第7回　急げ お花見計画！　～さくら前線は３月末にも北陸、東北南部を北上開始～

LBWで行っているさくらの開花・見頃予想は、さくらの開花日・満開日の過去データと気温との関係を分析し、開花・見頃予想モデルを構築しているのが特徴です。これにより、地域ごとのさくらの特性がわかり、精度のよい予想を実現しています。【特設サイト】http://tenki.lbw.jp/sakura2013/

〇これまでの開花傾向と理由
春の嵐となった3月13日（水）、さくら前線は福岡、宮崎からスタートしました。どちらも観測史上1位の早さです。以降、3月16日（土）に開花した東京をはじめ、東・西日本の太平洋側で、記録的に早い開花ラッシュとなっています。この原因は、つぼみの開花が早まる2つの条件（休眠打破※に必要な冬の冷え込みと、3月の暖かさ）が平年よりも顕著だったことが考えられます。

(※休眠打破とは・・・さくらのつぼみは、秋から冬の寒さによって目を覚まします。これを休眠打破と言い、その後、暖かい日が続くことで、つぼみは成長し花を咲かせます。秋から冬が暖かいと、休眠打破が不十分で、春先の気温が高くても、開花が遅れることがあります。逆に、秋から冬の冷え込みが厳しいと、休眠打破がしっかり行われており、春先の成長が早まることがあります。LBWの解析では、今年は後者の傾向でした。）

〇第7回　さくら開花・見頃予想
“急げ お花見計画！”
首都圏や四国の太平洋側、九州は3月中のお花見がおすすめです。そのほかの東・西日本は3月末から4月第一週がお花見ウィークになるでしょう。さくら前線は3月末には北陸や東北南部を北上し始める見込みで、遅咲きだった昨年に比べると、10日から2週間も早いでしょう。北海道や東北北部の開花はほぼ平年並で、青森県弘前城はちょうどゴールデンウィークが見頃となりそうです。

〇東北のさくら開花・見頃を詳しく解説
“さくら前線は3月末にも北上開始”
さくら前線は3月末にも東北南部を北上し始める見込みで、開花予想日は、福島県いわき市で3月28日となっています。
東北南部の開花は、全般に遅咲きだった昨年に比べると一週間から10日ほど早く、4月上旬には咲き出す所が多いでしょう。福島は4月5日、仙台は4月8日と、入学式の頃には、さくらがほころんできそうです。見頃は4月半ばからの所が多く、福島県三春滝桜は4月18日頃から、宮城県白石川堤の一目千本桜は4月15日頃からとなるでしょう。
東北北部の開花は平年並かやや遅めですが、ゴールデンウィークに見頃となる所が多いでしょう。岩手県の北上展勝地、青森県の弘前城の見頃は、ともに4月29日頃からの予想です。
〇復興・応援の絆　本格始動！　さくらで元気パートナー様ご紹介

株式会社電波の杜様
＜アプリ「駅コレ」にてさくらイベント開催＞
GPSを使って全国の駅を集める位置ゲー「駅コレ」とさくら情報がことしもコラボレーション！開花・見頃の予想に合わせて、コレクションできる桜が変わり、何度さくらの名所に足を運んでも楽しめるゲームです。

アビックス株式会社様
＜飲食店やアミューズメント施設で運用中＞
大手飲食チェーン店様やアミューズメント施設様等にてご利用いただいております。
季節を感じられるコンテンツが放映できるということで、エンドユーザー様からも大変好評を頂きました。

株式会社タカヨシ様
＜スマホサイトでお花見のきっかけに＞
「桜づくし」をテーマに作成されたカレンダーハガキの桜開花予想スマホサイトにてご活用頂きました。カレンダーハガキは、お客様へ配布されているそうです。

〇さくらで元気応援団　　まだまだ大募集！
さくらで元気プロジェクト公式Twitter「さくらで元気LiVE!」のフォロワー“さくらで元気応援団” も、大募集中です。
さくらで元気応援団には、LBWでさくら開花・見頃予想を担当している気象予報士から最新のさくら予想や各地のさくらの開花状況、さくら開花・見頃速報をいち早くお届けします。

＜お問い合わせ先＞
株式会社ライフビジネスウェザー
さくらで元気プロジェクト2013実行委員会　櫻本・高橋・佐藤
E-mail: contact@lbw.jp TEL:03-3668-6142　　FAX：03-3668-6145