2013年10月16日 09:00

憲法改正を歴史的使命と任ずる安倍首相の下で、改憲議論が沸騰中。護憲派も改憲派も今、憲法を語るために、まずはこの一冊を。憲法学者・水島朝穂『はじめての憲法教室』(集英社新書)、10月17日(木)発売!

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「憲法は国民が守るもの」との誤解が多いが、本来は国家権力の暴走を縛るためのものである。このような考え方を立憲主義という。こうした憲法の基本を押さえつつ、「そもそも憲法とは何か」「ここだけは変えてはならない一線とは何か」「改憲にはいかなる手続き、作法が求められるか」などを考察。さらに自民党の改憲草案や読売新聞の憲法世論調査も取り上げ、改憲議論の問題点を整理。初心者にも分かりやすく伝える絶好の書!

2013年夏の参院選で自民党が圧勝。
次期衆院選まで“黄金の3年間”とも評される安倍政権。
その勢いにのって憲法改正が現実味を帯びる中、護憲派・改憲派といった二元論ではなく、
憲法の大前提である立憲主義の考え方をもとに、憲法の意義について説いていく
本書は、早稲田大学法学部教授・水島朝穂とそのゼミ生が繰り広げる、
日本国憲法をめぐる白熱した議論と、
そこから浮かび上がる現行憲法の“争点”についての水島の解説で構成される。
憲法について深い知識を持たなくても、現在、論争となっている集団的自衛権行使や96条の改正など、
憲法のさまざまな問題点を理解することができる。
憲法をはじめて学ぶ人はもちろん、政府の詭弁にだまされないためにも必読の一冊。
【目次】
プロローグ―憲法改正を語る前に
早稲田大学法学部「水島ゼミ」について
第一章 憲法とは何か
第二章 自衛隊と国防軍、違うのは名称だけではない?
第三章 統治について―二院制は必要か?
第四章 人権を制限する憲法改正とは?
第五章 憲法条文の読み解き方
エピローグ―憲法改正の「作法」
あとがき
『はじめての憲法教室 憲主義の基本から考える』
著者 水島朝穂(みずしま・あさほ)
定価735円(税込) ISBN 978-4-08-720712-5
【著者プロフィール】
1953年東京生まれ。早稲田大学法学部教授。専門は、憲法学、法政策論、平和論。
『憲法「私」論』(小学館)、『18歳からはじめる憲法』(法律文化社)、
『戦争とたたかう―憲法学者・久田栄正のルソン戦体験』(岩波現代文庫)など著書多数。
「96条の会」発起人。
オフィシャルサイト(http://www.asaho.com)にて、憲法に関するさまざまな発信を行っている。
【集英社新書ウェブサイト】 http://shinsho.shueisha.co.jp/

【お問い合わせ】集英社広報部 03-3230-6314

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会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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