当イベントは、全国から、多くのソーシャルビジネスを募り、事前審査を突破した9名のファイナリストがプレゼンテーションを行い、各賞を決定・発表するものです。客観的な評価をするため、各方面の見識者による審査とご来場の405名の観覧者にその実現性を問う公開式で行われました。
http://socialvalue.jp/final/2013summer/index.html
【各賞の概要】
本大会では5つの賞が設けられました。1つ目は、やむにやまれぬ思いで活動を始めた、創業3年未満の社会起業家に贈られるスタートアップ大賞。2つ目は、成長著しい創業3年以上の社会起業家に贈られるグロースアップ大賞。3つ目は、企業内で社会の問題解決とビジネスの発展を両立させる人に贈られるソーシャルイントラプレナー大賞。さらに、ファイナリスト9人のうち、会場からの得票数が最も多かった社会起業家には共感大賞を授与。また、特別賞としてエン・ジャパン株式会社から、1,000万円の出資交渉権が得られるエン・ジャパン大賞が特別賞として設置されました。
【結果発表】
「笑顔あふれる毎日をお届けする訪問美容」のテーマでプレゼンをした小池由貴子さんが、スタートアップ大賞と共感大賞をダブル受賞「発達障害者が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍できる社会へ」のテーマでプレゼンをした鈴木慶太さんが、グロースアップ大賞、エン・ジャパン大賞をダブル受賞、「着地型観光ポータルサイト「旅の発見」で、旅を通じた地域社会の発展と繁栄に貢献」のテーマでプレゼンをした竹田 英樹さんがソーシャルイントラプレナー大賞を受賞しました。
スタートアップ大賞、共感大賞のダブル受賞!
「笑顔あふれる毎日をお届けする訪問美容」
訪問美容 と和 代表 小池由貴子(こいけゆきこ)さん
小池由貴子さんが発表した「笑顔あふれる毎日をお届けする訪問美容」が見事スタートアップ大賞を受賞しました。小池さんの原体験からの訪問美容という社会的な問題に取り組まれた事業は、来場者からの多くの共感と審査員の高い評価を得ました。共感大賞との2冠に輝き、圧巻の受賞です。田坂審査委員長から「魂に刻まれた想いの込められた事業でスタートされたことに、感銘を受けました」という言葉が贈られました。
【プレゼン内容】
自分自身が体験した車椅子生活の中で「自信を取り戻し笑顔になるきっかけ」を見つける事ができなかった。しかし友人の美容師が髪の毛をカットしてくれた事をきっかけに自信を取り戻す経験をした。そして「美容のチカラ」で自信を取り戻し、笑顔になるきっかけ作りができるのではないかと感じ、ご自宅でもお気軽に受けられる訪問美容サービスの必要性を感じた。そして自分の経験、自分が持っている美容のスキルを生かして、トータルビューティでケアできる訪問美容事業を立ち上げた。また様々な理由で美容師を辞めた後復職を願う人がたくさんいるが、なかなか復職する環境がない。その事からこの事業で潜在美容師の復職をサポートし、美容師の新しい働き方を作る。そして訪問美容でお客様のあたらしい生き方、美容師のあたらしい働き方をサポート。将来的は年齢、障害、関係なく誰でもご利用できるコミュニティーサロンをつくることが目標。
【受賞コメント】
このような賞を頂き、ありがとうございます。私一人でのプレゼンで取れた賞ではありません。支援・応援くださった人たちや、社会起業大学7期生のみなさん、先生方のおかげです。
【審査員(田坂 広志氏)コメント】審査で議論した中で、完成度の高いものでした。また、伝わってくるプランも多くありました。共感大賞も同時に取られたことも、それに相応しいプレゼンテーションであったからだと思います。何より、小池さん自身が、自らの病の中この事業を考えられた、社会起業大学の原体験です。魂に刻まれた想いのこめられた事業で、スタートされたことに感銘を受けました。その原体験を糧として頑張って欲しいと思います。おめでとうございます。
グロースアップ大賞、en-japan大賞のダブル受賞!
「発達障害者が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍できる社会へ」
株式会社Kaien 代表取締役 鈴木 慶太(すずきけいた)さん
今回より新設された、創業3年未満で、草の根的に活動する社会起業家を対象にしたグローズアップ部門の大賞は、Kaienの鈴木慶太さん「発達障害者が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍できる社会へ」が受賞されました。その事業が高く評価され、en-Japan大賞とのダブル受賞となりました。
【プレゼン内容】
kaienは発達障害の方が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍することを応援するプロフェッショナルファームです。発達障害、仕事、長所を活かすという3つの輪が重なる部分で事業を展開しています。大人向けには発達障害者に特化した職業訓練・就職活動支援を、企業に対しては発達障害の人材を紹介するサービスを行なっています。また発達障害の疑いのある大学生や10代向けにも、お仕事体験プログラムを提供しています。当社スタッフのほとんどは医療や福祉とはこれまで関係のなかったビジネスパーソンです。独自プログラムによって、発達障害の方と企業の双方に必要な支援を行うことで、発達障害者が社会で活躍できる場づくりをしています。
【受賞コメント】二つも貰っていいのかな?と思いますが、ありがとうございます。プレゼンの中で、発達障害のことが少しでも判って頂ければよいとも思いますし、家庭に帰って、話していただきたいです。
【審査員(秦 信行氏)コメント】
私の知り合いが発達障害の子どもを持つ母親なのですが、彼女は、「発達障害は個性だ。」と言います。私もそう思います。その個性にあった仕事はあると思います。ぜひ個性にあった仕事を支援していただきたいと思います。
ソーシャルイントラプレナー受賞!
「着地型観光ポータルサイト「旅の発見」で、旅を通じた地域社会の発展と繁栄に貢献」
株式会社ティー・ゲート ニューツーリズム事業部 課長
竹田 英樹(たけだひでき)さん
今回で二回目となるソーシャルイントラプレナー部門は、1年間のフィールド調査を経て、企業内で社会の問題解決とビジネスの発展を両立されている方を選出しています。3名が選出され、すでに素晴らしい実績をあげている3名からの大賞決定は甲乙つけがたいものでした。そんな中で竹 田英樹さんの株式会社ティー・ゲートが運営する「旅の発見」は、「地域の極上のコンテンツ」と評され、受賞致しました。
【プレゼン内容】
地域を潤すために、「観光」は重要な手段の一つですが、自然や生態系のみならず、地域の生活文化・「心」といった広範な意味での地域環境を破壊する負の面もあります。観光による地域振興にはこのような地域環境を最優先に考え、その上で顧客満足を前提とした観光に「利用されるの」ではなく「観光を利用した」継続的なビジネスモデル創出が欠かせません。近畿日本ツーリストと角川グループ共同出資による株式会社ティー・ゲートが運営する「旅の発見」は「地域のコンテンツ」を紹介し、地域に人を呼ぶ着地型観光のポータルサイトです。ITを通じて、地域資源を旅行者に紹介することで「持続可能な観光地域づくり」を目指しています。
【受賞コメント】
旅の力で地域を変えられると思っています。自分自身も地域活性を旅の力で行えると信じています。TPPを含め、どこの地域にも負けない事業にして、地域の一助になればと思っています。ありがとうございました。
【審査員(町井 則雄氏)コメント】
イントラプレナー部門が、今回で2回目ですが、社会ではどんな人物がイントラプレナーなのかと問われています。そんな中で、社会起業大学がイントラプレナーを賞として、表明しているので是非その点の認知に努めてください。竹田さんも会社のリソースを使い、イントラプレナーとして活躍していただければ、今後のイントラプレナーが社会的意義を持ってくると思います。今後の活躍に期待しています。
◆ノミネート
【ソーシャルイントラプレナー部門】
・濱﨑 祐一 (はまざきゆういち)氏
ソニー生命保険株式会社 ライフプランナー営業本部 ライフプランナー推進部 ライフプランニング推進課 統括課長)
テーマ :『ライフプランニング授業』で、自分らしい夢を持つことのすばらしさを感じてほしい!
・白砂 祐幸(しらすなまさゆき)氏 株式会社アイエスエフネットハーモニー 常務取締役
テーマ : ITを通じて、障がい者の「雇用」を促進し、「生きがい」「やりがい」「自立」を実現
【グロースアップ部門】
・市来 広一郎(いしきこういちろう) 氏 NPO法人atamista 代表理事
テーマ : たった一人から社会は変わる、100年後も豊かな暮らしができるまちづくり
・羽崎 貴雄(はざきたかお)氏 一般社団法人 鬼ごっこ協会 理事
テーマ : 「鬼ごっこのある街づくり」で子どもの生きる力の育成と地域の絆づくりに貢献
【スタートアップ部門】
・池澤 盛之(いけざわもりゆき) 氏 特定非営利活動法人 ファミリー 副理事
テーマ : 児童養護施設の子ども&旅立つ若者が「未来への一歩を踏み出す」サポートをします!
・金田 雅子(かねだまさこ) 氏 感歴プロジェクト 代表
テーマ : 新しい感歴文化を創造し、ハッピーで社会を変える!
■お問い合わせ先
社会起業大学 運営事務局 広報課
担当:三池 奈奈(みいけ なな)
〒102-0084 東京都千代田区二番町2番 平田ビル1階
03-6380-8444/info@socialvalue.jp
http://socialvalue.jp/final/2013summer/index.html
【各賞の概要】
本大会では5つの賞が設けられました。1つ目は、やむにやまれぬ思いで活動を始めた、創業3年未満の社会起業家に贈られるスタートアップ大賞。2つ目は、成長著しい創業3年以上の社会起業家に贈られるグロースアップ大賞。3つ目は、企業内で社会の問題解決とビジネスの発展を両立させる人に贈られるソーシャルイントラプレナー大賞。さらに、ファイナリスト9人のうち、会場からの得票数が最も多かった社会起業家には共感大賞を授与。また、特別賞としてエン・ジャパン株式会社から、1,000万円の出資交渉権が得られるエン・ジャパン大賞が特別賞として設置されました。
【結果発表】
「笑顔あふれる毎日をお届けする訪問美容」のテーマでプレゼンをした小池由貴子さんが、スタートアップ大賞と共感大賞をダブル受賞「発達障害者が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍できる社会へ」のテーマでプレゼンをした鈴木慶太さんが、グロースアップ大賞、エン・ジャパン大賞をダブル受賞、「着地型観光ポータルサイト「旅の発見」で、旅を通じた地域社会の発展と繁栄に貢献」のテーマでプレゼンをした竹田 英樹さんがソーシャルイントラプレナー大賞を受賞しました。
スタートアップ大賞、共感大賞のダブル受賞!
「笑顔あふれる毎日をお届けする訪問美容」
訪問美容 と和 代表 小池由貴子(こいけゆきこ)さん
小池由貴子さんが発表した「笑顔あふれる毎日をお届けする訪問美容」が見事スタートアップ大賞を受賞しました。小池さんの原体験からの訪問美容という社会的な問題に取り組まれた事業は、来場者からの多くの共感と審査員の高い評価を得ました。共感大賞との2冠に輝き、圧巻の受賞です。田坂審査委員長から「魂に刻まれた想いの込められた事業でスタートされたことに、感銘を受けました」という言葉が贈られました。
【プレゼン内容】
自分自身が体験した車椅子生活の中で「自信を取り戻し笑顔になるきっかけ」を見つける事ができなかった。しかし友人の美容師が髪の毛をカットしてくれた事をきっかけに自信を取り戻す経験をした。そして「美容のチカラ」で自信を取り戻し、笑顔になるきっかけ作りができるのではないかと感じ、ご自宅でもお気軽に受けられる訪問美容サービスの必要性を感じた。そして自分の経験、自分が持っている美容のスキルを生かして、トータルビューティでケアできる訪問美容事業を立ち上げた。また様々な理由で美容師を辞めた後復職を願う人がたくさんいるが、なかなか復職する環境がない。その事からこの事業で潜在美容師の復職をサポートし、美容師の新しい働き方を作る。そして訪問美容でお客様のあたらしい生き方、美容師のあたらしい働き方をサポート。将来的は年齢、障害、関係なく誰でもご利用できるコミュニティーサロンをつくることが目標。
【受賞コメント】
このような賞を頂き、ありがとうございます。私一人でのプレゼンで取れた賞ではありません。支援・応援くださった人たちや、社会起業大学7期生のみなさん、先生方のおかげです。
【審査員(田坂 広志氏)コメント】審査で議論した中で、完成度の高いものでした。また、伝わってくるプランも多くありました。共感大賞も同時に取られたことも、それに相応しいプレゼンテーションであったからだと思います。何より、小池さん自身が、自らの病の中この事業を考えられた、社会起業大学の原体験です。魂に刻まれた想いのこめられた事業で、スタートされたことに感銘を受けました。その原体験を糧として頑張って欲しいと思います。おめでとうございます。
グロースアップ大賞、en-japan大賞のダブル受賞!
「発達障害者が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍できる社会へ」
株式会社Kaien 代表取締役 鈴木 慶太(すずきけいた)さん
今回より新設された、創業3年未満で、草の根的に活動する社会起業家を対象にしたグローズアップ部門の大賞は、Kaienの鈴木慶太さん「発達障害者が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍できる社会へ」が受賞されました。その事業が高く評価され、en-Japan大賞とのダブル受賞となりました。
【プレゼン内容】
kaienは発達障害の方が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍することを応援するプロフェッショナルファームです。発達障害、仕事、長所を活かすという3つの輪が重なる部分で事業を展開しています。大人向けには発達障害者に特化した職業訓練・就職活動支援を、企業に対しては発達障害の人材を紹介するサービスを行なっています。また発達障害の疑いのある大学生や10代向けにも、お仕事体験プログラムを提供しています。当社スタッフのほとんどは医療や福祉とはこれまで関係のなかったビジネスパーソンです。独自プログラムによって、発達障害の方と企業の双方に必要な支援を行うことで、発達障害者が社会で活躍できる場づくりをしています。
【受賞コメント】二つも貰っていいのかな?と思いますが、ありがとうございます。プレゼンの中で、発達障害のことが少しでも判って頂ければよいとも思いますし、家庭に帰って、話していただきたいです。
【審査員(秦 信行氏)コメント】
私の知り合いが発達障害の子どもを持つ母親なのですが、彼女は、「発達障害は個性だ。」と言います。私もそう思います。その個性にあった仕事はあると思います。ぜひ個性にあった仕事を支援していただきたいと思います。
ソーシャルイントラプレナー受賞!
「着地型観光ポータルサイト「旅の発見」で、旅を通じた地域社会の発展と繁栄に貢献」
株式会社ティー・ゲート ニューツーリズム事業部 課長
竹田 英樹(たけだひでき)さん
今回で二回目となるソーシャルイントラプレナー部門は、1年間のフィールド調査を経て、企業内で社会の問題解決とビジネスの発展を両立されている方を選出しています。3名が選出され、すでに素晴らしい実績をあげている3名からの大賞決定は甲乙つけがたいものでした。そんな中で竹 田英樹さんの株式会社ティー・ゲートが運営する「旅の発見」は、「地域の極上のコンテンツ」と評され、受賞致しました。
【プレゼン内容】
地域を潤すために、「観光」は重要な手段の一つですが、自然や生態系のみならず、地域の生活文化・「心」といった広範な意味での地域環境を破壊する負の面もあります。観光による地域振興にはこのような地域環境を最優先に考え、その上で顧客満足を前提とした観光に「利用されるの」ではなく「観光を利用した」継続的なビジネスモデル創出が欠かせません。近畿日本ツーリストと角川グループ共同出資による株式会社ティー・ゲートが運営する「旅の発見」は「地域のコンテンツ」を紹介し、地域に人を呼ぶ着地型観光のポータルサイトです。ITを通じて、地域資源を旅行者に紹介することで「持続可能な観光地域づくり」を目指しています。
【受賞コメント】
旅の力で地域を変えられると思っています。自分自身も地域活性を旅の力で行えると信じています。TPPを含め、どこの地域にも負けない事業にして、地域の一助になればと思っています。ありがとうございました。
【審査員(町井 則雄氏)コメント】
イントラプレナー部門が、今回で2回目ですが、社会ではどんな人物がイントラプレナーなのかと問われています。そんな中で、社会起業大学がイントラプレナーを賞として、表明しているので是非その点の認知に努めてください。竹田さんも会社のリソースを使い、イントラプレナーとして活躍していただければ、今後のイントラプレナーが社会的意義を持ってくると思います。今後の活躍に期待しています。
◆ノミネート
【ソーシャルイントラプレナー部門】
・濱﨑 祐一 (はまざきゆういち)氏
ソニー生命保険株式会社 ライフプランナー営業本部 ライフプランナー推進部 ライフプランニング推進課 統括課長)
テーマ :『ライフプランニング授業』で、自分らしい夢を持つことのすばらしさを感じてほしい!
・白砂 祐幸(しらすなまさゆき)氏 株式会社アイエスエフネットハーモニー 常務取締役
テーマ : ITを通じて、障がい者の「雇用」を促進し、「生きがい」「やりがい」「自立」を実現
【グロースアップ部門】
・市来 広一郎(いしきこういちろう) 氏 NPO法人atamista 代表理事
テーマ : たった一人から社会は変わる、100年後も豊かな暮らしができるまちづくり
・羽崎 貴雄(はざきたかお)氏 一般社団法人 鬼ごっこ協会 理事
テーマ : 「鬼ごっこのある街づくり」で子どもの生きる力の育成と地域の絆づくりに貢献
【スタートアップ部門】
・池澤 盛之(いけざわもりゆき) 氏 特定非営利活動法人 ファミリー 副理事
テーマ : 児童養護施設の子ども&旅立つ若者が「未来への一歩を踏み出す」サポートをします!
・金田 雅子(かねだまさこ) 氏 感歴プロジェクト 代表
テーマ : 新しい感歴文化を創造し、ハッピーで社会を変える!
■お問い合わせ先
社会起業大学 運営事務局 広報課
担当:三池 奈奈(みいけ なな)
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