2013年04月05日 16:00

ネットワーク接続している自動車が消費者用M2M市場を促進し、自動車への接続機能搭載は2013-2016年に倍増 - 市場調査会社パークスアソシエイツ社、プレスリリース

米国の市場調査会社パークスアソシエイツ社が出版レポート「M2M：新たな10億モバイル接続 - M2M: The Next Billion Mobile Connections」のプレスリリースにおいて、2017年には米国内で販売されるすべての新車の47％にセルラーモジュールが搭載されるだろう、との予測結果を発表しました。

【プレスリリース内容】
2013年3月26日
ネットワーク接続ができる自動車は、消費者用のM2M市場では非常に重要な分野であり、1760万の消費者がゼネラルモーターズのオンスターやクライスラーのユーコネクトアクセスなどの車載ネットワーク接続サービスに加入しているとみられると、米国調査会社パークスアソシエイツ社の調査レポート「M2M：新たな10億モバイル接続 - M2M: The Next Billion Mobile Connections」は報告している。また、2017年には米国内で販売されるすべての新車の47％にセルラーモジュールが搭載されるだろうと予測している。

この調査レポートは、ネットワーク接続自動車の他に、アマゾンのキンドルなどの電子リーダ、無線医療デバイスなどの、人間の操作が介在しないでデータ交換できる様々なデバイスが使用されている消費者用M2Mの初期市場を調査している。

「ベライゾンやAT&T、Tモバイルなどのモバイル事業者は、M2Mを収益を多様化するための手立てとみなしており、その初期市場、特に自動車市場での足がかりを確保しようとしている。MNOは、自動車OEMに価値のある統合サービスを提供することで、モジュールメーカーとアプリ開発者、そして消費者との連携をより深め、ネットワーク接続料金以外のサービス収益をあげたいとしている」と、3月28日のウェブキャスト“M2M: The Next Billion Mobile Connections”のホストを務めるパークスアソシエイツ社のアナリストJennifer Kent氏は述べている。

自動車産業が消費者用のM2Mを開始したのは、1996年のGMのオンスターサービスが最初だった。フォードや日産などの自動車メーカーは、スマートフォンで接続サービスを実施しようとしていたが、現在は電気自動車のラインナップにモジュールを内蔵して、性能や故障の診断、施錠、警笛、車内温度の遠隔管理などのコアとなる支援サービスやナビゲーションサービスの提供を始めている。

「消費者用のM2M市場は、過去10年間順調に成長し、今後も見通しは明るい。センサやネットワークコストが下落し、MNOの関心が高まったために利用場面が拡大し、新しいビジネスモデルも登場して、M2M産業は促進しつつある。次の段階のためには、企業には、カスタム仕様やM2M産業の特許の特性、既存のM2Mモデルとの相互運用性や対応力が必要となるだろう。

この調査レポートは、成長するM2M市場を調査し、消費者用のM2Mイニシアチブを求めるMNOのリソース、規模、マーケティング力の影響を査定している。

【調査レポート】
M2M: The Next Billion Mobile Connections
M2M：新たな10億モバイル接続
http://www.dri.co.jp/auto/report/parks/pkm2m.html

◆米国市場調査会社　パークスアソシエイツ社について
http://www.dri.co.jp/auto/report/parks/index.html

株式会社データリソースはパークスアソシエイツ社の日本販売代理店です。
調査レポートの販売、委託調査などを行っています。

◆このプレスリリースに関するお問合せ
http://www.dri.co.jp/contact/inquiry.php

◆無料メ-ルマガジンのお申込み
http://www.dri.co.jp/contact/free_appl.php

◆メールマガジンバックナンバー
http://www.dri.co.jp/mm/index.html

日本販売代理店
株式会社データリソース
107-0052　東京都港区赤坂1-14-5
アークヒルズエグゼクティブタワー　N313
Tel：03-3582-2531 Fax：03-3582-2861
http://www.dri.co.jp
Eメール：office@dri.co.jp

※記載内容（リンク先を含む）のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。