2013年01月16日 13:00

『11人いる！』『ポーの一族』の萩尾望都、紫綬褒章受章後の最新作は、自身初の歴史劇！『王妃マルゴ』１巻が、集英社より1月25日（金）に発売!!

数々の名作で少女漫画の地平を切り拓いてきた萩尾望都さん。紫綬褒章受章後、満を持して取り組んだ新作はなんと、自身初の歴史劇！この『王妃マルゴ』は、集英社の女性漫画誌「ＹＯＵ」（毎月15日発売）にて2012年９月号より新連載スタート。１巻には「ＹＯＵ」2012年12月号までの４章分が収録されています。

集英社
愛蔵版コミックス
『王妃マルゴ』１巻
著者　　萩尾　望都
定価　　650円（税込）
判型　　Ｂ６判
総頁　　200ページ

ご購入はこちらから→集英社BOOKNAVIhttp://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-782483-4&mode=1

【『王妃マルゴ』特設サイト】http://you.shueisha.co.jp/ouhimarugo
※近日、オープン予定。

『王妃マルゴ』は、集英社の女性漫画誌「ＹＯＵ」（毎月15日発売）にて2012年９月号より新連載スタート。
１巻には「ＹＯＵ」2012年12月号までの４章分が収録されています。

現在発売中の「ＹＯＵ」２月号掲載「萩尾望都×池田理代子　歴史的対談」の中で、
萩尾望都さんは次のように語っています。

「マルゴって、自由奔放でいろんなものをぶち壊している感じがして、
私は見ていて気持ちがいいんです。
でも資料を読むと、本当にボロボロに言われている人で。
マルゴは妖婦だとか娼婦だとか言われるくらいたくさん恋愛をしてきた人で、
一番スキャンダラスなのは「兄弟と寝た」ってことなんですね。
そのことについてマルゴをこきおろしている文章はよく見るんだけど、
手を出した側の兄弟について書いてある本はほとんどない。
ほかの王女さまたちも恋愛をしてはいるんですけど、
彼女ほどひどく言われている人はいないので逆に興味を持ってしまって。」

ステキな王子様との結婚を夢見る美しい王女・マルゴは、少しずつ恋の秘密に分け入っていく…。
萩尾作品史上かつてないほど、恋愛や性に大胆に踏み込んだ意欲作！
カトリーヌ・ド・メディチやメアリ・スチュアートら、歴史上の重要キャラ達が織り成す人間ドラマにも注目です。
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【ＳＴＯＲＹ】

16世紀フランス。
フランス国王アンリ二世とカトリーヌ・ド・メディチの娘マルゴ王女は、
ステキな王子様との結婚を夢見る美しい少女。アンリ二世が事故死し、
マルゴの長兄フランソワ二世が国王になると、王妃メアリ・スチュアートの叔父・ギーズ公が勢力をのばす。
カトリックのギーズ公はプロテスタントのコンデ公と対立。
プロテスタントの反乱軍がアンボワーズ城の宮廷を攻めるが制圧され、何百人ものプロテスタントが首吊り刑に…。
パリに戻った宮廷に、ナヴァル王国からアンリ王子が来る。
アンリの父アントワーヌに色気を使ったと思われたマルゴは、カトリーヌ母后に激しく折檻され…!?
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【プロフィール】

萩尾望都（はぎおもと）

1949年福岡県生まれ。1969年デビュー。
『11人いる！』『ポーの一族』で小学館漫画賞、『残酷な神が支配する』で手塚治虫文化賞優秀賞、
『バルバラ異界』で日本ＳＦ大賞など受賞歴多数。2012年には紫綬褒章を受章。

（Ｃ）萩尾望都／集英社「ＹＯＵ」

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