■講演内容の概要
Bio Activating Advanced Nutrients (BAANs)を用いた新しい生活習慣病の治療および予防方法の確立
近年、先進国のみならず発展途上国でも糖尿病、高血圧、脂肪肝、脂質異常症、肥満などの生活習慣病が増加してきており、国内では生活習慣病由来の心臓および 脳血管障害による死亡率が癌による死亡率とほぼ同等になってきている。これらの生活習慣病は夜型のライフスタイルへの変化と食事の西洋化により引き起こされているといわれている。治療法として定期的な運動や食事の指導が行われているが、いずれの方法も継続するのが難しく、薬剤による対症療法に頼らざるを得ないのが現状である。しかしながら、薬物療法は一生薬を飲み続けなければならず、QOLの面でも医療経済学的にも大きな問題になりつつある。
我々は「内臓脂肪を活用して細胞を活性化させるエネルギー源として用いる。」ことを目標に研究を開始した。
先ず、天然の食品成分の中から生体を活性化させる成分を選び出す検討を始め、どのような組合せが生活習慣病の改善に効果があるのかの検討をおこなった。
最終的にL-アルギニン、ω-3多価不飽和脂肪酸およびリボ核酸(RNA)の組合せが内臓脂肪を分解し、細胞を活性化する成分として選び出され、これらの成分の組合せを『Bio Activating Advanced Nutrients (BAANs)(特許第4699901号 2011年3月特許取得)』と名付けた。
BAANs の効果を検証するために、BAANs成分を含む代替食による三ヶ月の臨床試験を61名の生活習慣病患者を対象に行った。運動や食事の指導などない通常の生活で 生活習慣病を改善することを目標とし、運動および食事への介入は一切せずに、1日一回代替食を服用するのみのシンプルな臨床試験で効果の確認を行った。
その結果、肝機能、血圧、血清脂質、血中グルコースなどの測定値において1ヶ月後から高い効果が見られ、3ヶ月後にかけて低下した。この結果は、BAANsが生活習慣病の治療および改善に対して有意に効果があることを示唆した。
特に注目される点は、肝機能の改善、アディポサイトカインの発現の正常化(アディポネクチンの発現の上昇、PAI-1の発現の減少)、および内臓脂肪量が大幅に減少したことであった。
一方、低カロリーダイエットで見うけられる好ましくない事象(体力や生理機能の低下、低栄養性の脂肪肝、リバウンドなどの副作用)は試験期間中および試験後においても全ての被験者で見られなかった。
*「食と健康に関する新潟国際シンポジウム」
本シンポジウムは食品機能の予防医療、治療補完医療への応用を目標に、その基礎となる酸化ストレス と食品因子、がん、生活習慣病および認知症と食品因子、食品因子の抗老化作用とその分子作用機構、さらに食品機能のサプリメント、機能性食品への応用など のテーマをとりあげ、国内外の第一線研究者による最新の研究成果の発表と総合討論を行う場として開催された。
■講演タイトル
“Establishment of the new treatment and preventive method for lifestyle-related disease using Bio Activating Advanced Nutrients (BAANs)”
Susumu Satoh
(Japan Advanced Institute of Science and Technology, Y’s Corporation ,Japan)
http://shinsen.biz/INS6TH/schedule.html
本発表に関してのお問い合わせ
株式会社ワイ’ズ
〒171-0032
東京都豊島区雑司が谷2丁目3番3号 クリスタルコーポ目白2階
TEL03-5985-2681 FAX03-5985-2683
研究開発担当:佐藤
http://www.ys-pbs.jp/
Bio Activating Advanced Nutrients (BAANs)を用いた新しい生活習慣病の治療および予防方法の確立
近年、先進国のみならず発展途上国でも糖尿病、高血圧、脂肪肝、脂質異常症、肥満などの生活習慣病が増加してきており、国内では生活習慣病由来の心臓および 脳血管障害による死亡率が癌による死亡率とほぼ同等になってきている。これらの生活習慣病は夜型のライフスタイルへの変化と食事の西洋化により引き起こされているといわれている。治療法として定期的な運動や食事の指導が行われているが、いずれの方法も継続するのが難しく、薬剤による対症療法に頼らざるを得ないのが現状である。しかしながら、薬物療法は一生薬を飲み続けなければならず、QOLの面でも医療経済学的にも大きな問題になりつつある。
我々は「内臓脂肪を活用して細胞を活性化させるエネルギー源として用いる。」ことを目標に研究を開始した。
先ず、天然の食品成分の中から生体を活性化させる成分を選び出す検討を始め、どのような組合せが生活習慣病の改善に効果があるのかの検討をおこなった。
最終的にL-アルギニン、ω-3多価不飽和脂肪酸およびリボ核酸(RNA)の組合せが内臓脂肪を分解し、細胞を活性化する成分として選び出され、これらの成分の組合せを『Bio Activating Advanced Nutrients (BAANs)(特許第4699901号 2011年3月特許取得)』と名付けた。
BAANs の効果を検証するために、BAANs成分を含む代替食による三ヶ月の臨床試験を61名の生活習慣病患者を対象に行った。運動や食事の指導などない通常の生活で 生活習慣病を改善することを目標とし、運動および食事への介入は一切せずに、1日一回代替食を服用するのみのシンプルな臨床試験で効果の確認を行った。
その結果、肝機能、血圧、血清脂質、血中グルコースなどの測定値において1ヶ月後から高い効果が見られ、3ヶ月後にかけて低下した。この結果は、BAANsが生活習慣病の治療および改善に対して有意に効果があることを示唆した。
特に注目される点は、肝機能の改善、アディポサイトカインの発現の正常化(アディポネクチンの発現の上昇、PAI-1の発現の減少)、および内臓脂肪量が大幅に減少したことであった。
一方、低カロリーダイエットで見うけられる好ましくない事象(体力や生理機能の低下、低栄養性の脂肪肝、リバウンドなどの副作用)は試験期間中および試験後においても全ての被験者で見られなかった。
*「食と健康に関する新潟国際シンポジウム」
本シンポジウムは食品機能の予防医療、治療補完医療への応用を目標に、その基礎となる酸化ストレス と食品因子、がん、生活習慣病および認知症と食品因子、食品因子の抗老化作用とその分子作用機構、さらに食品機能のサプリメント、機能性食品への応用など のテーマをとりあげ、国内外の第一線研究者による最新の研究成果の発表と総合討論を行う場として開催された。
■講演タイトル
“Establishment of the new treatment and preventive method for lifestyle-related disease using Bio Activating Advanced Nutrients (BAANs)”
Susumu Satoh
(Japan Advanced Institute of Science and Technology, Y’s Corporation ,Japan)
http://shinsen.biz/INS6TH/schedule.html
本発表に関してのお問い合わせ
株式会社ワイ’ズ
〒171-0032
東京都豊島区雑司が谷2丁目3番3号 クリスタルコーポ目白2階
TEL03-5985-2681 FAX03-5985-2683
研究開発担当:佐藤
http://www.ys-pbs.jp/