【発表の概要】
「SkeedSilverBullet」は独自開発の高速通信プロトコルSSBP※1を用いた大容量・高速ファイル転送ソフトであり、長距離間での転送や回線品質が悪い場合などに伝搬遅延を来す従来の標準的な通信プロトコルTCP※2の欠点を克服し、数十倍の高速ファイル転送を実現するものです。
これまで導入済みの国内ユーザーは数百~千km以上の遠距離、さらに数十GBを超えるような大容量ファイルまたは小容量ファイルを多数束ねたバルクデータ転送などを行うケースでの利用が中心でした。ただ、同ソフトウェアが真価を発揮するのはまさに海外市場であり、特にアジアやBRICSなど新興国市場での需要が高いと想定していました。
今回、初めて海外企業としてSkeedSilverBulletを導入したCMM社は日本と約3000km離れたフィリピンにオペレーション本部を置くプリプレス※3&デザインの日本企業向けアウトソーシング事業者であり、日本国内で同様のサービスを委託する場合に比べて半分のコスト、高い品質と時差1時間のオンタイムでの業務連携が可能な点などが高く評価されてきました。ただ、1GBのファイルを転送するのに1~2時間近く必要で、かつ受注業務が増える中では納期順守が難しく、事業を拡大することは容易ではありませんでした。しかし、SkeedSilverBulletを導入後は、同じ1GBのファイルの転送時間を4分未満に短縮し月間30GBをやり取りするまでに向上、契約企業も4社から11社へと業績を大きく伸ばしています。
なお、Skeedでは2013年度より海外事業戦略部門を新設し、海外事業者との提携・アライアンスおよび需要開拓を行い、日本のソフトウェアベンダーとして積極的に海外市場への進出を図っていく予定です。
※1:ファイル転送に特化した独自プロトコル“SkeedSilverBulletProtocol”の略
※2:インターネットで利用される標準プロトコル“Transmission Control Protocol”の略
※3:プリプレスとは印刷前処理(文字入力、誌面レイアウト、画像処理、ページデザインなど)の工程
Creative Media Management Co Ltd代表取締役 片岡孝博のコメント:
「リーマンショック以降、世界的不況の影響もあり、日本国内の広告代理店や印刷会社もコスト削減に力を入れています。しかし、デザイナーやDTPスタッフを削減してしまうと逆に生産性も低下します。そこで当社は日本に近く英語も通じ人件費も安いフィリピンにオペレーション本部を設けました。ただ、業務拡大とともにファイルのやり取りは課題になり、改善策といっても専用線を引くかWAN高速化装置を導入するかといった高コストで効果も限定的な手段しかないと半ば諦めていました。そのため、SkeedSilverBulletの存在は大変貴重であり、その速さは今でも信じられません。」
株式会社Skeed 代表取締役社長CEO 明石昌也のコメント:
「当社にとって初の海外導入企業であるCreative Media Management 社において、ネックであったファイル転送の課題が解消し契約数の増加に貢献できたことは何より嬉しい限りです。同時に、当社製品が海外市場においてこそ真価を発揮し得るのではないかという、当初の仮説を後押ししていただいているとも感じています。くしくも2013年度には当社は海外事業戦略部門を設置し、新興市場を含む、よりグローバルな舞台で事業を展開していく予定です。同社のような導入事例を数多く増やせるよう、鋭意努力してまいります。」
【導入事例の詳細】
CMM社のSkeedSilverBullet導入事例紹介ページ
:http://www.skeed.co.jp/case/
【SkeedSilverBulletTMについて】
SkeedSilverBulletTMは、長距離通信や回線品質の劣化に伴い伝搬遅延を来すという、TCPの欠点を克服するため、ファイル転送に特化した独自プロトコル“SkeedSilverBulletProtocol(以下SSBP)”を実装したソフトウェア製品です。SSBPを用いることで、他の通信と公平に共存しつつ、通信距離やファイル容量を気にすることなく、FTPの数十倍といった大容量高速ファイル転送を実現します。
・SkeedSilverBulletTM 製品Webサイト:http://www.skeed.co.jp/tech/skeedsilverbullet/
・SkeedSilverBulletTM動画サイト:http://www.skeed.co.jp/movie/
■Creative MediaManagement Co Ltdについて:http://www.cmmbpo.com/page2.html
2009年9月に香港にて設立。オペレーション本部をフィリピンに設置し、日本企業向けのプリプレス、グラフィック&WEBデザインのアウトソース事業を展開。日本での同等サービス委託に比べコストが半額以下、時差1時間でオンタイム稼働、英語のコミュニケーション可能、日本人ベテランスタッフによる指導と管理などの特徴を有し、顧客企業からは高い評価を得ています。
■株式会社Skeedについて:http://www.skeed.co.jp/
Skeedは2005年設立以来、Winny開発者の金子勇氏のリーダーシップのもと、分散コンピューティング分野における卓越したノウハウ・技術力を生かし、独自アーキテクチャによる安全・確実かつ高速な通信基盤技術開発で市場を牽引しています。クラウドコンピューティング、ビッグデータ時代のデータ通信の大容量化・ユビキタス化・グローバル化といったニーズを先取りし効率と信頼性に優れたファイル配信・保管実現、また大容量・長距離でのセキュアなデータ転送基盤の実現、急速に拡大するクラウドコンピューティング市場に対して代替不可能な価値を提供します。
<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
株式会社 Skeed 営業マーケティング部 担当:松岡
TEL:03-5487-1032 FAX:03-5487-1037 E-mail:t-matsuoka@skeed.co.jp
「SkeedSilverBullet」は独自開発の高速通信プロトコルSSBP※1を用いた大容量・高速ファイル転送ソフトであり、長距離間での転送や回線品質が悪い場合などに伝搬遅延を来す従来の標準的な通信プロトコルTCP※2の欠点を克服し、数十倍の高速ファイル転送を実現するものです。
これまで導入済みの国内ユーザーは数百~千km以上の遠距離、さらに数十GBを超えるような大容量ファイルまたは小容量ファイルを多数束ねたバルクデータ転送などを行うケースでの利用が中心でした。ただ、同ソフトウェアが真価を発揮するのはまさに海外市場であり、特にアジアやBRICSなど新興国市場での需要が高いと想定していました。
今回、初めて海外企業としてSkeedSilverBulletを導入したCMM社は日本と約3000km離れたフィリピンにオペレーション本部を置くプリプレス※3&デザインの日本企業向けアウトソーシング事業者であり、日本国内で同様のサービスを委託する場合に比べて半分のコスト、高い品質と時差1時間のオンタイムでの業務連携が可能な点などが高く評価されてきました。ただ、1GBのファイルを転送するのに1~2時間近く必要で、かつ受注業務が増える中では納期順守が難しく、事業を拡大することは容易ではありませんでした。しかし、SkeedSilverBulletを導入後は、同じ1GBのファイルの転送時間を4分未満に短縮し月間30GBをやり取りするまでに向上、契約企業も4社から11社へと業績を大きく伸ばしています。
なお、Skeedでは2013年度より海外事業戦略部門を新設し、海外事業者との提携・アライアンスおよび需要開拓を行い、日本のソフトウェアベンダーとして積極的に海外市場への進出を図っていく予定です。
※1:ファイル転送に特化した独自プロトコル“SkeedSilverBulletProtocol”の略
※2:インターネットで利用される標準プロトコル“Transmission Control Protocol”の略
※3:プリプレスとは印刷前処理(文字入力、誌面レイアウト、画像処理、ページデザインなど)の工程
Creative Media Management Co Ltd代表取締役 片岡孝博のコメント:
「リーマンショック以降、世界的不況の影響もあり、日本国内の広告代理店や印刷会社もコスト削減に力を入れています。しかし、デザイナーやDTPスタッフを削減してしまうと逆に生産性も低下します。そこで当社は日本に近く英語も通じ人件費も安いフィリピンにオペレーション本部を設けました。ただ、業務拡大とともにファイルのやり取りは課題になり、改善策といっても専用線を引くかWAN高速化装置を導入するかといった高コストで効果も限定的な手段しかないと半ば諦めていました。そのため、SkeedSilverBulletの存在は大変貴重であり、その速さは今でも信じられません。」
株式会社Skeed 代表取締役社長CEO 明石昌也のコメント:
「当社にとって初の海外導入企業であるCreative Media Management 社において、ネックであったファイル転送の課題が解消し契約数の増加に貢献できたことは何より嬉しい限りです。同時に、当社製品が海外市場においてこそ真価を発揮し得るのではないかという、当初の仮説を後押ししていただいているとも感じています。くしくも2013年度には当社は海外事業戦略部門を設置し、新興市場を含む、よりグローバルな舞台で事業を展開していく予定です。同社のような導入事例を数多く増やせるよう、鋭意努力してまいります。」
【導入事例の詳細】
CMM社のSkeedSilverBullet導入事例紹介ページ
:http://www.skeed.co.jp/case/
【SkeedSilverBulletTMについて】
SkeedSilverBulletTMは、長距離通信や回線品質の劣化に伴い伝搬遅延を来すという、TCPの欠点を克服するため、ファイル転送に特化した独自プロトコル“SkeedSilverBulletProtocol(以下SSBP)”を実装したソフトウェア製品です。SSBPを用いることで、他の通信と公平に共存しつつ、通信距離やファイル容量を気にすることなく、FTPの数十倍といった大容量高速ファイル転送を実現します。
・SkeedSilverBulletTM 製品Webサイト:http://www.skeed.co.jp/tech/skeedsilverbullet/
・SkeedSilverBulletTM動画サイト:http://www.skeed.co.jp/movie/
■Creative MediaManagement Co Ltdについて:http://www.cmmbpo.com/page2.html
2009年9月に香港にて設立。オペレーション本部をフィリピンに設置し、日本企業向けのプリプレス、グラフィック&WEBデザインのアウトソース事業を展開。日本での同等サービス委託に比べコストが半額以下、時差1時間でオンタイム稼働、英語のコミュニケーション可能、日本人ベテランスタッフによる指導と管理などの特徴を有し、顧客企業からは高い評価を得ています。
■株式会社Skeedについて:http://www.skeed.co.jp/
Skeedは2005年設立以来、Winny開発者の金子勇氏のリーダーシップのもと、分散コンピューティング分野における卓越したノウハウ・技術力を生かし、独自アーキテクチャによる安全・確実かつ高速な通信基盤技術開発で市場を牽引しています。クラウドコンピューティング、ビッグデータ時代のデータ通信の大容量化・ユビキタス化・グローバル化といったニーズを先取りし効率と信頼性に優れたファイル配信・保管実現、また大容量・長距離でのセキュアなデータ転送基盤の実現、急速に拡大するクラウドコンピューティング市場に対して代替不可能な価値を提供します。
<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
株式会社 Skeed 営業マーケティング部 担当:松岡
TEL:03-5487-1032 FAX:03-5487-1037 E-mail:t-matsuoka@skeed.co.jp