2012年09月27日 15:00

MicroStrategyが最先端BIプラットフォーム、「MicroStrategy 9.3」をリリース

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

データ発見のためのビジュアル環境、ダッシュボード、ビッグデータ、アナリティクスを含む数々の新機能・強化機能を提供

(本資料は、2012年9月13日付けで、米国MicroStrategy(R) Incorporatedが発表したニュースリリースを日本語に翻訳したものです。)


米国バージニア州タイソンズコーナー、2012年9月13日 - ビジネス インテリジェンス(BI: Business Intelligence)ソフトウェアの世界的なリーディングプロバイダであるMicroStrategy(R) Incorporated(NASDAQ: MSTR)は本日、同社が提供しているコア・プラットフォームの最新リリース「MicroStrategy 9.3」の一般提供を開始したことを発表しました。

より簡単で迅速なビジネス インテリジェンスを実現する、洗練されたBIプラットフォーム
MicroStrategy 9.3では、データ発見ソフトウェア「Visual Insight」に、数十に上る強力な新機能と機能強化、予測分析のためのオープンソース言語「R」からの高度な分析機能のサポートの強化、またHadoopへのコネクティビティ(接続性)向上が実現されています。また、MicroStrategy 9.3はGoogle検索のような高速検索環境を提供すると共に、革新的な新しい管理ソリューション「MicroStrategy System Manager」によって、従来ではマニュアルで実行していた複数のステップが伴うプロセスを自動化しています。これらの機能強化によって、ビジネスユーザはビジネスに必要な情報を適切なタイミングで取得し、質の高い意思決定を行うことが可能になります。

Ventana Research社のVP兼リサーチ ディレクタ、Tony Cosentino氏は次のように述べています。「すでにアナリティクス市場をリードしている企業にとって、最新リリースのMicroStrategy 9.3は大きな前進となるリリースです。エンタープライズ プラットフォームにおける確固とした基盤を背景にVisual Insightによってデータ発見ツールの分野へ乗り出したMicroStrategy社は、エンタープライズ分野へ上がろうと努力している他の多くのツールベンダーに比べ、その事業を拡張する上で有利なポジションにあると言えるでしょう。また、MicroStrategy社がそのプラットフォームをゼロからすべて構築しているという事実は、同社のような系統だった戦略を持っていない一部の大手ベンダー各社よりも有利に働くでしょう。」

迅速で直観的なデータのビジュアリゼーションと探索
MicroStrategy Visual Insight 9.3 は、データの探索とダッシュボードの構築をシンプルかつ迅速に実行するための新機能を提供します。3つの新しいビジュアリゼーション機能(密度マップ、画像レイアウト、ネットワーク ダイアグラム)と300以上の幅広い分析機能を組み合わせて活用することで、リレーショナル データベースや多次元データベース、Hadoop ディストリビューション、Webサービス、またExcelファイルなどの個人が持つデータストアなど、あらゆるタイプのデータソースに格納されているデータを、簡単に分析することが可能になります。

欧州の大手独立系ソフトウェア業界アナリスト企業、Business Application Research Center (BARC)社の創立者でCEO(最高経営責任者)のCarsten Bange氏は次のように述べています。「MicroStrategy社のVisual Insightの最新リリース(9.3)は、このBIプラットフォームベンダーが提供している実証済の一連のエンタープライズ機能に加え、様々なセルフサービス機能を提供します。IT部門の助けを借りることなくビジネスユーザ自身がデータを探索し、分析を実行できるようになることで、レポート作成におけるボトルネックがなくなると同時に、ユーザ満足が高まり、ユーザによる利用が促進されるでしょう。」
Dell社の製品マネージャ、Kendra Burgess氏は次のように述べています。「プラットフォーム全体を通じて機能が大幅に強化されているMicroStrategy 9.3 によって、MicroStrategy社は他の追随を許さない存在になるでしょう。利用環境全体の品質向上、Visual Insight、データ インポート、自動化されている管理ワークフローなど、MicroStrategy 9.3はダッシュボードやデータ探索について、これまで以上に多くの可能性を開いてくれます。」

Apache HadoopおよびSAP HANAからビジネス インサイトを引き出す
企業の競争力にとってビッグデータは重要な資産であるとの認識に基づき、MicroStrategy 9.3 はApache HadoopおよびSAP HANAのデータソースからビジネスインサイトを引き出すことを可能にする機能を提供します。これらの機能によって、技術的な知識のないビジネスユーザでも、レポートの作成、分析、ビジュアル環境でのデータ探索などを実行できます。MicroStrategy 9.3プラットフォームには、Apache Hadoop用のHive Thrift コネクタおよびSAP HANA用の新しいコネクタが実装されています。またMicroStrategyのMultiSource Optionとインメモリ テクノロジーによって、ユーザはHadoopおよびSAP HANAからのデータを他のデータと簡単に統合し、様々なデータセットでハイパフォーマンスなデータ分析を実行できます。

独自の実地試験に基づくBI製品の詳細な評価で知られているBIScorecard社の社長、Cindi Howson氏は次のように述べています。「MicroStrategy社のROLAPエンジンと緊密に統合されているインメモリ キューブによるデータの拡張性はこれまでも長い間にわたり同社の差別化要因の1つでしたが、最新リリースの9.3で同社はSAP HANA、Hadoop、Hiveにまでサポートの幅を広げました。MicroStrategy社は、すでに確立されている製品も継続的に向上させ、また様々な分野でイノベーションを進めていくという姿勢を持った企業です。」

Teradata社のグローバル アライアンス担当バイスプレジデント、Rob Berman氏は次のように述べています。「MicroStrategy社と当社は1995年以来パートナー関係を結んでいますが、MicroStrategy社は常にTeradataプラットフォームのユニークな能力を最大限まで引き出してきてくれました。今回の新しい9.3へのアップグレードでも、ビジネス インテリジェンスのための当社の分析プラットフォームとの高度に最適化された技術面の統合性はこれまで通りで、当社のColumnarストレージ オプションも活用することで、世界トップレベルのパフォーマンスとスケーラビリティを拡張しています。さらに、ビッグデータの分析用にTeradata Asterとの互換性を高め、最適化を実現しています。」

R言語により実現したコンピュテーション環境 - 分析機能のライブラリを拡張
統計コンピューティング言語として現在世界で最も広く使われている「R」オープンソース プロジェクトからの5,000以上のコンピュテーションを利用できるようになったことで、MicroStrategy 9.3 では分析機能の幅が大きく広がりました。ユーザは、R言語のコンピューティング能力をフルに活用し、MicroStrategyのレポートとダッシュボードを使用してビッグデータに適用することで、ビジネスのKPI(重要業績評価指標)を定義することができます。

新しい「Google的」メタデータ検索エンジン
MicroStrategy 9.3 の「Google式」高速検索環境によって、ビジネスユーザは迅速に答えを発見することができます。多様性に富む企業のIT環境には、様々なビジネス上の疑問や質問への答えを提供するレポートやダッシュボードが数千単位で存在していることもあります。ビジネスユーザが無数のレポートを開くことなく、最適な答えを提供するレポートやダッシュボードを利用できるようにすることは、簡単なことではありません。MicroStrategyの新しい検索エンジンは、ビジネスユーザが求めている答えを有しているすべてのレポートとダッシュボードを即座に識別する使いやすい検索機能を提供することによって、この問題を解決します。また、MicroStrategyの新しい検索機能は、レポートの新規作成をサポートするユーザ入力のオートコンプリート機能を提供し、プロセスのスピードアップと簡約化を実現します。

Lancet Software社のLancetCareチームリーダー、Matt Cox氏は次のように述べています。「MicroStrategy社の新しい検索インターフェースと様々な機能強化は当社のお客様にとって非常に魅力的で、組織全体を通じたユーザ利用が促進されると共に、強力なダッシュボードと分析機能の展開も広がるでしょう。」

MicroStrategy System Manager - BI管理を自動化
MicroStrategy 9.3 には、革新的な新しい管理製品「MicroStrategy System Manager」が含まれています。MicroStrategy System Managerは、BIのエコシステムの管理に求められる数多くのマニュアルによるマルチステップのプロセスを自動化します。たとえば、BIアプリケーションの開発・試験環境から本稼働環境への移行を自動化することが可能になります。また、キャッシングされているデータの増分更新を自動化できると共に、新しいデータを利用できるようになり、かつスケジュールに基づいて大規模なレポート配布を自動的に実行することもできます。この種の製品としてBI市場では初のソリューションとなるMicroStrategy System Managerによって、企業のBI管理部門がこれまでマニュアルで行っていた数千時間の手間がなくなり、ユーザへの対応能力が高まると共に、管理に伴うコストが大幅に削減されます。

dunnhumby社のMicroStrategy 管理者、Matthew Pitt氏は次のように述べています。「MicroStrategy System Managerのお陰で、MicroStrategyのプロセスとそれ以外のプロセスを統合するワークフローを定義及び自動化し、BIの管理プロセスの簡約化が飛躍的に進みました。新しい環境の構成設定の自動化やLDAPの有効化、また開発、試験、本番環境の変更管理の自動化など、標準プロセスをコード化することで大きなメリットを獲得すると同時に大幅なコスト削減を実現できました。」

Swisscom AG社BIオペレーションズのMicroStrategy サービス オーナー、Albert Sànchez Casals氏は次のように述べています。「MicroStrategy System Manager を導入したことで、たとえば複数の環境間におけるMicroStrategyメタデータ オブジェクトの複製などのワークフローの自動化が実現され、開発者は自分たちで開発と試験のワークフローを管理できるようになったことで、時間を大幅に節約することが可能になりました。」

MicroStrategy のCOO(最高執行責任者)、Sanju Bansalは次のように述べています。「最新リリース9.3の一般提供によって、当社はビジネスアナリティクス業界を次の世代へと導いていくという確固とした姿勢を示しました。 当社は20年以上にわたり業界でBIの基盤を築き上げ、成功へと導いてきましたが、今はこの基盤を高度なビジュアリゼーションやデータ発見、ビジネスユーザセルフサービス、疑問に対する回答への迅速なアクセス、クラウド展開、モバイルアプリケーションなど、幅広い分野へさらに拡充していくことに重点を置いています。 これらの新しいすべての次元によって、BIが企業にもたらす価値(ビジネス バリュー)は新たなレベルに進むことになるでしょう。」

MicroStrategy 9.3をクラウド環境で活用
MicroStrategy Cloudは、MicroStrategy 9.3 のすべての機能、分析データベース、データ統合機能を1つの統合サービスとして提供します。 MicroStrategy Cloud が提供する幅広いデータ ホスティング機能によって、ユーザは顧客のオンプレミス データソース、MicroStrategy Cloud自体のデータベースにホスティングされているデータ、他のクラウド システムのデータベースにホスティングされているデータへアクセスすることが可能になります。 BIアプリケーションに対する従来のオンプレミス(自社運用型)のアプローチとは違い、MicroStrategy Cloudは短時間で展開でき、より柔軟で世界トップレベルのパフォーマンスを提供しながら、経済的にも大きなメリットをもたらします。

現在MicroStrategy 9.3は、無償の25ユーザ ソフトウェア バンドルとして提供中です。このバンドルには、無償でデータ発見のためのビジュアル環境、モバイル アプリケーション、ダッシュボード、複数部門へのレポート配布機能が含まれています。 詳細については、(http://www.microstrategy.com/freereportingsoftware/index.asp)(英語)を参照してください。

MicroStrategyについて
MicroStrategyは、1989年に創立されたビジネス インテリジェンス(BI: Business Intelligence)アプリケーション、モバイル インテリジェンス アプリケーション、ソーシャル インテリジェンス アプリケーションのためのエンタープライズ ソフトウェア プラットフォームにおけるリーディング プロバイダです。 MicroStrategyが提供するBIプラットフォームによって、世界をリードする企業はエンタープライズ環境全体に分散されている膨大な量のデータを分析し、ビジネスにおいてより適切な判断を行うことが可能になります。 その高度な技術力、洗練された分析機能、データとユーザの両面における卓越したスケーラビリティによって、MicroStrategy BIは多くのお客様から選ばれています。 MicroStrategyのモバイル インテリジェンス プラットフォームでは、アプリケーションにインテリジェンス、トランザクション、マルチメディア機能を組み込み、幅広いソリューションを通じて様々なモバイル アプリケーションを構築、展開、管理することが可能になります。 MicroStrategyのソーシャル インテリジェンス プラットフォームは、ソーシャル ネットワーク環境を有効活用したマーケティングとeコマースをサポートする数多くのアプリケーション、またMicroStrategyのエンタープライズ テクノロジーを基盤にした消費者向けの使いやすい無償アプリケーションを提供します。 MicroStrategyおよびサードパーティのソフトウェア、ハードウェア、サービスを統合したMicroStrategy Cloudでは、ホスト式のBIアプリケーション、モバイル アプリケーション、ソーシャル アプリケーションを、短期間に優れた費用対効果で開発できます。 MicroStrategy(Nasdaq:MSTR)に関する詳細は、こちらをご覧ください。また、マイクロストラテジーのFacebook (http://www.facebook.com/microstrategyjapan ) 及びtwitter (http://twitter.com/microstrategyJP )でフォローしてください。

MicroStrategy 及び MicroStrategy Business Intelligence PlatformはMicroStrategy Incorporatedの米国およびその他の国における商標または登録商標です。ここで言及したその他の製品名および企業名は、それぞれの所持者の商標である場合があります。
 

連絡先:
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社
電話:03-3511-6700 (代表)
Eメール:info-jp@microstrategy.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

マイクロストラテジー・ジャパン株式会社
商号
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社(マイクロストラテジージャパンカブシキカイシャ)
代表者
印藤 公洋(インドウ キミヒロ)
所在地
〒102-0082
東京都千代田区一番町13-1 新半蔵門ビル 2F
TEL
03-3511-6700
業種
ソフトウエア
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
http://www.microstrategy.com/jp
  • 公式facebook

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.