【パイクリサーチ社予測】2022年までに商業ビルのエネルギー貯蔵システムの総容量は5倍以上に拡大

【プレスリリース内容】
2013年2月25日
すでに成熟市場のひとつであるUPS（無停止電源システム）のエネルギー貯蔵システムを含む商業ビルのエネルギー貯蔵システムの市場には、比較的小規模な市場であるEES(電力貯蔵)やTES(熱エネルギー貯蔵)もある。地元の電力会社や地方政府が、ビル所有者にピークシフトの収益化を認める都市や地域では、これらの技術の普及が急速に進むだろう。米国の環境エネルギーなどの地球環境保護に関するクリーン技術関連市場の専門調査会社パイクリサーチ社（ナビガント社のエネルギー部門）の調査レポート「世界の商業ビルのエネルギー貯蔵市場分析と予測：熱エネルギー貯蔵、無停電電源装置 (UPS)、電力貯蔵－Energy Storage in Commercial Buildings：Thermal Energy Storage, UPS, and Electrical Energy Storage: Global Market Analysis and Forecasts」は、商業ビル用のエネルギー貯蔵システムの総容量は2013-2022年に900メガワット/時(MWh)から5000メガワット/時以上になるだろうと報告している。

「今後のTESやEESシステムの成長は、法規制改正への期待次第である。もし、世界の電力関連の法規制の潮目が変わり、消費者がエネルギー貯蔵の価値に気づけば、市場は急速に拡大するだろう。他の地域に先駆けて法規制を変更する地域があらわれ、成長の動きのない事態を変えるホットスポットになると期待している」とパイクリサーチ社のシニアアナリストSam Jaffe氏は語る。

もう一つの商業ビル用のエネルギー貯蔵システムの成長要因は、システムコストの下落である。それは主に、バッテリーコストの低減化（据置型貯蔵市場よりは交通市場の需要に促進されるとみられる）によるだろう。または、バッテリー管理システム（BMS）や2種類の電源インバータなどの、システムのバランスのための部分の価格削減も期待される。

この調査レポートは、世界の商業ビルのエネルギー貯蔵市場を調査し、主要な3つのセグメント、UPSエネルギー貯蔵システム、電力貯蔵、熱エネルギー貯蔵システムを査定している。商業ビルのエネルギー貯蔵分野の動向に関連する需要促進要因、ビジネスモデル、政策要因、技術問題を評価し、主要企業の概説と、2022年までのアプリケーション毎と地域毎の世界市場の収益と容量の予測などを記載している。

【調査レポート】
Energy Storage in Commercial Buildings
Thermal Energy Storage, UPS, and Electrical Energy Storage: Global Market Analysis and Forecasts
世界の商業ビルのエネルギー貯蔵市場分析と予測：熱エネルギー貯蔵、無停電電源装置 (UPS)、電力貯蔵
http://www.dri.co.jp/auto/report/pike/pikeescb.html

◆米国市場調査会社　パイクリサーチ社について
http://www.dri.co.jp/auto/report/pike/index.html


株式会社データリソースはパイクリサーチ社の日本販売代理店です。
調査レポートの販売、委託調査などを行っています。

◆このプレスリリースに関するお問合せ
http://www.dri.co.jp/contact/inquiry.php

◆無料メ-ルマガジンのお申込み
http://www.dri.co.jp/contact/free_appl.php

◆メールマガジンバックナンバー
http://www.dri.co.jp/mm/index.html

日本販売代理店
株式会社データリソース
107-0052　東京都港区赤坂1-14-5
アークヒルズエグゼクティブタワー　N313
Tel：03-3582-2531 Fax：03-3582-2861
http://www.dri.co.jp
Eメール：office@dri.co.jp