2014年01月08日 13:30

「エネルギー産業におけるROV（遠隔操作無人探査機）の世界市場2014年-2024年」市場調査レポート最新2014年版刊行

リサーチステーション合同会社は、英国Visiongain社の最新リサーチ「エネルギー産業におけるROV（遠隔操作無人探査機）の世界市場2014年-2024年」のお取扱いを開始しました。

【レポート紹介】
遠隔操作無人探査機（Remotely operated vehicles （ROVs））は、エネルギー産業で行われるほぼ全ての水中活動にとって不可欠の物になっていると言えるでしょう。今やROV無しには海底インフラに関する重要な設置作業、検査、保守、そして解体廃棄活動は成り立ちません。海洋環境での活動が一層複雑化し、作業量も増大するにつれて、ROVに対する需要も拡大しています。こうした背景を踏まえてVisiongain社ではROVの新サービスと新規建造に対する支出の強力な成長を予測しています。
欧州は北海生産と掘削活動の減少によってROVサービスへの需要が減少すると見込まれる唯一の地域ですが、それでも解体廃棄と保守活動が支出水準を支えると見られます。深海および超深海探査・生産もROVサービスへの支出を下支えするでしょう。掘削支援活動と海底インフラ設置は検査や保守活動によって補完されます。油田延命への試みは既存ROV船団の年間タスク量を増やしています。稼働率は向上しROV船団は年々拡張されています。
老朽化するインフラは、海上での解体廃棄や保守活動の量を増大させています。メキシコ湾原油流出事故以降、特に北米における安全基準の強化もまたこうした活動の頻度を増やすことにつながっており、これらは全てROV需要へ直結するものです。
海洋ガス開発、特にオーストラリア沿岸、東地中海と東アフリカ沿岸、はROVサービスへの新規需要を創出しています。海洋ガス田からの抽出、精製についてはFLNGなどの低コスト負担の方法があるため、ガス産業におけるこの新規トレンドは将来のROV関連支出を予測する上で大きな意味を持っていると言えそうです。
これらの背景分析の結果、Visiongain社では世界のROV関連支出は2014年に24億9600万ドルに達すると推計しています。ROV市場は1）ROVオペレーション・サービス市場、および2）ROV新規建造市場の2つから成っています。後者は前者への需要に連動しますが、ROVの低い廃棄率と既存機改修での対応などは新規建造への下方圧力となるでしょう。

【英文市場調査レポート】
エネルギー産業におけるROV（遠隔操作無人探査機）の世界市場2014年-2024年
Remotely Operated Vehicles （ROV） in the Energy Industry 2014-2024
http://researchstation.jp/report/Visiongain/ROV2024_VGN141.html

【レポート構成概要】
・遠隔操作無人探査機（ROV）新規建造+サービスの世界市場予測2014-2024年
・市場の詳細支出予測（$US）、競合分析、市場の促進要因と阻害要因、市場シェア
・全201ページ
・156個のデータ表、グラフ類で市場を定量化
・ROV業界専門家オピニオンインタビュー：Saab-Seaeye
・主要地域別ROVオペレーション・サービス市場支出予測
● Africa
● Asia Pacific
● Europe
● North America
● Rest of the World
● South America
・主要地域別ROV新規建造市場（CAPEX）
● Europe
● North America

・ROVタイプ別市場予測（CAPEX）
- 軽量級ROV。Forecast and analysis for CAPEX on Observation, Inspection and Light Work-Class ROVs for the energy industry.
- 中・重量級ROV. Forecast and analysis for CAPEX on Medium and Heavy Work-Class ROVs for the energy industry.
- 自立型無人潜水艇（AUV）新規建造。Forecast and analysis for CAPEX on AUV new builds for the energy industry from 2014 to 2024.

・参入障壁分析
● 地域別geographical market space in which ROVs will be utilised
● 新規建造タイプ別new build ROV type

・PEST分析（政治、経済、社会、技術分析）
- Oil price considerations
- The importance of government regulations
- Emerging trends in the offshore environment, such as the mobile offshore drilling, decommissioning and deepwater and ultra-deepwater markets.
・既存ROV船団詳細
● ROV type
● ROV operator
・オペレーター別ROV船団数の将来予測
・地域別、解体廃棄の主要規制情報（ROV促進要因）
・主要海底設置、掘削プロジェクト情報
・バリューチェーン分析
・リーディング企業16社（ROV製造メーカー）プロフィール。製品検証、船団、将来展望
- Canyon Offshore
- DeepOcean Group
- DOF Subsea
- Forum Energy Technologies
- Fugro
- Halling Marine
- Harkand
- IKM Subsea
- Oceaneering International
- Saab Seaeye
- Saipem
- Schilling Robotics
- Soil Machine Dynamics （SMD）
- Subsea 7
- Technip
- VideoRay

★当レポート詳細目次は下リンクより当社ウェブサイトをご参照ください。
http://researchstation.jp/report/Visiongain/ROV2024_VGN141.html

発行元：Visiongain（英国）
Visiongain is a trading partner with the US Federal Government
日本販売代理店：リサーチステーション合同会社
取扱い開始：2014年1月8日

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