Verizon Communications(日本法人、ベライゾンジャパン合同会社、東京都渋谷区、執行役員社長:平手 智行、以下 「ベライゾン」)とNEC(東京都港区、代表取締役 執行役員社長 遠藤 信博)は、フィールドファイバを活用して共同で実施した地域距離および長距離向け高ビットレート伝技術実証実験において、3年連続で業界最大容量トラフィック伝送に成功しました。
ベライゾンおよびNECは、光チャネルを2つの光伝送波長帯域に拡張することによって、業界最大容量のトラフィック伝送に成功しました。これまでの実証実験では、単一の光伝送波長帯域を利用していましたが、今回のテストでは、ダラス郊外にあるベライゾンのファイバループを使い、光伝送波長帯域を1帯域(Cバンド)から2帯域――Cバンド帯域+Lバンド帯域(注1)――に拡張することで、1,800km(1,118マイル)を超える長距離で40.5 Tb/s(1テラバイト=1,000ギガバイト)、630km(391マイル)を超える地域内の距離で54.2 Tb/sの伝送に成功しました。
ベライゾンおよびNECは、光チャネルを2つの光伝送波長帯域に拡張することによって、業界最大容量のトラフィック伝送に成功しました。これまでの実証実験では、単一の光伝送波長帯域を利用していましたが、今回のテストでは、ダラス郊外にあるベライゾンのファイバループを使い、光伝送波長帯域を1帯域(Cバンド)から2帯域――Cバンド帯域+Lバンド帯域(注1)――に拡張することで、1,800km(1,118マイル)を超える長距離で40.5 Tb/s(1テラバイト=1,000ギガバイト)、630km(391マイル)を超える地域内の距離で54.2 Tb/sの伝送に成功しました。
今回の実証実験において両社は、現行のフィールドファイバにて、より高い伝送帯域幅を実現することで、通信事業者が新たなファイバを増設することなく、既存のネットワークインフラをより効率的に活用できることを証明しました。
2012年後半から今年にかけて行われたこの試験の結果は、カリフォルニア州アナハイムで開かれた展示博覧会で、PD論文として発表されました。
ベライゾンのネットワーク技術担当バイスプレジデントであるエド・チャンは、次のように述べています。
「科学的有効性を証明した当該実証実験を通じて、ベライゾンは、大容量光技術に関する理解の向上に向けた取り組みを加速していきます。ベライゾンは、お客さまに対して、持続可能なビジネス価値と、最高クラスのサービスを提供するとともに、当社のグローバルネットワークのパフォーマンスの最大化に向けた取り組みを継続しています」
ネットワークプロバイダーは、ビデオサービスやワイヤレスアプリケーション、リアルタイムゲーム、大容量データストレージ、増大するIPサービスの影響により、ますます大容量化を要求されています。当該プロバイダーは、インフラの大規模な変更を実行することなく、インフラの大容量化を実現できる方法を常に模索しています。光チャネルを一緒にパッキングし、また、特定の伝送条件に応じて光波の異なる特性を最適化するという今回の実証実験は、伝送距離が長い場合は40 Tb/s まで、地域内の距離の場合は60 Tb/s までのパフォーマンス改善の可能性と、それがもたらす効率性を証明しました。
NECコンバージドネットワーク事業部長の鈴木敏夫氏は次のように語っています。
「NECは、グローバルなキャリア事業者がネットワークトラフィックの増大に対応できるよう支援するために、高度な光ネットワークソリューションの研究と、同ソリューションの展開を加速することに取り組んできました。ベライゾンとの実証試験を通じて、NECは、業界における技術的リーダーシップを確認し、成果を得ることができました。同実験では、光伝送の波長帯域を最も効果的な方法で拡大することにより大容量伝送を実現し、既存ネットワークインフラの容量不足を解消することが可能であることを示しました」。
2011年と2012年にベライゾンとNECは、フィールドファイバ分野において高ビットレートで伝送する技術の業界記録も樹立しました。
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注1: ITUで制定されている光通信の波長分割多重(WDM)で使われる波長帯域。Cバンド 波長 1530nm - 1565nm、Lバンド 波長 1565nm - 1625nm。
メディアお問い合わせ:
ベライゾン
株式会社ジェイスピン
担当:清水
Tel: 03-5269-1038
Email: verizonenterprisesolutions@jspin.co.jp
Nilesh Pritam
+65 6248 6599
nilesh.pritam@sg.verizon.com
NEC
コーポレートコミュニケーション部
大戸和人
電話:03-3798-6511
k-ooto@bc.jp.nec.com
2012年後半から今年にかけて行われたこの試験の結果は、カリフォルニア州アナハイムで開かれた展示博覧会で、PD論文として発表されました。
ベライゾンのネットワーク技術担当バイスプレジデントであるエド・チャンは、次のように述べています。
「科学的有効性を証明した当該実証実験を通じて、ベライゾンは、大容量光技術に関する理解の向上に向けた取り組みを加速していきます。ベライゾンは、お客さまに対して、持続可能なビジネス価値と、最高クラスのサービスを提供するとともに、当社のグローバルネットワークのパフォーマンスの最大化に向けた取り組みを継続しています」
ネットワークプロバイダーは、ビデオサービスやワイヤレスアプリケーション、リアルタイムゲーム、大容量データストレージ、増大するIPサービスの影響により、ますます大容量化を要求されています。当該プロバイダーは、インフラの大規模な変更を実行することなく、インフラの大容量化を実現できる方法を常に模索しています。光チャネルを一緒にパッキングし、また、特定の伝送条件に応じて光波の異なる特性を最適化するという今回の実証実験は、伝送距離が長い場合は40 Tb/s まで、地域内の距離の場合は60 Tb/s までのパフォーマンス改善の可能性と、それがもたらす効率性を証明しました。
NECコンバージドネットワーク事業部長の鈴木敏夫氏は次のように語っています。
「NECは、グローバルなキャリア事業者がネットワークトラフィックの増大に対応できるよう支援するために、高度な光ネットワークソリューションの研究と、同ソリューションの展開を加速することに取り組んできました。ベライゾンとの実証試験を通じて、NECは、業界における技術的リーダーシップを確認し、成果を得ることができました。同実験では、光伝送の波長帯域を最も効果的な方法で拡大することにより大容量伝送を実現し、既存ネットワークインフラの容量不足を解消することが可能であることを示しました」。
2011年と2012年にベライゾンとNECは、フィールドファイバ分野において高ビットレートで伝送する技術の業界記録も樹立しました。
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注1: ITUで制定されている光通信の波長分割多重(WDM)で使われる波長帯域。Cバンド 波長 1530nm - 1565nm、Lバンド 波長 1565nm - 1625nm。
メディアお問い合わせ:
ベライゾン
株式会社ジェイスピン
担当:清水
Tel: 03-5269-1038
Email: verizonenterprisesolutions@jspin.co.jp
Nilesh Pritam
+65 6248 6599
nilesh.pritam@sg.verizon.com
NEC
コーポレートコミュニケーション部
大戸和人
電話:03-3798-6511
k-ooto@bc.jp.nec.com