2014年01月30日 16:00

Nordic Semiconductor、設計とエンジニアリングに関する日本企業へのサポートを強化

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Bluetooth low energyとANT+対応の設計ならびにRFモジュールに関するお客様からのサポート要請に迅速に対応するため、社内の人員を増強すると共に代理店各社との協力を緊密化

2014130日、東京発 -超消費電力(ULP)無線技術の専門企業であるNordic Semiconductor ASA(OSE: NOD、以下Nordic)は本日、日本のOEM(Original Equipment Manufacturer)およびODM(Original Design Manufacturer)各社からのサポート要請の高まりに応え、エンジニアリング関連の人員を増強すると共に代理店との協力をさらに緊密化すると発表しました。サポート強化の背景には、NordicのnRF51 Series Bluetooth(R) low energyおよびANT+システムオンチップ(SoC)を採用する日本企業およびNordic SoCに基づく一体型RFモジュールを設計する大手ODMの増加があります。
Nordicは現在http://www.nordicsemi.comにてウェブベースのサービスを提供しており、お客様はサイト上で、Nordicの設計本社(ノルウェー・トロンヘイム)のサポートエンジニアに直接ご連絡いただけます。さらにサポートが必要な場合には、Nordic Developer Zone(https://devzone.nordicsemi.com/)が新しく開設されています。このNordic Developer Zoneでは開発者相互による質問の投稿と回答、アプリケーション・コードや技術資料の共有、および提起された問題を解決することができた「正しい回答」へのマーク付けなどが可能です。

Nordicの日本スタッフはまた、日本のNordic代理店各社に所属するFAE(Field Application Engineer)への教育とサポートも提供します。Nordicの代理店である丸紅情報システムズと三信電気はいずれもNordicと長年にわたる関係を構築し、Nordicの技術に精通しています。Nordicが提供するリファレンスデザインに加え、代理店各社は自社の設計センターを使いNordicの無線通信技術を使った自らのリファレンス製品を開発しています。これらのリファレンス製品は、OEMやODMが自社の設計に利用することのできる基盤であり、すでに有効性が立証されています。

Nordicの日本でのネイティブサポート強化を通じ、日本企業はApple、Microsoft、およびGoogleなどの主要ベンダーから提供されるスマートフォン、タブレット、およびPC向けオペレーティングシステムによるBluetooth low energyのネイティブサポートをはるかに活用しやすくなります。このネイティブサポートにより、アクセサリー(たとえばスマートフォンやタブレットアプリケーションにワイヤレスでリンクするフィットネスモニターなどのBluetooth low energy対応アクセサリーなど)、PC向けのワイヤレス周辺機器、スマートTV用リモコンなどをはじめとする製品の開発が簡素化されます。さらにソニーを含む複数のスマートフォンベンダーからは、ANT+接続技術を組み込んだ製品がすでにリリースされており、市場ですでに多くの実績のある“もう一つのULP無線技術(ANT+)”でのスマートフォンへのシームレス接続性がOEMやODMに提供されています。

さらに日本の大手ODMであるBraveridge、富士通コンポーネント、ホシデン、SMK、および太陽誘電は、NordicのBluetooth low energy/2.4GHz対応システムオンチップ(SoC)のnRF51822をベースに、RFモジュールを開発しています*1。これらのモジュールにはNordicが提供する認証済のBluetooth low energyスタックが「SoftDevice」と言う構造で供給されるため、RFの専門知識のない開発者も短期間のうちに新たなBluetooth Smartアプリケーションを開発することができます。

*1: nRF51822について
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-nRF51822

Nordic Semiconductorの日本担当カントリー・マネージャー、山崎 光男は次のように述べています。
「現在はULP無線の分野が非常に活発化しています。ANT+は大規模なエコシステムが構築されている定評ある技術であり、またBluetooth low energy規格を組み込んだBluetooth v4.0は世界の主要な家電企業の間に急速に普及しています。このような要因により、日本においてもこれらの技術を活用する革新的な製品を生み出すことの出来る巨大な市場が誕生しています。Nordicは、自社の高度な経験を持つエンジニアと、高い評価を持つ代理店パートナーのエンジニアを通じ、業界をリードするチップソリューション、リファレンス設計、および日本向けのエンジニアリングサポートを提供することで、日本企業のULP無線対応製品の迅速な商用化を支援していきます。」

NordicはBluetooth low energyの規格を定義したグループの中心的企業です*2。Nordicは自らが開拓した分野において、クラスをリードする独自の技術で、相互互換性を備えた何世代ものULP無線接続ソリューションを開発し、その経験から得た何十年分にも及ぶノウハウをBluetooth low energy規格に提供しています。

*2: Bluetooth low energyについて
http://tinyurl.com/BluetoothLE

Nordicはまた2005年以来、カナダのコクランにあるANT Wirelessとも優れた協力関係を維持してきました。このANT+ Allianceは400社を超える企業から構成されたオープンなSIG(special interest group)です。

Nordicの最新のnRF51シリーズのシステムオンチップ(SoC)には、受賞歴を持つ複数のnRF51822 Bluetooth low energyデバイスとnRF51422 ANT SoCが含まれます*3。nRF51シリーズの新製品であるnRF51922は、ANT+とBluetooth low energyによる無線接続をひとつのチップで実現しています。

*3: nRF51422について
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-nRF51422

Bluetooth low energy, Bluetooth Smart, and Bluetooth Smart Readyについて(英語サイト)
http://tinyurl.com/BluetoothLE

nRF51822について(英語サイト)
http://tinyurl.com/nRF51822

nRF51422について(英語サイト)
http://tinyurl.com/nRF51422-press

Nordic Semiconductor ASAサイトについて(英語サイト)
http://tinyurl.com/NordicSemi


【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】

Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内) 
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com

本社お問い合わせ(ノルウェー)
Marketing contact: Anne Strand
TEL: +47 22 51 10 62
Fax: +47 22 51 10 99
E-mail:Anne.Strand@nordicsemi.no
Website:http://www.nordicsemi.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

Nordic Semiconductor
商号
Nordic Semiconductor(ノルディックセミコンダクター)
代表者
山崎 光男(ヤマザキ ミツオ)
所在地
〒220-0022
神奈川県横浜市西区花咲町6-145 横浜花咲ビル9F
TEL
045-620-0162
業種
製造・メーカー(電気・電子)
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
http://www.nordicsemi.com/
IR情報
http://www.nordicsemi.com/eng/Investor-Relations

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.