2013年05月16日 09:00

美術界の女王・草間彌生、初の新書刊行!『水玉の履歴書』(集英社新書)、5月17日(金)発売!

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前衛芸術家として世界の美術界の頂点に君臨する草間彌生。1957年に単身渡米し、73年に帰国してから現在にいたるまで、国内はもちろん世界各国の美術館で大規模な個展が開催されており、多くのファンを魅了し続けている。本書は草間彌生がこれまでの人生で発してきた数々の言葉から、自らの闘いの軌跡と哲学を語った初の新書である。

夜、生と死や愛についての思いが心の中に湧きかえってしまうとき、
ベッドから起きて筆をとり、ひとりで紙に向かいます。
その耐えがたい孤独を乗り越えようと、沈思のめくるめく闘いを続けて、
絵を描き、詩を書いてきました。こうして、今日まで私は生きてきたのです。(中略)
私の人生は、深夜の芸術との何という闘いだったのでしょう。
絶えることのない自殺への願望をいつも断ち切ってくれたのは、
芸術への思いと唯一無二の生命力でした。
億万光年の彼方の宇宙の果てまでも、私の芸術で埋め尽くしたい。
まだ見ぬ地球上のあらゆる人々に、作品を見てもらいたい。
そうした希望で私の心は燃えているのです。(本文より一部抜粋)

【目次】
はじめに
第一章 芸術
第二章 闘い
第三章 人生
第四章 社会
第五章 生・死・愛

『水玉の履歴書』
著者 草間彌生(くさま・やよい)
定価714円(税込) ISBN 978-4-08-720692-0
http://shinsho.shueisha.co.jp/

【著者プロフィール】
1929年長野県生まれ。前衛芸術家、小説家。57年渡米。
画面全体に網目を描いたモノクローム絵画やソフト・スカルプチュアで高い評価を得る。
60年代後半には多数のハプニングを行う。73年帰国。美術作品の制作を続けながら、
小説、詩集も発表。2011年から12年には大規模な回顧展がテート・モダン、
ホイットニー美術館などを巡回。
国内では、最新作を出品した「永遠の永遠の永遠」展が静岡、大分、高知などを巡回する。

【お問い合わせ】集英社広報室 03-3230-6314

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  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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