2013年02月12日 15:30

日販　客注品の宅配送品サービス「スーパーQuickBook」をスタート

日本出版販売株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：古屋文明、略称：日販）は、3月1日より客注品の宅配送品サービス「スーパーQuickBook」をスタートさせます。

日本出版販売株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：古屋文明、略称：日販）は、3月1日より客注品の宅配送品サービス「スーパーQuickBook」をスタートさせます。
日販では客注品の書店店着スピードアップに向けて、2009年12月に「本の超特Q! QuickBook」をスタートさせました。これは日販の標準SAシステムである「NOCS9000」を使って、簡便に注文ができる仕組みで、発注時に着荷予定日を確約、全工程における優先処理によって最速スピードで出荷し、また受注から出荷までのトレーサビリティ管理を行うなど、優れた特長を持っています。
これに引き続き、2011年9月に「雑誌バックナンバーサービス」をスタートさせ、2012年11月からは、日販仕入銘柄全点に取り扱いを拡大しました。
一方で、書店からは「客注品は日曜・祝日にも届けてほしい」「店着スピードは速ければ速いほどいい」といった要望がありました。
この度、このような声に応えるべく、宅配便を利用した客注サービス「スーパーQuickBook」をスタートさせるものです。
従来の出版輸送ルートではなく、宅配便（ヤマト運輸）を利用することで日曜・祝日・休配日の書店店着が可能となり、書店サービスの充実につながります。
書店では、「NOCS9000」を利用して客注品の発注を行うと、宅配便を利用するか否かのメッセージが端末に表示されるので、宅配便利用（＝「スーパーQuickBook」）、もしくは既存の「QuickBook」のいずれかを選択します。宅配便利用（＝「スーパーQuickBook」）の場合は、既存の「QuickBook」の利用料金に加えて、30冊まで一律250円の宅配手数料が加算されます。（スーパーQuickBook注文分だけをまとめて、補充品とは別梱包で送品します。）
「スーパーQuickBook」は既存の「QuickBook」同様、発注時に着荷を確約します。
加えて、日祝日の出荷、店着に取り組み、13時までの注文は、最速で注文翌日に店着させるという、ネット書店に対抗できるスピードを実現しています。
今回のサービスインにあたり、認知度向上と利用促進のために「試して！感じて！スーパーQQキャンペーン」を行い、3月1日から3月末日までの利用に関しては、宅配手数料250円のところを99円とします。
日販は今後も、取引書店及び読者のニーズに応え、サービスのさらなる強化を目指していきます。