先進的ながん治療とアンチエイジング医療を提供する三番町ごきげんクリニック(東京都千代田区、院長 澤登雅一)は、このたび新しいがん治療法として、「新樹状細胞獲得免疫ワクチン療法」を開始しました。これは、2012年夏から当クリニックで治療を開始している、「5種複合免疫療法」をさらに進化させた治療法で、細胞の培養時に人工的ながん抗原(WT1ペプチド)を取り込むことにより、標的となるがん細胞を免疫細胞が特異的に攻撃するものです。従来の自然免疫を活性化させる方法だけでなく、がん抗原注入によって獲得免疫も活性化させるため、より高い治療効果が期待できます。
*この治療法は、せんしんクリニック(熊本県熊本市)の倉持 恒雄 博士が開発したもので、当クリニックは、せんしんクリニックの提携医療機関として治療を実施しています。
■ 従来の免疫療法との違い
免疫療法は、1980年代に開発された自然免疫によるLAK療法にはじまり、NK細胞療法などの自然免疫療法や、がん抗原のたんぱく質の断片を構成するペプチドを標的としたペプチド療法や、樹状細胞にがんペプチドを認識させて体内に戻す樹状細胞ワクチン療法など獲得免疫を利用した治療が行われています。
しかし、近年あきらかになった問題点として、(1)樹状細胞を治療目的で体外において十分に増やすことが困難なこと。(2)がん細胞が獲得免疫を免れることができるということ。(3)樹状細胞が「がん抗原」をT細胞に伝達していないということ。といったことがあげられるようになりました。
新樹状細胞獲得免疫ワクチン療法は、樹状細胞を成熟させることで、がん抗原を十分に認識し、がん抗原の情報を他の免疫細胞に確実に伝達させることで、免疫細胞の更なる活性化を可能にしました。
<治療のメリット>
・ 従来の免疫細胞療法よりもがん細胞に対する攻撃性が高い。
・ 自然免疫、獲得免疫2つの培養を同時に行うことが可能なため、ほぼ1回分のコストで治療が可能。
・ 抗がん剤、放射線などの標準治療と併用して治療を受けることができる。
*この治療法は、せんしんクリニック(熊本県熊本市)の倉持 恒雄 博士が開発したもので、当クリニックは、せんしんクリニックの提携医療機関として治療を実施しています。
■ 従来の免疫療法との違い
免疫療法は、1980年代に開発された自然免疫によるLAK療法にはじまり、NK細胞療法などの自然免疫療法や、がん抗原のたんぱく質の断片を構成するペプチドを標的としたペプチド療法や、樹状細胞にがんペプチドを認識させて体内に戻す樹状細胞ワクチン療法など獲得免疫を利用した治療が行われています。
しかし、近年あきらかになった問題点として、(1)樹状細胞を治療目的で体外において十分に増やすことが困難なこと。(2)がん細胞が獲得免疫を免れることができるということ。(3)樹状細胞が「がん抗原」をT細胞に伝達していないということ。といったことがあげられるようになりました。
新樹状細胞獲得免疫ワクチン療法は、樹状細胞を成熟させることで、がん抗原を十分に認識し、がん抗原の情報を他の免疫細胞に確実に伝達させることで、免疫細胞の更なる活性化を可能にしました。
<治療のメリット>
・ 従来の免疫細胞療法よりもがん細胞に対する攻撃性が高い。
・ 自然免疫、獲得免疫2つの培養を同時に行うことが可能なため、ほぼ1回分のコストで治療が可能。
・ 抗がん剤、放射線などの標準治療と併用して治療を受けることができる。
三番町ごきげんクリニックでは、がんを”究極の老化”ととらえ、個別化治療を目指した先進的ながん治療に取り組んでいます。これまでに、高濃度ビタミンC点滴療法、フェニルブチレート療法、アンチネオプラストン療法、5種複合免疫療法を中心にがん治療を行ってきましたが、今後、新樹状細胞獲得免疫ワクチン療法を加えることで、より一層高い治療実績をあげることを目指していきます。
<お問い合わせ>
三番町ごきげんクリニック
TEL: 03-3237-0072 FAX: 03-3237-0039 E-Mail: info@kenko.org
補足資料
■新樹状細胞獲得免疫ワクチン療法の治療の流れ
1)採血
新樹状細胞獲得免疫ワクチン療法は、患者様がある特定の白血球の型(HLA:ヒト白血球抗原)を持っていなければ適応とならないため、それを判定する血液検査が必要です。この検査は、免疫細胞の培養のための採血と同時に行うことができます。免疫細胞の培養期間は約2~3週間です。
2)免疫細胞の投与
100mlの点滴用バッグ(免疫細胞浮遊液入り)を用いて点滴します。 投与時間は20~30分です。
3)投与スケジュール
2週間ごと(初回は3週間)に、外来で計6回の点滴治療を実施します。 投与スケジュールは患者様の状態に合わせて調整します。 治療期間は約3カ月です。
<治療費用>
1回投与料: 294,000円
1クール投与料: 1,764,000円
※この上記の費用の他に、初診料、検査料、手技料・検体送料、HLAタイピング検査料、初回培養凍結保存料が必要なため、1クールの治療費用は総額約185万円になります。
※保険外診療のため、治療費は全額自己負担です。
【三番町ごきげんクリニック】
設立年: 2005年
事業内容: アンチエイジング医療の提供及びコンサルティング/先進的ながん治療
院 長: 澤登雅一
所在地: 東京都千代田区三番町8-1 三番町東急アパートメント1101
TEL: 03-3237-0072
ウェブサイト: http://www.cancerclinic.jp/
スタッフブログ: http://d.hatena.ne.jp/gokigen_clinic/