【食品】特許資産規模ランキング、トップ3は味の素、日本たばこ産業、サントリー～明治、キリン、カルピスが躍進

株式会社パテント・リザルトは2013年10月28日、独自に分類した「食品」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「食品業界　特許資産規模ランキング」をまとめ、ランキングデータの販売を開始しました。

2012年4月1日から2013年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。このランキングにより、件数比較だけでは見られない、特許総合力の評価が可能になります。

その結果、1位 味の素、2位 日本たばこ産業、3位サントリーホールディングスという結果になりました。

1位の味の素は「甘味物質として使用可能な非天然型である立体異性体の塩の結晶」や、「たんぱく質を特定量含有する液状もしくは半固形状の新規な栄養組成物」に関する技術などが注目度の高い技術として挙げられます。

2位の日本たばこ産業は、前年度の7位から5ランク上昇しました。注目度の高い特許には、「炭素質加熱源を備えた非燃焼型喫煙物品」や「チャコールフィルタシガレットのためのメンソール送出システム」に関する技術などがあります。

3位のサントリーの注目度の高い特許には「お茶の成分を用いて、脂肪の分解酵素であるリパーゼを阻害し、血中の中性脂肪低減する、健康増進を目的とした飲食料」や「電子線の照射によって樹脂製容器が帯電することを防止できる電子線容器殺菌装置」に関する技術などがあります。

このほか、明治、キリンビール、カルピス、J-オイルミルズなどが前年度から大きく順位を上げています。明治は「風味物質が添加されたポーションタイプの表面熟成軟質チーズ」などが、キリンビールは「積み重ね用機能と、積み重ねた場合の回り止め機能を有するスタッキングボトル」、カルピスは「乳酸菌の菌体を有効成分とするＴ細胞のアポトーシス誘導剤」、J-オイルミルズは「油脂加工澱粉」などの技術が注目度の高い特許として挙げられます。

詳細については、ランキングデータ「食品　特許資産規模ランキング」にてご覧いただけます。

■価格：5万2500円（税込）
お申し込みは下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2013/10/food.html


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