業界別NPSを徹底調査
「第2回 NPS業界ベンチマーク調査」
- 業界内比較に有効なNPS -
株式会社アイ・エム・ジェイ(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:櫻井 徹 以下、IMJ)は、「第2回 NPS業界ベンチマーク調査」を実施し、証券会社(9社)、化粧品メーカー(11社)、酒造メーカー(6社)の3業界についての調査結果を公開いたしました。
調査期間は2012年12月26日~12月28日、有効回答数は5,485名から得られました。
調査の狙い
前回、2013年1月16日に発表した「第1回NPS業界ベンチマーク調査」(http://www.imjp.co.jp/press/20130116-01/20130116_000917.html)では、スマートフォンメーカー、パソコンメーカー、白モノ家電メーカー、家電量販店の4つの業界についてNPS(R)(Net Promoter Score)およびその要因を調査し、業界そのもののライフサイクルやサプライチェーンの構造からNPSの変化を捉えました。
今回、「第2回NPSベンチマーク調査」では、顧客と比較的長期的な関係を築きやすい業界(商材)と考えられる、証券会社、化粧品メーカー、酒造メーカーの3つの業界についてNPSおよびその要因を調査し、それらの差異からNPSに与える影響を考察いたしました。
これらの結果を広く公表することで多くの皆様がNPSを身近に感じていただくとともに、NPSを導入する際の業種・業態別のベンチマーク指標として自社の目標設定時のヒントを提供することを目的としています。
調査のトピック
1. NPSは業界によって最大値と最小値の差が大きく異なる。その要因は複数あるが、商材そのものが推奨しやすい性質を持っているかどうか(利用頻度、価格、嗜好性、推奨の倫理観)が大きく影響していると考えられる。
2. 購買行動とNPSの関係では相関が見られ、証券会社、化粧品メーカーおよび酒造メーカーではNPSが高いほど企業の売上寄与の可能性が示唆される。
3. 証券会社は全体的にマイナスに振れている。窓口販売系よりもオンライン系の方がNPSが高い傾向にある。
4. 化粧品メーカーは全体的にプラスで最大値と最小値の幅は比較的大きい。
5. 酒造メーカーは全体的にプラスで最大値と最小値の幅は比較的小さい。
調査結果詳細
・調査方法 : インターネットリサーチ
・調査地域 : 全国
・調査対象 : (証券会社)15~59歳の男女
(化粧品メーカー)15~59歳の女性
(酒造メーカー)20~59歳の男女 ※調査会社が保有する調査パネル
・調査日時 : 2012年12月26日~12月28日
・有効回答数 : 5,485サンプル
・割付条件 : 年代別のインターネット利用率を「平成24年11月総務省全国男女推計人口」を元に算出し、その割合に基づき事前調査を行った。本調査は事前調査での年代別の出現率で割付を行った。
※インターネット利用率は総務省「平成23年通信利用動向調査」を参照
・対象者条件 : (証券会社) 該当企業の口座開設者
(化粧品メーカー) 該当メーカーの化粧品利用者
(酒造メーカー) 最近3ヶ月以内に自宅で該当メーカーの酒類飲用者
※詳細は、以下の資料をご参照下さい。
http://www.imjp.co.jp/press/release/20130226_000937.html
NPSとは?
最初に、顧客に対して「あなたが×××(企業やブランド名)を友人や同僚にすすめる可能性はどのくらいありますか?」 という質問を投げかけ、その回答を 0点(おすすめしない)~10点(おすすめする)の11段階で答えてもらいます。10~9点の集団を「推奨者(Promoter)」、8~7点の集団を「中立者(Passive)」、6点~0点の集団を「批判者(Detractor)」と定義します。そして、全体に占める推奨者の割合から批判者の割合を引いた数値がNPSです。
株式会社アイ・エム・ジェイについて (http://www.imjp.co.jp/)
インターネット領域に軸足をおき、Web及びモバイルインテグレーション事業における豊富な知見・実績を強みに、スマートフォンを含むマルチデバイス対応、更には戦略策定・集客・分析(Webデータ解析・効果検証等)まで様々なソリューションをワンストップで提供することで、顧客のデジタルマーケティング活動におけるROI(投資対効果)最適化を実現いたします。
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