「週刊プレイボーイ」の公式ニュースサイト「週プレNEWS」(集英社)にて、4月8日(月)から作家・馳星周氏の新作小説の連載が始まりました。タイトルは『雪炎』(せつえん)。原発が立地する北海道の架空の町で、3.11から1年後に行われる、「市長選挙」を舞台にした作品です。更新は毎週月曜日。PCとiPhone/iPad、アンドロイド端末からの閲覧に対応しています。もちろん無料です。
■ 『雪炎』連載ページ(「週プレNEWS」内) http://wpb.shueisha.co.jp/category/novel/
■ 「週プレNEWS」 http://wpb.shueisha.co.jp/
【あらすじ】
3基の原発が立地する北海道・道南市。
市民は多かれ少なかれ、原発マネーにあずかって生活してきた。巨大な原発利権で、市政は無風。町は平穏だった。
しかし、3・11後の「市長選」に、廃炉を公約に掲げる候補者が出ることで、町の貌は一変。市長、市議、警察、土建屋、飲食店、一般市民、そしてヤクザが、何百億円もの原発利権に群がり、策謀を仕掛ける。
果たして、北海道、いや日本を破滅させかねない装置を、道南市民はどう扱うのか。
金と血と欲望にまみれた町の姿を、ノワール小説の第一人者・馳星周が3・11後のリアリティをもって描く!
■ 『雪炎』連載ページ(「週プレNEWS」内) http://wpb.shueisha.co.jp/category/novel/
■ 「週プレNEWS」 http://wpb.shueisha.co.jp/
【あらすじ】
3基の原発が立地する北海道・道南市。
市民は多かれ少なかれ、原発マネーにあずかって生活してきた。巨大な原発利権で、市政は無風。町は平穏だった。
しかし、3・11後の「市長選」に、廃炉を公約に掲げる候補者が出ることで、町の貌は一変。市長、市議、警察、土建屋、飲食店、一般市民、そしてヤクザが、何百億円もの原発利権に群がり、策謀を仕掛ける。
果たして、北海道、いや日本を破滅させかねない装置を、道南市民はどう扱うのか。
金と血と欲望にまみれた町の姿を、ノワール小説の第一人者・馳星周が3・11後のリアリティをもって描く!
▼馳星周氏について
[1]3・11前から、原発を題材にした作品を発表
馳氏といえば、『不夜城』などのノワール小説で知られていますが、近年(2011年より前から)は原発にも問題意識をもっていました。2009年9月から2011年2月まで、雑誌「オール読物」(文藝春秋)に連載された小説『光あれ』は、その成果の一つです。この作品は、敦賀原発のそばの町で生まれ育った男性が主人公になっています。
[2]3・11後は、週刊プレイボーイで原発ルポを掲載
2012年から2013年にかけて、「週刊プレイボーイ」誌上で3本の原発立地自治体のルポを発表しています。
(1)「それでも原発はなくならない」(「週刊プレイボーイ」2012年9号):国が最も危険と判断した「浜岡原発」のある御前崎市と、御前崎で生まれ3・11後も原発作業員として働く若者を取材
(2)「やはり日本は、騙されて生きることを選ぶのか」(「週刊プレイボーイ」2012年19号):浜岡原発のある「御前崎市の市長選」がテーマ。「浜岡原発再稼働せず」を公約に掲げた候補者が、再稼働が公約の現職と選挙戦を戦い、落選するまでを取材
(3)「馳星周、泊原発を歩く」(「週刊プレイボーイ」2013年16号):原発北限の「泊原発」がある泊村と、原発マネーにあずかるその周辺自治体を取材
『雪炎』は、馳氏がこれまで取材してきたことを、氏の得意ジャンルであるノワール小説にフィードバックさせることになります。「ノンフィクションでは書けなくても、小説であれば描けること」をふんだんに盛り込んだ作品になるでしょう。
▼PCとiPhoneからの閲覧に対応
「週プレNEWS」では、これまで『キン肉マン』『たいようのマキバオーW』などのコミック作品を掲載。そこで培ったノウハウをもとに、今回は小説の連載を始めます。毎週月曜日更新。PCとiPhone/iPad、アンドロイド端末からの閲覧に対応(一部のアンドロイド端末で閲覧できない場合があります)、もちろん無料です。
【著者プロフィール】
馳 星周(はせ せいしゅう)
1965年生まれ、北海道出身の小説家。ノワール小説の第一人者として知られる。1996年、新宿歌舞伎町を舞台に中国人マフィアの抗争を描いた『不夜城』(角川文庫)でデビュー。以後、『漂流街』(徳間文庫、1回大藪春彦賞受賞)『弥勒世』(小学館)など、精力的に執筆活動を続けている。近著は『美ら海、血の海』(集英社文庫)。
【問い合わせ先】 集英社広報室 電話03-3230-6314
[1]3・11前から、原発を題材にした作品を発表
馳氏といえば、『不夜城』などのノワール小説で知られていますが、近年(2011年より前から)は原発にも問題意識をもっていました。2009年9月から2011年2月まで、雑誌「オール読物」(文藝春秋)に連載された小説『光あれ』は、その成果の一つです。この作品は、敦賀原発のそばの町で生まれ育った男性が主人公になっています。
[2]3・11後は、週刊プレイボーイで原発ルポを掲載
2012年から2013年にかけて、「週刊プレイボーイ」誌上で3本の原発立地自治体のルポを発表しています。
(1)「それでも原発はなくならない」(「週刊プレイボーイ」2012年9号):国が最も危険と判断した「浜岡原発」のある御前崎市と、御前崎で生まれ3・11後も原発作業員として働く若者を取材
(2)「やはり日本は、騙されて生きることを選ぶのか」(「週刊プレイボーイ」2012年19号):浜岡原発のある「御前崎市の市長選」がテーマ。「浜岡原発再稼働せず」を公約に掲げた候補者が、再稼働が公約の現職と選挙戦を戦い、落選するまでを取材
(3)「馳星周、泊原発を歩く」(「週刊プレイボーイ」2013年16号):原発北限の「泊原発」がある泊村と、原発マネーにあずかるその周辺自治体を取材
『雪炎』は、馳氏がこれまで取材してきたことを、氏の得意ジャンルであるノワール小説にフィードバックさせることになります。「ノンフィクションでは書けなくても、小説であれば描けること」をふんだんに盛り込んだ作品になるでしょう。
▼PCとiPhoneからの閲覧に対応
「週プレNEWS」では、これまで『キン肉マン』『たいようのマキバオーW』などのコミック作品を掲載。そこで培ったノウハウをもとに、今回は小説の連載を始めます。毎週月曜日更新。PCとiPhone/iPad、アンドロイド端末からの閲覧に対応(一部のアンドロイド端末で閲覧できない場合があります)、もちろん無料です。
【著者プロフィール】
馳 星周(はせ せいしゅう)
1965年生まれ、北海道出身の小説家。ノワール小説の第一人者として知られる。1996年、新宿歌舞伎町を舞台に中国人マフィアの抗争を描いた『不夜城』(角川文庫)でデビュー。以後、『漂流街』(徳間文庫、1回大藪春彦賞受賞)『弥勒世』(小学館)など、精力的に執筆活動を続けている。近著は『美ら海、血の海』(集英社文庫)。
【問い合わせ先】 集英社広報室 電話03-3230-6314