソリューションの開発を専門とするNuage Networks(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、CEO:スニル・カンデカー(Sunil Khandekar))は、日本を代表するクラウド・データセンター事業者である株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中山 一郎、以下、IDCフロンティア)と、クラウドサービスのスケーラビリティ向上、マルチサイト、マルチテナント化、およびサービス開通時間の更なる短縮などの顧客ニーズに対応するため、Virtualized Services Platform(VSP)によるキャリアグレードのネットワーク仮想化技術の検証開始を決定しました。
IDCフロンティアは、Nuage Networksとの共同検証を通じて、クラウド・エコシステムの更なる展開を推進すると共に次世代クラウドサービスの開発・提供を検討します。
IDCフロンティアは、Nuage Networksとの共同検証を通じて、クラウド・エコシステムの更なる展開を推進すると共に次世代クラウドサービスの開発・提供を検討します。
Nuage Networks VSPは、従来のネットワーク仮想化ソリューションと比較して、主に以下のような特徴を持ちます。
● データセンター内の接続だけでなく、データセンター間やIP-VPNも含めた接続シナリオに対応可能
● パブリック・プライベートクラウドと、IP/MPLS網越しのオンプレミス環境とのシームレスな接続を実現
● サーバ仮想化技術が適用されていない物理サーバも仮想トポロジに参加可能
● クラウドリソース配置の物理制約を取り除き、可用性と稼働効率を最適化
● 専用エンジンによる大規模データ解析、パフォーマンス監視機能を標準提供
● API(Northbound/Southbound)処理とSDNコントローラ部を明確に分離
● VXLAN等のデータプレーンだけでなく、特にコントロールプレーンのスケールを重視
● 世界110カ国以上の代表的な通信事業者様で稼働実績を持つSROS(※1)のプロトコル・スタックを採用
※1: SROS: Alcatel-lucent 7x50シリーズのキャリアグレードルータ向けに設計されたマルチタスクOS
コメント:
IDCフロンティアの技術開発本部長 林眞樹氏は、次のように述べています。
「IDCフロンティアのクラウドサービスは、国内では先駆けとなる2009年6月から、国内データセンターで仮想化技術を採用した、柔軟かつ拡張性が高くSLA99.999%の高品質なサービス群を提供しています。今回のNuage Networksとの共同検証は、弊社のクラウドネットワーク基盤がよりシームレスかつスケーラブルに強化され、弊社のお客様にとって更に魅力的なサービス展開を検討できる可能性があると期待しております。」
Nuage NetworksのCEOであるスニル・カンデカーは、次のように述べています。
「Nuage Networksでは、サーバ及びストレージのリソース活用の妨げとなっているネットワーク側の制約を排除することにより、クラウドサービスのパフォーマンス向上を図ることに注力しています。当社はネットワークの自動制御を可能にし、IDCフロンティア様のクラウドネットワーク基盤の更なる強化ならびにエンドユーザーからの迅速な接続の実現に寄与できることを、この共同検証にて、実証していきます。」
Nuage Networks VSPは、OpenStack, CloudStack, vCloud などの代表的なクラウド基盤ソフトウェアのほか、KVM, Xen, vSphere, Hyper-Vなどのハイパーバイザと協調して動作が可能なプログラマブルなネットワーク仮想化ソリューションです。またハイパーバイザを使用していないベアメタルサーバやストレージもオーバーレイ上の仮想トポロジに参加させる事が可能であるため、既存環境からクラウドサービスへのマイグレーション、およびサーバ筐体単位のサービス提供などのシナリオにも対応が可能です。
<株式会社IDCフロンティアについて>
株式会社IDCフロンティアは、Yahoo! JAPANグループのクラウドコンピューティングとデータセンター事業を担う戦略的子会社として、クラウド事業、データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営を事業内容とし、日本のビジネスシーンの発展と活性化を支える情報技術基盤を提供しています。長年の経験で培った高信頼データセンターを全国で運用しており、SaaS/PaaS/IaaS に代表される高付加価値サービスの開発と提供に取り組み、ビジネスユーザーのクラウドコンピューティングやオープンプラットフォームの利活用を推進しています。
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷4-29
代表取締役社長: 中山 一郎
株主: ヤフー株式会社 (100%)
URL:http://www.idcf.jp/(日本サイト)
<Nuage Networksについて>
Nuage(ニュアージュ)は、フランス語で「雲(クラウド)」を意味します。シリコンバレーに拠点を置く新興企業、Nuage Networksは、画期的なテクノロジーとネットワーキングに関する豊富なノウハウを組み合わせた独自のサービスを、一般企業や通信事業者に提供します。斬新な発想を駆使することで、高度なスケーラビリティとプログラマビリティを備え、キャリアグレードの高信頼性を誇るSDNソリューションの開発に取り組んでいます。アルカテル・ルーセントの躍進するIP事業部を母体とするNuage Networksは、世界最大級のクラウドのニーズにも対応できます。クラウドが示す理想を現実のものとして提供すること、それがNuage Networksのミッションです。
<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)はグローバル通信の分野をリードする企業であり、IPおよびクラウド・ネットワーキングの製品や革新的なソリューションを提供しています。また、サービスプロバイダとそのお客様、世界中の各種法人及び政府機関に対し、超高速ブロードバンドの無線/固定アクセスを提供しています。
アルカテル・ルーセントは、音声電話技術からデータ、ビデオ、情報の高速デジタル・デリバリーへ移行しつつある業界を牽引しています。これを支えるのはベル研究所です。ベル研究所はアルカテル・ルーセントが擁する研究所で、世界最先端の研究開発機関の一つであり、数えきれないほど多くの技術革新によりネットワーキングと通信業界の形成を担ってきました。
アルカテル・ルーセントは、これまでの技術革新が認められ、トムソン・ロイター社が世界で最も革新的な企業100社を選出する「Top100グローバル・イノベータ」の1社に選出されました。また、MITテクノロジー・レビュー誌による「世界で最も革新的な企業」50社の2012年度ランキングにも選出されています。さらに、ダウ・ジョーンズ社の「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス2013」において、技術ハードウェア&装置部門のインダストリー・グループ・リーダーに選定されています。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)」という企業ミッションのとおり、グローバル・コミュニケーションをより持続可能に、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。
アルカテル・ルーセントはフランスのパリに本社を構える法人で、2012年の売上高は144億ユーロ。ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
URL:http://www.alcatel-lucent.com//ブログ:http://www.alcatel-lucent.com/blog/
ツイッター:http://twitter.com/Alcatel_Lucent
<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:二コラ・ブーベロ(Nicolas Bouverot)/資本金:4億円/URL(日本サイト):http://www.alcatel-lucent.co.jp
……………………………………………………………………………
本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 クルザーチエ・キャロリーヌ
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7024
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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● データセンター内の接続だけでなく、データセンター間やIP-VPNも含めた接続シナリオに対応可能
● パブリック・プライベートクラウドと、IP/MPLS網越しのオンプレミス環境とのシームレスな接続を実現
● サーバ仮想化技術が適用されていない物理サーバも仮想トポロジに参加可能
● クラウドリソース配置の物理制約を取り除き、可用性と稼働効率を最適化
● 専用エンジンによる大規模データ解析、パフォーマンス監視機能を標準提供
● API(Northbound/Southbound)処理とSDNコントローラ部を明確に分離
● VXLAN等のデータプレーンだけでなく、特にコントロールプレーンのスケールを重視
● 世界110カ国以上の代表的な通信事業者様で稼働実績を持つSROS(※1)のプロトコル・スタックを採用
※1: SROS: Alcatel-lucent 7x50シリーズのキャリアグレードルータ向けに設計されたマルチタスクOS
コメント:
IDCフロンティアの技術開発本部長 林眞樹氏は、次のように述べています。
「IDCフロンティアのクラウドサービスは、国内では先駆けとなる2009年6月から、国内データセンターで仮想化技術を採用した、柔軟かつ拡張性が高くSLA99.999%の高品質なサービス群を提供しています。今回のNuage Networksとの共同検証は、弊社のクラウドネットワーク基盤がよりシームレスかつスケーラブルに強化され、弊社のお客様にとって更に魅力的なサービス展開を検討できる可能性があると期待しております。」
Nuage NetworksのCEOであるスニル・カンデカーは、次のように述べています。
「Nuage Networksでは、サーバ及びストレージのリソース活用の妨げとなっているネットワーク側の制約を排除することにより、クラウドサービスのパフォーマンス向上を図ることに注力しています。当社はネットワークの自動制御を可能にし、IDCフロンティア様のクラウドネットワーク基盤の更なる強化ならびにエンドユーザーからの迅速な接続の実現に寄与できることを、この共同検証にて、実証していきます。」
Nuage Networks VSPは、OpenStack, CloudStack, vCloud などの代表的なクラウド基盤ソフトウェアのほか、KVM, Xen, vSphere, Hyper-Vなどのハイパーバイザと協調して動作が可能なプログラマブルなネットワーク仮想化ソリューションです。またハイパーバイザを使用していないベアメタルサーバやストレージもオーバーレイ上の仮想トポロジに参加させる事が可能であるため、既存環境からクラウドサービスへのマイグレーション、およびサーバ筐体単位のサービス提供などのシナリオにも対応が可能です。
<株式会社IDCフロンティアについて>
株式会社IDCフロンティアは、Yahoo! JAPANグループのクラウドコンピューティングとデータセンター事業を担う戦略的子会社として、クラウド事業、データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営を事業内容とし、日本のビジネスシーンの発展と活性化を支える情報技術基盤を提供しています。長年の経験で培った高信頼データセンターを全国で運用しており、SaaS/PaaS/IaaS に代表される高付加価値サービスの開発と提供に取り組み、ビジネスユーザーのクラウドコンピューティングやオープンプラットフォームの利活用を推進しています。
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷4-29
代表取締役社長: 中山 一郎
株主: ヤフー株式会社 (100%)
URL:http://www.idcf.jp/(日本サイト)
<Nuage Networksについて>
Nuage(ニュアージュ)は、フランス語で「雲(クラウド)」を意味します。シリコンバレーに拠点を置く新興企業、Nuage Networksは、画期的なテクノロジーとネットワーキングに関する豊富なノウハウを組み合わせた独自のサービスを、一般企業や通信事業者に提供します。斬新な発想を駆使することで、高度なスケーラビリティとプログラマビリティを備え、キャリアグレードの高信頼性を誇るSDNソリューションの開発に取り組んでいます。アルカテル・ルーセントの躍進するIP事業部を母体とするNuage Networksは、世界最大級のクラウドのニーズにも対応できます。クラウドが示す理想を現実のものとして提供すること、それがNuage Networksのミッションです。
<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)はグローバル通信の分野をリードする企業であり、IPおよびクラウド・ネットワーキングの製品や革新的なソリューションを提供しています。また、サービスプロバイダとそのお客様、世界中の各種法人及び政府機関に対し、超高速ブロードバンドの無線/固定アクセスを提供しています。
アルカテル・ルーセントは、音声電話技術からデータ、ビデオ、情報の高速デジタル・デリバリーへ移行しつつある業界を牽引しています。これを支えるのはベル研究所です。ベル研究所はアルカテル・ルーセントが擁する研究所で、世界最先端の研究開発機関の一つであり、数えきれないほど多くの技術革新によりネットワーキングと通信業界の形成を担ってきました。
アルカテル・ルーセントは、これまでの技術革新が認められ、トムソン・ロイター社が世界で最も革新的な企業100社を選出する「Top100グローバル・イノベータ」の1社に選出されました。また、MITテクノロジー・レビュー誌による「世界で最も革新的な企業」50社の2012年度ランキングにも選出されています。さらに、ダウ・ジョーンズ社の「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス2013」において、技術ハードウェア&装置部門のインダストリー・グループ・リーダーに選定されています。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)」という企業ミッションのとおり、グローバル・コミュニケーションをより持続可能に、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。
アルカテル・ルーセントはフランスのパリに本社を構える法人で、2012年の売上高は144億ユーロ。ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
URL:http://www.alcatel-lucent.com//ブログ:http://www.alcatel-lucent.com/blog/
ツイッター:http://twitter.com/Alcatel_Lucent
<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:二コラ・ブーベロ(Nicolas Bouverot)/資本金:4億円/URL(日本サイト):http://www.alcatel-lucent.co.jp
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 クルザーチエ・キャロリーヌ
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7024
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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