2013年06月05日 18:00

マイクロチップ、USB2とHSICの同時サポートと低消費電力モードに 対応した、世界初のプログラマブルなUSB2コントローラ ハブを発表

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先進のバッテリ充電機能と複数のシリアル プロトコルへのI/Oブリッジ機能も搭載し、 PC、モバイル機器、ドッキング ステーション、モニタの設計に向けた7種のデバイスが登場

201365[NASDAQ:MCHP] - マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであるマイクロチップ テクノロジー社(日本支社: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下マイクロチップ社)は、本日USB2コントローラハブ(UCH2)ラインナップの拡充を発表しました。3ファミリ7製品をラインナップしたこれらの新しいUCH2デバイスは世界初のプログラマブルなチップで、PCおよびモバイル機器開発者は外付けメモリなしで設定の保存が行えます。また、これらの製品はマイクロチップ社のUCH2として初めてUSB2とUSB High Speed Interchip (HSIC)を両方ともサポートし、Link Power Management (LPM)等の低消費電力モードによりバッテリ寿命を延長している他、BC1.2、Apple(R)、SE1、中国電気通信規格等の先進のバッテリ充電モードもサポートし、AC充電器の置き換え用途にも対応します。複数プロトコルでの通信が必要なアプリケーション向けにI2CTM、SPI、UART、汎用I/OへのダイレクトI/Oブリッジ機能もサポートしています。さらに、ベンダ固有のメッセージングやFlexConnectによる簡単なポート反転等、複数のオペレーティング システムの動作に対応できる柔軟性も備えています。
PC市場はUSB3への移行が進んでいますが、ほとんどの市場予測では少なくとも2015年までモバイル機器ではUSB2が主流にとどまるという見方です。このようにUSB3とUSB2が併存した状況の中、PCおよびモバイル機器の開発者は相互運用性を確保しつつ新しい機能の提供とバッテリ寿命の延長を図るという難しい課題に直面しています。マイクロチップ社の新しいUCH2ファミリ7製品は、PCおよびモバイル機器メーカーのこうしたニーズに応えるものです。これまでのUSB2コントローラ ハブはバッテリ充電機能に制約があり、また設定情報の保存に外付けメモリを必要としましたが、マイクロチップ社の新しいUCH2は「クワッドページ」コンフィグレーションOTPフラッシュメモリを内蔵しており、相互運用性の実現と各種カスタマイズ(4種類の設定情報保存等)が可能です。さらに今回は、設定作業からOTPメモリへの書き込みまで容易に行えるソフトウェア ツールとして、ProTouch Configuration Editorも発表いたしました。
「SMSCブランドの統合により、マイクロチップ社はUSBアーキテクチャのリーダーとなりました。弊社は今後もUSB2とUSB3両方の市場に向けたソリューションに積極的に投資を続けていきます。」とマイクロチップ社USBおよびネットワーク製品部門担当副社長のMitch Obolskyは述べています。「3つの製品ファミリで構成されるこれらのUSB2ソリューションは、PCメーカーとタブレット メーカーが抱えている大きな課題を解決します。これらの市場では複数のオペレーティング システムが混在し、長時間のバッテリ動作が強く求められる等、機器メーカーはかつてない状況に直面しています。プログラマブルである事と消費電力の低さは、弊社がマイクロコントローラの分野でのリーダーであることを示してきた証拠であり、弊社はこの伝統をUSBコントローラ ハブ アーキテクチャにも継承していく構えです。」

開発サポート
前述のProTouch Configuration Editorソフトウェア ツールは、本日よりhttp://www.microchip.com/get/2M4Eにて無償ダウンロード提供を開始いたします。このツールにはProLinkプログラミング ソフトウェアがバンドルされています。また、今回同時に発表したUSB2534評価用ボード(製品番号: EVB-USB2534)も、本日よりmicrochipDIRECTで販売を開始いたします。このボードは、メインストリームのUSB2アプリケーションに向けて3製品をラインナップした新しいUSB253X UCH2ファミリベースのUSB充電回路の開発をサポートします。

在庫/供給状況
メインストリームUSBアプリケーションに向けたUSB-IF認証済みのUSB2532-1080AEN、USB2533-1080AEN、USB2534-1080AEN UCH2ファミリは、本日より36ピンQFNパッケージでサンプル出荷と10,000個単位の量産出荷を開始いたします。HSIC接続およびI/OブリッジングUSBアプリケーションに向けたUSB4624-1080HNおよびUSB4604-1080HN UCH2ファミリは、本日より48ピンQFNパッケージでサンプル出荷と10,000個単位の量産出荷を開始いたします。モバイルUSBアプリケーションに向けたUSB3813-1080XYおよびUSB3613-1080XY UCH2ファミリは、本日より30ピンWLCSPパッケージでサンプル出荷を開始し、7月に10,000個単位の量産出荷を開始予定です。
詳細は、マイクロチップ社または正規販売代理店にお問い合わせ頂くか、マイクロチップ社のウェブサイト(http://www.microchip.com/get/6FJ3)をご覧ください。本プレスリリースに記載された製品をご購入頂くには、microchipDIRECTのウェブサイトにアクセスするか、マイクロチップ社の正規販売代理店にご連絡ください。

リソース

高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください(掲載に許可は不要です)。
・デバイスの写真:http://www.microchip.com/get/7G11
・ブロック図:http://www.microchip.com/get/QCU0
・評価用ボードの写真:http://www.microchip.com/get/TC9X
・ProTouchのスクリーン キャプチャ:http://www.microchip.com/get/31PH

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マイクロチップテクノロジー社について
マイクロチップ テクノロジー社(NASDAQ: MCHP)は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションにおいて、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。マイクロチップ社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細については、マイクロチップ社のウェブサイト(http://www.microchip.com/get/DTT2)をご覧ください。

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Note: マイクロチップ社の名称とロゴは、アメリカ合衆国および他の国におけるマイクロチップテクノロジー社の登録商標です。その他本書に記載されている商標は、各社に帰属します。

タグ/キーワード:USB2HSICプログラマブルハブLPMLink Power Management


詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (マイクロチップ社): (852) 2943 5115
(メール: daphne.yuen@microchip.com)

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

商号
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社(マイクロチップテクノロジージャパンカブシキガイシャ)
代表者
櫟 晴彦(イチイ ハルヒコ)
所在地
〒105-0013
東京都港区浜松町 1-10-14 住友東新橋ビル3号館4階
TEL
03-6880-3770
業種
その他IT関連
上場先
その他

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