情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都千代田区/社長:藤崎清孝/URL
http://www.aucnet.co.jp/)は、インターネット上で「携帯電話のデータに対する意識調査」のアンケートを実施しました。
1. 実施概要
【実施方法】 インターネット上から回答
【実施期間】 2013年6月21日~2013年7月8日
【モニター数】 1,320名
2. 結果ポイント
◆現在、「スマートフォン」を利用している回答者は38.2%となった。
◆見られたくないデータの上位は「アドレス帳」、「メール」となった。
◆以前、利用していた携帯電話の利用期間は、スマートフォンであった場合は「1年半~2年」(31.1%)、
スマートフォン以外であった場合は「3年以上」(44.7%)が最多となった。
◆以前、利用していた携帯電話について、75.2%が「自宅に保管している」と回答した。
◆自宅に保管している理由として、「メール・写真などを残しておきたい」とする回答者が43.3%に上り、
また特にスマートフォンについては「売却しても大した金額にならない」と考えている回答者が39.6%に上った。
◆携帯電話を売却する際、データ処理については「売却先に任せた」とする回答者が62.3%に上る一方、
そのデータの行方について「気になる」回答者は47.8%となった。
◆現在、利用している携帯電話を売却処分するとしたら「面倒だが、高く売れる」方法を選択する回答者が62.2%となり、
特にスマートフォンについては69.0%に上った。
3. 結果内容
今回は、以前に利用していた携帯電話について、どのように処分し、またその際のデータ処理をどのように行ったかを中心に調査を行った。
まず最初に、現在利用している携帯電話の種類について、「スマートフォン」とした回答者は38.2%にとどまり、
「スマートフォン以外」(51.2%)が未だ半数を占める結果となった。
しかし年代別に見てみると、10~20代ではスマートフォン利用者が7割近くを占め、30代でほぼ同数、40代以降ではスマートフォンの利用者率は下がっていることが分かった。今後、高年層がスマートフォンにシフトするかどうかが、スマートフォン普及の大きなポイントとなりそうだ。
続いて携帯電話に保存されているデータ6項目(「メール」、「アドレス帳」、「写真・動画」、「着信・発信履歴」、「ネット閲覧履歴・ブックマーク」、「アプリ情報」)で見られたくない順番に順位付けを行ってもらったところ、「アドレス帳」を1位に挙げる回答者が最も多かったが、総じて「メール」を上位1~3位に挙げる回答者が多く、Pt(※)では「メール」が最も見られたくないデータとなった。
以前(直近)に利用していた携帯電話の種類については「スマートフォン以外」とした回答者が80.8%に上り、「スマートフォン」(10.2%)を大きく上回った。
現在スマートフォンを利用しているとした回答者比率と比較すると、スマートフォン利用者率は10.2%から38.2%へ上昇しており、スマートフォンの急速な普及を示す結果となった。
また、以前の携帯電話の利用期間については、スマートフォン利用者は「1年半~2年」が最多(31.1%)、次いで「1年~1年半」(19.3%)となる一方、スマートフォン以外の利用者は「3年以上」利用した回答者が44.7%と最も多く、利用期間に大きな差が出る結果となった。
不要となった携帯電話について、「自宅に保管している」とした回答者が75.2%に上り、未だ多くの携帯電話がいわゆる“都市鉱山”として眠っていることが分かる結果となった。
更に、自宅に保管している理由としては、「メール・写真などを残しておきたい」(43.3%)とする回答者が最も多く、携帯電話そのものを“思い出”と考え、手放さない傾向があるようだ。
また、「データ流出が心配」(35.9%)とする回答者も多く、データの処理に対する意識が“都市鉱山”の一因になっていると言えるだろう。
一方で、スマートフォンに限ってみてみると、「売却しても大した金額にならないから」(39.6%)と考えている回答者や、「ゲーム機として利用するから」(21.9%)とした回答者が多く見られ、携帯電話に対し、連絡手段以外の価値をも見出していることが分かる。
「下取り」や「買取専門店」、「ネットオークション」などで売却したとする回答者について、その際のデータ処理を「売却先に任せた」とする回答者が62.3%となった。
また、その売却先でデータが完全に消去されているかが「気になる」とした回答者は47.8%となり、売却先に任せている一方で、データに対して不安を感じる回答者が多いことも分かった。
最後に、現在利用している携帯電話を“もし売却処分するなら”という条件で尋ねたところ、「面倒だが、高く売れる」ことを望む回答者は62.2%に上り、特にスマートフォン利用者については69.0%となり、より強く高値での売却を望んでいることが分かった。
以上、今回の調査から、急速に普及するスマートフォンではあるが、その一方で不要となった携帯電話は自宅に保管されたままの“都市鉱山”となっている現状が明らかになった。また、データ処理についても自身で“初期化”を行うものの、売却時には“店舗任せ”にしていることが多く、店舗側でも適正なデータ処理が求められるだろう。
(※)「メール」、「アドレス帳」、「写真・動画」、「着信・発信履歴」、「ネット閲覧履歴・ブックマーク」、「アプリ情報」の6項目を
見られたくない順番に1位~6位まで並び替え、順位毎に以下のPtを加算する。
1位:6Pt 2位:5Pt 3位:4Pt 4位:3Pt 5位:2Pt 6位:1Pt
※調査結果詳細はこちら http://www.aucnet.co.jp/research/20130718.pdf
本資料に記載されている内容についての問合せは以下までご連絡ください。
また、本資料を利用される際は提供元を「オークネット総合研究所」と明記の上、ご利用下さい。
【本件に関するお問い合わせ】
オークネット総合研究所 吉岡・金井
TEL:03-3512-6140 E-Mail:request@ns.aucnet.co.jp
<モニター内訳>
http://www.aucnet.co.jp/)は、インターネット上で「携帯電話のデータに対する意識調査」のアンケートを実施しました。
1. 実施概要
【実施方法】 インターネット上から回答
【実施期間】 2013年6月21日~2013年7月8日
【モニター数】 1,320名
2. 結果ポイント
◆現在、「スマートフォン」を利用している回答者は38.2%となった。
◆見られたくないデータの上位は「アドレス帳」、「メール」となった。
◆以前、利用していた携帯電話の利用期間は、スマートフォンであった場合は「1年半~2年」(31.1%)、
スマートフォン以外であった場合は「3年以上」(44.7%)が最多となった。
◆以前、利用していた携帯電話について、75.2%が「自宅に保管している」と回答した。
◆自宅に保管している理由として、「メール・写真などを残しておきたい」とする回答者が43.3%に上り、
また特にスマートフォンについては「売却しても大した金額にならない」と考えている回答者が39.6%に上った。
◆携帯電話を売却する際、データ処理については「売却先に任せた」とする回答者が62.3%に上る一方、
そのデータの行方について「気になる」回答者は47.8%となった。
◆現在、利用している携帯電話を売却処分するとしたら「面倒だが、高く売れる」方法を選択する回答者が62.2%となり、
特にスマートフォンについては69.0%に上った。
3. 結果内容
今回は、以前に利用していた携帯電話について、どのように処分し、またその際のデータ処理をどのように行ったかを中心に調査を行った。
まず最初に、現在利用している携帯電話の種類について、「スマートフォン」とした回答者は38.2%にとどまり、
「スマートフォン以外」(51.2%)が未だ半数を占める結果となった。
しかし年代別に見てみると、10~20代ではスマートフォン利用者が7割近くを占め、30代でほぼ同数、40代以降ではスマートフォンの利用者率は下がっていることが分かった。今後、高年層がスマートフォンにシフトするかどうかが、スマートフォン普及の大きなポイントとなりそうだ。
続いて携帯電話に保存されているデータ6項目(「メール」、「アドレス帳」、「写真・動画」、「着信・発信履歴」、「ネット閲覧履歴・ブックマーク」、「アプリ情報」)で見られたくない順番に順位付けを行ってもらったところ、「アドレス帳」を1位に挙げる回答者が最も多かったが、総じて「メール」を上位1~3位に挙げる回答者が多く、Pt(※)では「メール」が最も見られたくないデータとなった。
以前(直近)に利用していた携帯電話の種類については「スマートフォン以外」とした回答者が80.8%に上り、「スマートフォン」(10.2%)を大きく上回った。
現在スマートフォンを利用しているとした回答者比率と比較すると、スマートフォン利用者率は10.2%から38.2%へ上昇しており、スマートフォンの急速な普及を示す結果となった。
また、以前の携帯電話の利用期間については、スマートフォン利用者は「1年半~2年」が最多(31.1%)、次いで「1年~1年半」(19.3%)となる一方、スマートフォン以外の利用者は「3年以上」利用した回答者が44.7%と最も多く、利用期間に大きな差が出る結果となった。
不要となった携帯電話について、「自宅に保管している」とした回答者が75.2%に上り、未だ多くの携帯電話がいわゆる“都市鉱山”として眠っていることが分かる結果となった。
更に、自宅に保管している理由としては、「メール・写真などを残しておきたい」(43.3%)とする回答者が最も多く、携帯電話そのものを“思い出”と考え、手放さない傾向があるようだ。
また、「データ流出が心配」(35.9%)とする回答者も多く、データの処理に対する意識が“都市鉱山”の一因になっていると言えるだろう。
一方で、スマートフォンに限ってみてみると、「売却しても大した金額にならないから」(39.6%)と考えている回答者や、「ゲーム機として利用するから」(21.9%)とした回答者が多く見られ、携帯電話に対し、連絡手段以外の価値をも見出していることが分かる。
「下取り」や「買取専門店」、「ネットオークション」などで売却したとする回答者について、その際のデータ処理を「売却先に任せた」とする回答者が62.3%となった。
また、その売却先でデータが完全に消去されているかが「気になる」とした回答者は47.8%となり、売却先に任せている一方で、データに対して不安を感じる回答者が多いことも分かった。
最後に、現在利用している携帯電話を“もし売却処分するなら”という条件で尋ねたところ、「面倒だが、高く売れる」ことを望む回答者は62.2%に上り、特にスマートフォン利用者については69.0%となり、より強く高値での売却を望んでいることが分かった。
以上、今回の調査から、急速に普及するスマートフォンではあるが、その一方で不要となった携帯電話は自宅に保管されたままの“都市鉱山”となっている現状が明らかになった。また、データ処理についても自身で“初期化”を行うものの、売却時には“店舗任せ”にしていることが多く、店舗側でも適正なデータ処理が求められるだろう。
(※)「メール」、「アドレス帳」、「写真・動画」、「着信・発信履歴」、「ネット閲覧履歴・ブックマーク」、「アプリ情報」の6項目を
見られたくない順番に1位~6位まで並び替え、順位毎に以下のPtを加算する。
1位:6Pt 2位:5Pt 3位:4Pt 4位:3Pt 5位:2Pt 6位:1Pt
※調査結果詳細はこちら http://www.aucnet.co.jp/research/20130718.pdf
本資料に記載されている内容についての問合せは以下までご連絡ください。
また、本資料を利用される際は提供元を「オークネット総合研究所」と明記の上、ご利用下さい。
【本件に関するお問い合わせ】
オークネット総合研究所 吉岡・金井
TEL:03-3512-6140 E-Mail:request@ns.aucnet.co.jp
<モニター内訳>