1stホールディングスグループのウイングアーク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内野弘幸)は、株式会社メガネスーパーが、経営基盤強化のためにKPI(重要業績評価指標)をリアルタイムに把握・分析することを目的に「Dr.Sum EA」と、BIコンサルティングサービスを採用したことを本日お知らせします。
【導入の背景】
熾烈な競争を繰り広げるメガネ業界にあって、メガネスーパーでは、現在「第二の創業」と位置付ける大規模な改革を推進しています。「眼から日本中のみんなを元気にしたい」というスローガンのもと、成長が期待されるアイケア(眼の健康)分野に経営資源を重点的に配分し、従来の売上重視から収益(粗利)重視へのビジネス戦略の転換を図っています。
同社は経営改革を進める上で、今あるシステムのデータを統合して分析・判断できる環境づくりと、経営層から本部、店舗スタッフまでそれぞれの立場で収益の推移を“見える化”することができるKPIマネジメントの仕組みの構築が必須と考え、2012年3月に「Dr.Sum EA」によるBI基盤の導入を決定しました。
「Dr.Sum EA」については、必要とする情報を集計表やグラフで分かりやすく表示できることや、利用者がWebブラウザーを使って簡単に閲覧することが可能なこと、KPIの構成要素を自由に組み合わせる多目的受注分析にも対応していることが評価ポイントになりました。また、構築プロセスにおいては、BIコンサルティングサービスのBIに関する豊富な実績やノウハウを高く評価いただきました。
【導入の効果】
BIシステム構築におけるフェーズ1として、営業本部や商品本部など各部門の様々なKPIを“見える化”することを実現しました。「Dr.Sum EA」により、KPIの構成要素をドリルダウンしながらリアルタイムに閲覧できるようになり、データ活用への意識が高まりました。この仕組みを、本社だけでなく、ブロック、エリアリーダー、店舗まで浸透させることで、それぞれの立場で収益の推移と、KPIを把握できるようになりました。
具体的な導入効果としては、以下が挙げられます。
● 個人、店舗、エリア、ブロック、本社の階層別に状況の“見える化”を実現
● データを活用した販売スタイルへの意識改革を推進
● データ抽出依頼の減少でシステム管理部門の負担軽減
また、同社ではフェーズ2として、2012年11月よりさらなるBI活用の定着・浸透を目指して展開を進めています。
●BIシステムの継続的なブラッシュアップ
●主要な分析情報をグラフ化し、閲覧時間の限られている店舗での情報把握の簡易化
●店舗でのアクションに直結する分析情報の提供
●エリアリーダー向けとして、エリア内店舗の受注実績を閲覧可能とする
●個人別目標に関するデータのBIシステムでの閲覧
【今後の展開】
こうした実績をもとに、メガネスーパーはBIシステムのさらなる高度活用を推進していく考えです。次のステップで目指している大きなテーマの一つは、「顧客データベースとの連携」です。収益の推移を商品軸で閲覧することに加え、“お客様”という新しい軸からも様々なデータを集約・分析できる仕組みを追加することを構想しています。CRM(顧客リレーションシップ管理)やSFA(営業支援)といった役割も、BIシステムに持たせ、さらには、各店舗にタブレット端末(iPad)を配布し、店舗スタッフが接客を行いながら、より容易にデータの入力や活用を行える環境を整えていく計画です。
<株式会社メガネスーパー 取締役執行役員 束原 俊哉様のコメント>
「ウイングアークのBIコンサルティングは、本部や店舗でのヒアリングを重ねた上で、われわれの意図するKPIの“見える化”を『Dr.Sum EA』上に反映してくれました。その過程において要件が変更されることもありましたが、代替案を含め柔軟に対応いただき、最終的に期限内に品質の高いシステムをカットオーバーできました。BIに関する豊富な実績やノウハウがあってこそ、この短期間で満足のいくシステムが構築できたと言えます」
詳細については下記URLをご参照ください。
■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=145
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク株式会社
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー14F
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