ウォルフソンのオーディオハブ、 シャープの最新スマートフォンおよびタブレットデバイスに採用

ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社（神奈川県横浜市、代表：山田貴久。以下「ウォルフソン」）は本日、ウォルフソンの高精細（HD）オーディオハブ「WM5102」がシャープ株式会社のAQUOSスマートフォンおよびタブレットデバイスの新シリーズに採用されたことを発表しました。

NTTドコモから発売されるAQUOS PHONE ZETA SH-06E、AQUOS PHONE si SH-07E、AQUOS PAD SH-08Eタブレットは、WM5102を搭載し、卓越したオーディオ品質を提供します。またWM5102は、最新スマートフォンAQUOS PHONE Xx SoftBank 206SHにも搭載されます。最新のAQUOS PHONEシリーズは、クアルコムのアプリケーションプロセッサおよびLTEベースバンドモデムとの組み合わせでウォルフソンのオーディオハブが使用される世界最初の４G(LTE)対応のデバイスです。

低消費電力で高性能なオーディオデジタルシグナルプロセッサ（DSP）であるWM5102は、ノイズの多い環境下でもさらにクリアで自然な音声通話を可能にします。WM5102に搭載されたトランスミットパス（Tx）ノイズリダクション、エコーキャンセレーション、レシーブパス（Rx）ノイズリダクションは、明瞭で自然な会話を可能にし、混雑する駅やバーで、あるいは家でくつろいでいるときでも、通話中のバックグラウンドノイズを最大90％までカットします。SN比（SNR）113dBを実現するWM5102は、最小の電力消費で優れたHDオーディオエクスペリエンスを実現します。また本デバイスは、OEM各社が開発する全てのスマートフォン用アプリケーションプロセッサプラットフォームに適用可能なため、プラットフォームに100％依存しないオーディオエクスペリエンスを提供することができます。

本発表は、昨年シャープのスマートフォンAQUOS PHONE st SH-07Dにウォルフソンのオーディオテクノロジを採用した際に締結したパートナーシップにもとづいています。

ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス、日本販売担当副社長兼ジェネラルマネージャ、山田貴久のコメント：
「シャープが最新スマートフォンにWM5102を採用したことは、同社が当社独自のオーディオテクノロジを高く評価し、信頼していることの証です。モバイルデバイスにおいて、オーディオ品質は重要な差別化機能に加速的になりつつあります。HDオーディオハブであるWM5102は、最新のスマートフォンおよびタブレットデバイスのシリーズに優れたオーディオエクスペリエンスを提供することが可能にします」


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