株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:萩野正昭、以下:ボイジャー)は11月1日より、自社の運営する「BinB store(ビー イン ビー ストア)」にて、電子書籍として『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』の発売を開始いたします。
『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』は、オライリー社(O'Reilly Media, Inc. 本社:米国カリフォルニア)が2013年2月に英語版として発表したもので、ボイジャーが、その日本語版を出版することになりました。今年2月に出版された『マニフェスト 本の未来』に続く、ボイジャーとオライリー社との契約、第2弾となります。
『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』の価格は本体500円+税、電子書籍のみの発売です。ボイジャー「BinB store」での先行発売の後、相当期間(約1ヶ月)をおき、他の電子書店でも販売展開を行ってまいります。
『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』は、オライリー社(O'Reilly Media, Inc. 本社:米国カリフォルニア)が2013年2月に英語版として発表したもので、ボイジャーが、その日本語版を出版することになりました。今年2月に出版された『マニフェスト 本の未来』に続く、ボイジャーとオライリー社との契約、第2弾となります。
『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』の価格は本体500円+税、電子書籍のみの発売です。ボイジャー「BinB store」での先行発売の後、相当期間(約1ヶ月)をおき、他の電子書店でも販売展開を行ってまいります。
▲ BinB storeの採用する読書システム「BinB」なら縦書きでの閲覧も可能
書影ダウンロード http://www.voyager.co.jp/hodo/images/img_131029/cover.png
出版のルールはどう変わったのか、アマゾン「帝国」に希望はあるか、出版社と読者をつなぐテクノロジーは……? 世界中のトップ・イノベーターや出版ビジネスのエキスパートが集まるTOCカンファレン(Tools of Change for Publishing)のコミュニティで日夜行われてきた議論を、12のテーマ(イノベーション、DRM、オープン、マーケティング、フォーマット等)に沿って編み直した、出版人およびデジタルによる産業変革に直面する全ての企業人のための一冊です。変貌を遂げる本の世界にあって、どうしたらいいのだろうか? 自らの未来を自らの手でたぐり寄せようとする、世界の声がここには記録されています。12の章に簡潔にまとめられた発言は、予言を裏付ける論考です。
■書籍情報
書名:
ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略
(原書 “Best of TOC, 3rd Edition--Analysis and Ideas About the Future of Publishing”)
編者:
オライリー・メディア
訳者:
秦 隆司/宮家あゆみ/室 大輔
出版社:
ボイジャー
価格:
本体500円+税
目次:
第1章 イノベーション
アジャイル方式が出版社を救う/パーセプティブ・メディア:古いメディアの壁を打ち破る/Kindle Fire対iPad:「まずまず」では勝てない/古いものにも価値がある など
第2章 収益モデル
いまやコンテンツだけでは勝負できない/アマゾンとeBookとプロモーション/中古eBookの新しい命/書籍内課金/中古eBookのエコシステムが有意義な理由
第3章 リッチコンテンツ
インタラクティビティ:まだ理屈に合わない過渡期にいる現状/eBookはこれで十分?
第4章 データ
データを物語に変換する/崩壊する出版マーケティングをビッグ・データが救う/「ビッグ・ブラザー」のようなeBook書店の登場?
第5章 DRMと囲い込み
eBookフォーマットの標準化とDRM放棄の時代が来た!/問題を解決しない「軽量」DRM/アマゾンの中性化/アマゾン庭園の囲いを高くするレンガ、Kindleシリアルズ など
第6章 オープン
「オープン」出版の未来/フリーと媒体 VS メッセージ/オープンAPIで読者コミュニティを作る/一度買えば、同期はどこでも
第7章 マーケティング
基本的には変わっていないオーサー・プラットフォームと急速に変化を遂げるツール/eBookサンプルの悲しい現状と4つの改善法/図書館と出版社の協力:ディスカバラビリティと流通 など
第8章 ダイレクトセールス
隠れた傾向を明らかにするダイレクトセールス/直販チャネルと新しいツールがもたらす自由と柔軟性/ブランドですよ、お馬鹿さん! など
第9章 法律
フェアユース:言論の自由の主観的で狭く入り組んだ安全地域/eBookの貸出し VS 所有/削除要求を招いたスクリーンショット、リンク、賞賛の言葉
第10章 フォーマット
オープンウェブのためのポータブル・ドキュメント/iOS6 とAndroidとHTML5:最後に残るのはどの出版プラットフォーム?/レスポンシブ・コンテンツ など
第11章 価格
海賊版と価格と秘蔵eBook/ページ数と価格と価値についての提案/eBookの価格とフォーマットの明るい未来
第12章 プロダクション
ニュー・ニュー・タイポグラフィ/BookJSはブラウザを印刷物の組版エンジンに変える/InDesign VS CSS/数式の組版/Kindleほしいものリスト(2013年版) など
■販売情報
発売日:
2013年11月1日(金)10:00
販売書店:
BinB store http://binb-store.com/
(BinB storeのほか、達人出版会にて11月1日より先行販売。他書店では約1ヶ月の後に発売予定)
商品詳細 パンフレットPDF:
http://www.voyager.co.jp/bookrelease/bestoftoc/btoc2013.pdf
閲覧方法:
BinB storeにてご購入後は、ストア内の「私の書斎」よりBinB閲覧(ブラウザでの閲覧)が可能。またBinB storeでご購入いただいた方は、ご希望によりEPUB 3/PDFファイルのダウンロードが可能です。EPUB 3/PDFの閲覧にはお手持ちのEPUB 3リーダーまたはPDFリーダーをご利用ください。
■日本語版の刊行にあたって(抜粋)
本書の原書タイトルにもある「TOC」は、オライリー社が開催したカンファレンスの名前です。TOCには「Table Of Contents(目次)」という意味もありますが、このTOCは「ツールズ・オブ・チェンジ・フォー・パブリッシング」の頭文字をとったものです。ツールズ・オブ・チェンジ、つまり変化の道具とは、出版基盤の変化すべてを指しています。
2007年、第1回目のTOCカンファレンスの開催にあたって、ティム・オライリー氏は自社のWebサイトで出版を次のように言い表しました。
「出版とは紙の上にインクを乗せることではありません。その紙の固まりを倉庫へ、そして読者へと移動させていくことでもありません。それは、知識の種をまくこと、学ぶこと、楽しむこと、主題の重みを表現することです。これが読者のために著者と出版社がすべき本当の仕事です。その仕事の意味を再考している人は大勢います。インターネット時代の今日、徐々に姿を現そうとしています。」
同時にTOCの目的を記しています。
「カンファレンスの目的は、出版の境目を押し広げようとしている人々と、そこから学ぼうとする人々を一堂に集め、言ってみれば、現代のパブリッシャーのためのTOCを提供することです。スピーカーたちは、新たな波を乗りこなす前向きで革新的なパブリッシャー、インターネットというメディアのために出版を再構築しようとしている技術イノベーター、そして変化という仕事を手助けしようとしている技術プロバイダーです。」
TOCの活動はカンファレンスに留まらず、TOCコミュニティによるWebサイト、ポッドキャスト、講演ビデオアーカイブへと広がりました。コミュニティサイトでは活発な意見交換が行われました。本書はこのサイトに寄せられた投稿記事をまとめたものです。
鎌田純子(株式会社ボイジャー 取締役)
〈報道関係お問い合わせ先〉
株式会社ボイジャー 高山みのり
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-41-14
電話: 03-5467-7070 / FAX: 03-5467-7080
Email:infomgr@voyager.co.jp
書影ダウンロード http://www.voyager.co.jp/hodo/images/img_131029/cover.png
出版のルールはどう変わったのか、アマゾン「帝国」に希望はあるか、出版社と読者をつなぐテクノロジーは……? 世界中のトップ・イノベーターや出版ビジネスのエキスパートが集まるTOCカンファレン(Tools of Change for Publishing)のコミュニティで日夜行われてきた議論を、12のテーマ(イノベーション、DRM、オープン、マーケティング、フォーマット等)に沿って編み直した、出版人およびデジタルによる産業変革に直面する全ての企業人のための一冊です。変貌を遂げる本の世界にあって、どうしたらいいのだろうか? 自らの未来を自らの手でたぐり寄せようとする、世界の声がここには記録されています。12の章に簡潔にまとめられた発言は、予言を裏付ける論考です。
■書籍情報
書名:
ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略
(原書 “Best of TOC, 3rd Edition--Analysis and Ideas About the Future of Publishing”)
編者:
オライリー・メディア
訳者:
秦 隆司/宮家あゆみ/室 大輔
出版社:
ボイジャー
価格:
本体500円+税
目次:
第1章 イノベーション
アジャイル方式が出版社を救う/パーセプティブ・メディア:古いメディアの壁を打ち破る/Kindle Fire対iPad:「まずまず」では勝てない/古いものにも価値がある など
第2章 収益モデル
いまやコンテンツだけでは勝負できない/アマゾンとeBookとプロモーション/中古eBookの新しい命/書籍内課金/中古eBookのエコシステムが有意義な理由
第3章 リッチコンテンツ
インタラクティビティ:まだ理屈に合わない過渡期にいる現状/eBookはこれで十分?
第4章 データ
データを物語に変換する/崩壊する出版マーケティングをビッグ・データが救う/「ビッグ・ブラザー」のようなeBook書店の登場?
第5章 DRMと囲い込み
eBookフォーマットの標準化とDRM放棄の時代が来た!/問題を解決しない「軽量」DRM/アマゾンの中性化/アマゾン庭園の囲いを高くするレンガ、Kindleシリアルズ など
第6章 オープン
「オープン」出版の未来/フリーと媒体 VS メッセージ/オープンAPIで読者コミュニティを作る/一度買えば、同期はどこでも
第7章 マーケティング
基本的には変わっていないオーサー・プラットフォームと急速に変化を遂げるツール/eBookサンプルの悲しい現状と4つの改善法/図書館と出版社の協力:ディスカバラビリティと流通 など
第8章 ダイレクトセールス
隠れた傾向を明らかにするダイレクトセールス/直販チャネルと新しいツールがもたらす自由と柔軟性/ブランドですよ、お馬鹿さん! など
第9章 法律
フェアユース:言論の自由の主観的で狭く入り組んだ安全地域/eBookの貸出し VS 所有/削除要求を招いたスクリーンショット、リンク、賞賛の言葉
第10章 フォーマット
オープンウェブのためのポータブル・ドキュメント/iOS6 とAndroidとHTML5:最後に残るのはどの出版プラットフォーム?/レスポンシブ・コンテンツ など
第11章 価格
海賊版と価格と秘蔵eBook/ページ数と価格と価値についての提案/eBookの価格とフォーマットの明るい未来
第12章 プロダクション
ニュー・ニュー・タイポグラフィ/BookJSはブラウザを印刷物の組版エンジンに変える/InDesign VS CSS/数式の組版/Kindleほしいものリスト(2013年版) など
■販売情報
発売日:
2013年11月1日(金)10:00
販売書店:
BinB store http://binb-store.com/
(BinB storeのほか、達人出版会にて11月1日より先行販売。他書店では約1ヶ月の後に発売予定)
商品詳細 パンフレットPDF:
http://www.voyager.co.jp/bookrelease/bestoftoc/btoc2013.pdf
閲覧方法:
BinB storeにてご購入後は、ストア内の「私の書斎」よりBinB閲覧(ブラウザでの閲覧)が可能。またBinB storeでご購入いただいた方は、ご希望によりEPUB 3/PDFファイルのダウンロードが可能です。EPUB 3/PDFの閲覧にはお手持ちのEPUB 3リーダーまたはPDFリーダーをご利用ください。
■日本語版の刊行にあたって(抜粋)
本書の原書タイトルにもある「TOC」は、オライリー社が開催したカンファレンスの名前です。TOCには「Table Of Contents(目次)」という意味もありますが、このTOCは「ツールズ・オブ・チェンジ・フォー・パブリッシング」の頭文字をとったものです。ツールズ・オブ・チェンジ、つまり変化の道具とは、出版基盤の変化すべてを指しています。
2007年、第1回目のTOCカンファレンスの開催にあたって、ティム・オライリー氏は自社のWebサイトで出版を次のように言い表しました。
「出版とは紙の上にインクを乗せることではありません。その紙の固まりを倉庫へ、そして読者へと移動させていくことでもありません。それは、知識の種をまくこと、学ぶこと、楽しむこと、主題の重みを表現することです。これが読者のために著者と出版社がすべき本当の仕事です。その仕事の意味を再考している人は大勢います。インターネット時代の今日、徐々に姿を現そうとしています。」
同時にTOCの目的を記しています。
「カンファレンスの目的は、出版の境目を押し広げようとしている人々と、そこから学ぼうとする人々を一堂に集め、言ってみれば、現代のパブリッシャーのためのTOCを提供することです。スピーカーたちは、新たな波を乗りこなす前向きで革新的なパブリッシャー、インターネットというメディアのために出版を再構築しようとしている技術イノベーター、そして変化という仕事を手助けしようとしている技術プロバイダーです。」
TOCの活動はカンファレンスに留まらず、TOCコミュニティによるWebサイト、ポッドキャスト、講演ビデオアーカイブへと広がりました。コミュニティサイトでは活発な意見交換が行われました。本書はこのサイトに寄せられた投稿記事をまとめたものです。
鎌田純子(株式会社ボイジャー 取締役)
〈報道関係お問い合わせ先〉
株式会社ボイジャー 高山みのり
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-41-14
電話: 03-5467-7070 / FAX: 03-5467-7080
Email:infomgr@voyager.co.jp