クラウドコンピューティング専門の事業企画・開発会社、株式会社ブリスコラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:下川部知洋 以下、ブリスコラ)は、住友精密工業株式会社(本社:兵庫県尼崎市 社長:三木伸一 以下、住友精密)とECHONET Lite規格(※1)に準拠したセンサクラウドゲートウェイの構築を開始します。
[ センサクラウドゲートウェイ 構築背景 ]
深刻な電力・エネルギー危機、地球温暖化問題等を背景に、ICTと電力システムを連携させ、経済的で、高品質・高信頼性の電力供給や省エネルギー、節電等を実現する次世代電力網、スマートグリッドへの関心が国際的に高まっています。日本においても、2011年3月11日の東日本大震災以降、スマートグリッドの実用化への関心と期待が高まり、現在、実証実験のレベルから実用化のレベルへと移行しはじめています。
スマートグリッドの実現にあたっては、一定の地域単位で創蓄電装置からのエネルギー供給量を最適化するとともに家庭やオフィス等、需要側におけるエネルギー消費量を適切に抑制・制御する仕組みを導入し、地域レベルで最適なエネルギーマネジメントを可能とする必要があります。しかし、このような抑制・制御等を可能とするためには、多種多様な製造業者が提供する創蓄電装置や家電機器等とエネルギーマネジメントシステムとの間の相互接続性の確保が不可欠であり、各装置・機器間の通信インタフェースの標準化が課題となっておりました。
そこで、ブリスコラがクラウド連携事業によって培った通信インタフェースの導入・標準化技術、連携用コネクタ企画・設計技術、事業化ノウハウ等と、住友精密が保有するセンサ機器、無線センサネットワーク技術、エネルギーコントロール技術の両社の強みを活かし、個々の製造業者に依存した創蓄電装置や家電機器の不均質の吸収、それら装置・機器からのデータ通信インタフェースに関する仕組みの標準化を図り、経済的で、高信頼かつセキュアなECHONET Lite規格に準拠したセンサクラウドゲートウェイの構築を目指すことになりました。
[ センサクラウドゲートウェイ 構築概要 ]
センサクラウドゲートウェイは、各スマートハウスに設置されたセンサ機器や各装置・機器とエネルギーマネジメントシステムをはじめとするクラウドとのデータ連携・統合を効果的、効率的に実現するデータ連携基盤です。さまざまな製造業者のセンサ機器・装置に対応し、電力使用量や温度・湿度等、膨大な各種データの収集から変換、配信を統合的に管理します。
センサクラウドゲートウェイの特長には、以下のようなものがあります。
・経済的で容易な導入及び運用管理 (設定変更から稼働状況等の管理をクラウドで実現)
・センサ機器・装置、アプリケーションとクラウドの相互接続
・他アプリケーション(他社プロバイダ)への容易なデータ配信
・ECHONET Lite準拠の通信インタフェースの標準化
このたびのセンサクラウドゲートウェイ構築にあたっては、ECHONET Lite規格等の標準仕様への準拠あるいは親和性を保ちつつ宅内機器・サーバ間の通信規格の標準化仕様の策定を進め、オープンスタンダード化を推進するため、ブリスコラ、住友精密も参画するオープンガバメントクラウド・コンソーシアム(※2)との強力なパートナーシップのもと、国内及び国際標準化団体に対して標準化の実現に向けた提言活動を実施して行く予定です。
(※1)ECHONET Lite ECHONET Lite(エコーネットライト)は、エコーネットコンソーシアムが策定した通信規格です。スマートハウス向け制御プロトコルおよびセンサーネットプロトコルであり、ISO規格およびIEC規格として国際標準化されています。2011年12月16日、経済産業省に日本国内でのHEMS標準プロトコルとして認定されたことにより注目されています。また、2012年2月24日、経済産業省に日本国内でのスマートメータとHEMSを繋ぐ標準プロトコルとして認定されました。
(※2)オープンガバメントクラウド・コンソーシアム オープンガバメントクラウド・コンソーシアムは、日本政府及び国際標準化団体向けにクラウドコンピューティングに関する規格標準の策定ならびに提言書作成、提言の実現に向けた各種活動(講演会、シンポジウム等)、人材の提供等を実施しております。2009年6月発足し、現在21社の企業が参画しております。 オープンガバメントクラウド・コンソーシアム:http://www.open-gov-cloud.jp/
※文中に記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
[ 提携企業概要 ]
■住友精密工業株式会社について
商 号:住友精密工業株式会社
代 表 者:三木 伸一
本店所在地:兵庫県尼崎市扶桑町1番10号
設立年月日:昭和36年1月
資 本 金:103億1,100万円
URL :http://www.spp.co.jp/
主な事業の内容:航空宇宙油機、熱・エネルギー、環境保護、マイクロ・ナノなどの多様な事業部門において、特徴ある
独自技術を横串に展開し、グローバル・ニッチ・トップを目指しています。
■株式会社ブリスコラについて
商 号:株式会社ブリスコラ
代 表 者:代表取締役社長 下川部 知洋
本店所在地:東京都港区赤坂7-3-37 プラース・カナダ1階
設立年月日:平成22年6月11日
資 本 金:4,060万円
URL :http://www.briscola.co.jp/
主な事業の内容:国内唯一のクラウドコンピューティング専門の事業企画・開発会社として、クラウドにおけるコンサル
ティング、マネジメントからテクノロジーまでの統合サービスを提供しております。
■本件に関するお問い合わせ
住友精密工業株式会社 センサネットワーク事業室
Tel:06-6489-8264 Fax:06-6489-5902
株式会社ブリスコラ 広報部 担当:西川
東京都港区赤坂7-3-37 プラース・カナダ1階
Tel:03-6894-7440 Fax:03-6894-7701
Email:press@briscola.co.jp
[ センサクラウドゲートウェイ 構築背景 ]
深刻な電力・エネルギー危機、地球温暖化問題等を背景に、ICTと電力システムを連携させ、経済的で、高品質・高信頼性の電力供給や省エネルギー、節電等を実現する次世代電力網、スマートグリッドへの関心が国際的に高まっています。日本においても、2011年3月11日の東日本大震災以降、スマートグリッドの実用化への関心と期待が高まり、現在、実証実験のレベルから実用化のレベルへと移行しはじめています。
スマートグリッドの実現にあたっては、一定の地域単位で創蓄電装置からのエネルギー供給量を最適化するとともに家庭やオフィス等、需要側におけるエネルギー消費量を適切に抑制・制御する仕組みを導入し、地域レベルで最適なエネルギーマネジメントを可能とする必要があります。しかし、このような抑制・制御等を可能とするためには、多種多様な製造業者が提供する創蓄電装置や家電機器等とエネルギーマネジメントシステムとの間の相互接続性の確保が不可欠であり、各装置・機器間の通信インタフェースの標準化が課題となっておりました。
そこで、ブリスコラがクラウド連携事業によって培った通信インタフェースの導入・標準化技術、連携用コネクタ企画・設計技術、事業化ノウハウ等と、住友精密が保有するセンサ機器、無線センサネットワーク技術、エネルギーコントロール技術の両社の強みを活かし、個々の製造業者に依存した創蓄電装置や家電機器の不均質の吸収、それら装置・機器からのデータ通信インタフェースに関する仕組みの標準化を図り、経済的で、高信頼かつセキュアなECHONET Lite規格に準拠したセンサクラウドゲートウェイの構築を目指すことになりました。
[ センサクラウドゲートウェイ 構築概要 ]
センサクラウドゲートウェイは、各スマートハウスに設置されたセンサ機器や各装置・機器とエネルギーマネジメントシステムをはじめとするクラウドとのデータ連携・統合を効果的、効率的に実現するデータ連携基盤です。さまざまな製造業者のセンサ機器・装置に対応し、電力使用量や温度・湿度等、膨大な各種データの収集から変換、配信を統合的に管理します。
センサクラウドゲートウェイの特長には、以下のようなものがあります。
・経済的で容易な導入及び運用管理 (設定変更から稼働状況等の管理をクラウドで実現)
・センサ機器・装置、アプリケーションとクラウドの相互接続
・他アプリケーション(他社プロバイダ)への容易なデータ配信
・ECHONET Lite準拠の通信インタフェースの標準化
このたびのセンサクラウドゲートウェイ構築にあたっては、ECHONET Lite規格等の標準仕様への準拠あるいは親和性を保ちつつ宅内機器・サーバ間の通信規格の標準化仕様の策定を進め、オープンスタンダード化を推進するため、ブリスコラ、住友精密も参画するオープンガバメントクラウド・コンソーシアム(※2)との強力なパートナーシップのもと、国内及び国際標準化団体に対して標準化の実現に向けた提言活動を実施して行く予定です。
(※1)ECHONET Lite ECHONET Lite(エコーネットライト)は、エコーネットコンソーシアムが策定した通信規格です。スマートハウス向け制御プロトコルおよびセンサーネットプロトコルであり、ISO規格およびIEC規格として国際標準化されています。2011年12月16日、経済産業省に日本国内でのHEMS標準プロトコルとして認定されたことにより注目されています。また、2012年2月24日、経済産業省に日本国内でのスマートメータとHEMSを繋ぐ標準プロトコルとして認定されました。
(※2)オープンガバメントクラウド・コンソーシアム オープンガバメントクラウド・コンソーシアムは、日本政府及び国際標準化団体向けにクラウドコンピューティングに関する規格標準の策定ならびに提言書作成、提言の実現に向けた各種活動(講演会、シンポジウム等)、人材の提供等を実施しております。2009年6月発足し、現在21社の企業が参画しております。 オープンガバメントクラウド・コンソーシアム:http://www.open-gov-cloud.jp/
※文中に記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
[ 提携企業概要 ]
■住友精密工業株式会社について
商 号:住友精密工業株式会社
代 表 者:三木 伸一
本店所在地:兵庫県尼崎市扶桑町1番10号
設立年月日:昭和36年1月
資 本 金:103億1,100万円
URL :http://www.spp.co.jp/
主な事業の内容:航空宇宙油機、熱・エネルギー、環境保護、マイクロ・ナノなどの多様な事業部門において、特徴ある
独自技術を横串に展開し、グローバル・ニッチ・トップを目指しています。
■株式会社ブリスコラについて
商 号:株式会社ブリスコラ
代 表 者:代表取締役社長 下川部 知洋
本店所在地:東京都港区赤坂7-3-37 プラース・カナダ1階
設立年月日:平成22年6月11日
資 本 金:4,060万円
URL :http://www.briscola.co.jp/
主な事業の内容:国内唯一のクラウドコンピューティング専門の事業企画・開発会社として、クラウドにおけるコンサル
ティング、マネジメントからテクノロジーまでの統合サービスを提供しております。
■本件に関するお問い合わせ
住友精密工業株式会社 センサネットワーク事業室
Tel:06-6489-8264 Fax:06-6489-5902
株式会社ブリスコラ 広報部 担当:西川
東京都港区赤坂7-3-37 プラース・カナダ1階
Tel:03-6894-7440 Fax:03-6894-7701
Email:press@briscola.co.jp