■様々な効果が発表され、ブームとなっている乳酸菌
インフルエンザに良い、花粉症に良い、などの成果が発表され1大ブームになった乳酸菌。 そう、腸内環境を整えるには必要なモノです。 しかし、今摂っている乳酸菌で「絶好腸!」なら続けるべきですが、乳酸菌は摂っているけど、 「体調がイマイチ。」「便秘が治らない。」「もしかして過敏性腸症候群かも?!」などの話もよく聞きます。 そんな時、あなたの摂っている「乳酸菌」変えてみませんか? もしかしたら、その乳酸菌があなたの腸に合っていないのかもしれません。 お試し期間は、1種類を1週間以上続けましょう「いい感じ!」なら「続行」。 変化なければ、変えてみましょう。 あなたの腸にBESTな乳酸菌が見つかるはずです。 “腸は第2の脳”といわれ、心のバランスを整えて「安らぎ」を与えるホルモン“セロトニン”が腸で作られるという研究発表もされています。 コンビニでちょっと見ても(資料(2)参照)乳酸菌系の飲料は数多くあり、菌の種類も様々です。 そう、自分の腸内環境を整えるためには、自分で乳酸菌を選ぶ時代なんです。
■夏から秋は、水分も一緒に摂れる乳酸菌系飲料で便秘対策
暑い時は水分が減少してしまうために、便が硬くなる可能性が高くなります。 個人差はありますが、硬い便は出にくいと感じる方が多く、便秘の原因となることがあります。 また冷房による冷えや、暑さによる寝不足、疲労やストレスで下痢気味になったり、腸の活動が弱まり下痢と便秘を繰り返すことも。少し暑さが緩んでくる秋を美味しい「食欲の秋」とするにも腸内の環境をしっかり整えることが大事です 。 いずれにしても夏から秋は体力が消耗しやすく、腸管の蠕動運動(便を押し出す自然の力)も弱まる季節であり、いきんでも、腸のこの運動自体が弱いと便秘気味になってしまいます。 だから夏から秋は便秘対策が必要!意識して、水分を補充し、乳酸菌を摂取して腸内環境を整えましょう。 ハードのヨーグルトをスプーンですくって食べる方法が一般的ですが、この弱った時こそ、スポドリ感覚でガブガブ飲む!水分と乳酸菌をいっぺんに摂る!汗をかいた体をいたわる意味でも、水分だけじゃダメなんです。他にも夏は、熱中症や脱水症状など便秘以外の症状も多発…特に節電による熱中症は深刻…。水分不足による血液ドロドロは不健康への始まり!水分と一緒に乳酸菌の摂取が健康生活へ近道でしょう。
■〈 腸内フローラ 〉って、何?
腸内環境を整えると一口に言っても、健康な人の腸の中には400種を越える、約100兆個もの腸内細菌がバランスよく住みついています。因みに人間の体を構成している細胞数は60兆個!いかに多くの細菌が腸内に繁殖しているかが分かります。特に小腸の終わりから大腸にかけての様子は、腸内細菌という花を咲かせるお花畑に例えて「腸内フローラ」と呼ばれています。腸内の花畑のように腸内細菌=お花がびっしりと敷き詰められているイメージです。 この腸内細菌とは、病原菌などの有害な菌が簡単に体内に入らないよう守ってくれる必要不可欠の存在です。 また、腸内細菌のバランスが老化・ストレス・疾病・環境変化・食生活などで崩れていくと〈便秘〉〈下痢〉〈免疫力の低下〉〈副交感神経の機能低下〉がおこり、体調が害され、ひいては重大な病気などを発症し命の危険にもさらされる場合もあります。このように腸内細菌は人体の健康維持に対して大きな影響を与えると言えます。
■より多くの乳酸菌の摂取が、腸内環境を整えることに効果アリ
〈乳酸菌の摂取とは〉 光岡知足(東京大学名誉教授)
従来、乳酸菌の保健効果の多くは、生きた乳酸菌を腸内に届けて増殖させることによるものと考えられてきました。しかし、外から摂取した乳酸菌は、生きて腸内に届いても、そのまま住み着いて増殖することはほとんどありません。 それよりも菌体成分が直接腸管免疫系に働きかけることにより、悪玉菌に対する抗体が産生され、ビフィズス菌が増え、腸内フローラ(腸内環境)が改善される方法があります。 摂取する乳酸菌は生菌・死菌にかかわらず、より多くの菌数を摂取するほど高い腸内効果が期待されるということです。
インフルエンザに良い、花粉症に良い、などの成果が発表され1大ブームになった乳酸菌。 そう、腸内環境を整えるには必要なモノです。 しかし、今摂っている乳酸菌で「絶好腸!」なら続けるべきですが、乳酸菌は摂っているけど、 「体調がイマイチ。」「便秘が治らない。」「もしかして過敏性腸症候群かも?!」などの話もよく聞きます。 そんな時、あなたの摂っている「乳酸菌」変えてみませんか? もしかしたら、その乳酸菌があなたの腸に合っていないのかもしれません。 お試し期間は、1種類を1週間以上続けましょう「いい感じ!」なら「続行」。 変化なければ、変えてみましょう。 あなたの腸にBESTな乳酸菌が見つかるはずです。 “腸は第2の脳”といわれ、心のバランスを整えて「安らぎ」を与えるホルモン“セロトニン”が腸で作られるという研究発表もされています。 コンビニでちょっと見ても(資料(2)参照)乳酸菌系の飲料は数多くあり、菌の種類も様々です。 そう、自分の腸内環境を整えるためには、自分で乳酸菌を選ぶ時代なんです。
■夏から秋は、水分も一緒に摂れる乳酸菌系飲料で便秘対策
暑い時は水分が減少してしまうために、便が硬くなる可能性が高くなります。 個人差はありますが、硬い便は出にくいと感じる方が多く、便秘の原因となることがあります。 また冷房による冷えや、暑さによる寝不足、疲労やストレスで下痢気味になったり、腸の活動が弱まり下痢と便秘を繰り返すことも。少し暑さが緩んでくる秋を美味しい「食欲の秋」とするにも腸内の環境をしっかり整えることが大事です 。 いずれにしても夏から秋は体力が消耗しやすく、腸管の蠕動運動(便を押し出す自然の力)も弱まる季節であり、いきんでも、腸のこの運動自体が弱いと便秘気味になってしまいます。 だから夏から秋は便秘対策が必要!意識して、水分を補充し、乳酸菌を摂取して腸内環境を整えましょう。 ハードのヨーグルトをスプーンですくって食べる方法が一般的ですが、この弱った時こそ、スポドリ感覚でガブガブ飲む!水分と乳酸菌をいっぺんに摂る!汗をかいた体をいたわる意味でも、水分だけじゃダメなんです。他にも夏は、熱中症や脱水症状など便秘以外の症状も多発…特に節電による熱中症は深刻…。水分不足による血液ドロドロは不健康への始まり!水分と一緒に乳酸菌の摂取が健康生活へ近道でしょう。
■〈 腸内フローラ 〉って、何?
腸内環境を整えると一口に言っても、健康な人の腸の中には400種を越える、約100兆個もの腸内細菌がバランスよく住みついています。因みに人間の体を構成している細胞数は60兆個!いかに多くの細菌が腸内に繁殖しているかが分かります。特に小腸の終わりから大腸にかけての様子は、腸内細菌という花を咲かせるお花畑に例えて「腸内フローラ」と呼ばれています。腸内の花畑のように腸内細菌=お花がびっしりと敷き詰められているイメージです。 この腸内細菌とは、病原菌などの有害な菌が簡単に体内に入らないよう守ってくれる必要不可欠の存在です。 また、腸内細菌のバランスが老化・ストレス・疾病・環境変化・食生活などで崩れていくと〈便秘〉〈下痢〉〈免疫力の低下〉〈副交感神経の機能低下〉がおこり、体調が害され、ひいては重大な病気などを発症し命の危険にもさらされる場合もあります。このように腸内細菌は人体の健康維持に対して大きな影響を与えると言えます。
■より多くの乳酸菌の摂取が、腸内環境を整えることに効果アリ
〈乳酸菌の摂取とは〉 光岡知足(東京大学名誉教授)
従来、乳酸菌の保健効果の多くは、生きた乳酸菌を腸内に届けて増殖させることによるものと考えられてきました。しかし、外から摂取した乳酸菌は、生きて腸内に届いても、そのまま住み着いて増殖することはほとんどありません。 それよりも菌体成分が直接腸管免疫系に働きかけることにより、悪玉菌に対する抗体が産生され、ビフィズス菌が増え、腸内フローラ(腸内環境)が改善される方法があります。 摂取する乳酸菌は生菌・死菌にかかわらず、より多くの菌数を摂取するほど高い腸内効果が期待されるということです。
■菌体が小さく、多くの乳酸菌を摂りやすい注目株=【フェカリス菌】
乳酸菌は“お腹にやさしい”“便秘に良い”などの整腸作用が知られていて、健康食品・健康飲料として、腸管を整える働きを期待できる乳酸菌商品が数多く販売されています。 最近では、これらの作用に加えて生体の免疫系に働きかけることによる 恒常性の維持作用のある乳酸菌が注目されています。 中でも、【フェカリス菌】は免疫賦活能力の優れた乳酸菌といわれています。 【フェカリス菌】は、その形状から乳酸球菌に分類され、主に小腸に分布し増殖 が早いことが知られています。【フェカリス菌】は乳酸球菌で菌体が小さいため、 一度に多くの菌を摂取するのに適しています。腸管免疫系の細胞の隅まで届き 刺激し、有効な働きをする菌群の「善玉菌」を増やすことで異常を起こしてしまった 腸内を正常にしてくれ、腸の働きを活発にします。このことから、消化・吸収の改善、 腸内環境を整えるとともに、全身の免疫力も向上するという訳です。
※今回の研究発表(資料(1)参照)でも述べられているように、フェカリス菌(死菌)摂取により便通や便性が良好に改善されたほか、腸内のビフィズス菌の占有率が上がりました。
乳酸菌は“お腹にやさしい”“便秘に良い”などの整腸作用が知られていて、健康食品・健康飲料として、腸管を整える働きを期待できる乳酸菌商品が数多く販売されています。 最近では、これらの作用に加えて生体の免疫系に働きかけることによる 恒常性の維持作用のある乳酸菌が注目されています。 中でも、【フェカリス菌】は免疫賦活能力の優れた乳酸菌といわれています。 【フェカリス菌】は、その形状から乳酸球菌に分類され、主に小腸に分布し増殖 が早いことが知られています。【フェカリス菌】は乳酸球菌で菌体が小さいため、 一度に多くの菌を摂取するのに適しています。腸管免疫系の細胞の隅まで届き 刺激し、有効な働きをする菌群の「善玉菌」を増やすことで異常を起こしてしまった 腸内を正常にしてくれ、腸の働きを活発にします。このことから、消化・吸収の改善、 腸内環境を整えるとともに、全身の免疫力も向上するという訳です。
※今回の研究発表(資料(1)参照)でも述べられているように、フェカリス菌(死菌)摂取により便通や便性が良好に改善されたほか、腸内のビフィズス菌の占有率が上がりました。
自分の「うんち」が健康のバロメーター
内科医でTVなどのコメンテーターとしても活躍している、おおたわ史絵さんは、 著書『今日のうんこ』(文芸社刊) で、「うんこの世界を知ることで、自分の健康状態が見えて くる。」と発言されています。健康的な食生活ももちろんですが、自分の「うんち」で健康を確認 しましょう。
「自分の腸に合った乳酸菌は自分で選ぶ時代です」
おおたわ史絵 (内科医・作家)
☆元気な腸って、善玉菌の多めな腸です。
あまり知られていないことですが、じつは腸はとても敏感な臓器です。たとえば精神的ストレスひとつで調子が狂ってしまうほど。多忙な現代人には悩める人がたくさんいます。 暑い夏の気候もまた、悪い刺激のひとつ。汗をかいたあとの脱水やエアコンによる冷えなど、腸には過酷な季節。便秘や下痢などで病院を訪れる患者さんが増えるのもこの時期です。おなかのトラブルというと一見、女性の問題のように聞こえがちですが、実際には男性の方が深刻だったりするものです。 そんな腸のコンディションを左右するのが、腸内に大量に存在する菌たち。善玉、悪玉、日和見菌とさまざまな種類が混在しているのですが、体調が優れないときは必ずといっていいほど、このバランスが崩れています。 腸の調子を整えるのならば、まずは何よりも腸内環境の整備から。そうです、善玉菌を増やすことが一番のクスリといえるのです。
☆自分で試して乳酸菌を選びましょう。
善玉菌のなかでも有名なのがフェカリス菌などに代表される乳酸菌でしょう。古くからヨーグルトとして愛されてきた歴史がありますね。 じつは一言でヨーグルトと言っても、そのなかに含まれる菌の種類はさまざま。ひとによって相性があるようです。 まずは手に取ったものを一回試してみましょう。 「あれ?なんとなく調子がいいかも」 この感じが大事です。何よりも体の声は正直ですからね。 気にいったものをみつけたらしめたもの、少なくとも一週間以上は続けてみましょう。腸内に善玉菌を生着させるのには、ある程度の時間が必要とされているからです。 おなかのことで悩むなら、まずは腸内細菌のことを思い出してください。 たくさんの善玉菌たちがあなたを全力で助けてくれるはずです。
【プロフィール】
東京女子医科大学卒業後、大学病院、総合病院を経て下町の医師の道を選ぶ。2005年には医学生時代からの半生を綴ったエッセイ『女医の花道!』を出版。 病院のほか、山岳でのボランティア診療にも積極的に携わり、 国立高度専門医療研究センターの在り方に関する検討会委員。 TVではワイドショー、バラエティなど多方面で活躍中。 最新刊は「今日のうんこ」(文芸社) ブログ「おおたわ史絵のただいまネイチャー中」(http://ameblo.jp/fumie-otawa/)
内科医でTVなどのコメンテーターとしても活躍している、おおたわ史絵さんは、 著書『今日のうんこ』(文芸社刊) で、「うんこの世界を知ることで、自分の健康状態が見えて くる。」と発言されています。健康的な食生活ももちろんですが、自分の「うんち」で健康を確認 しましょう。
「自分の腸に合った乳酸菌は自分で選ぶ時代です」
おおたわ史絵 (内科医・作家)
☆元気な腸って、善玉菌の多めな腸です。
あまり知られていないことですが、じつは腸はとても敏感な臓器です。たとえば精神的ストレスひとつで調子が狂ってしまうほど。多忙な現代人には悩める人がたくさんいます。 暑い夏の気候もまた、悪い刺激のひとつ。汗をかいたあとの脱水やエアコンによる冷えなど、腸には過酷な季節。便秘や下痢などで病院を訪れる患者さんが増えるのもこの時期です。おなかのトラブルというと一見、女性の問題のように聞こえがちですが、実際には男性の方が深刻だったりするものです。 そんな腸のコンディションを左右するのが、腸内に大量に存在する菌たち。善玉、悪玉、日和見菌とさまざまな種類が混在しているのですが、体調が優れないときは必ずといっていいほど、このバランスが崩れています。 腸の調子を整えるのならば、まずは何よりも腸内環境の整備から。そうです、善玉菌を増やすことが一番のクスリといえるのです。
☆自分で試して乳酸菌を選びましょう。
善玉菌のなかでも有名なのがフェカリス菌などに代表される乳酸菌でしょう。古くからヨーグルトとして愛されてきた歴史がありますね。 じつは一言でヨーグルトと言っても、そのなかに含まれる菌の種類はさまざま。ひとによって相性があるようです。 まずは手に取ったものを一回試してみましょう。 「あれ?なんとなく調子がいいかも」 この感じが大事です。何よりも体の声は正直ですからね。 気にいったものをみつけたらしめたもの、少なくとも一週間以上は続けてみましょう。腸内に善玉菌を生着させるのには、ある程度の時間が必要とされているからです。 おなかのことで悩むなら、まずは腸内細菌のことを思い出してください。 たくさんの善玉菌たちがあなたを全力で助けてくれるはずです。
【プロフィール】
東京女子医科大学卒業後、大学病院、総合病院を経て下町の医師の道を選ぶ。2005年には医学生時代からの半生を綴ったエッセイ『女医の花道!』を出版。 病院のほか、山岳でのボランティア診療にも積極的に携わり、 国立高度専門医療研究センターの在り方に関する検討会委員。 TVではワイドショー、バラエティなど多方面で活躍中。 最新刊は「今日のうんこ」(文芸社) ブログ「おおたわ史絵のただいまネイチャー中」(http://ameblo.jp/fumie-otawa/)
フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料摂取による
善玉菌の増加、便通改善効果を確認
「第16回腸内細菌学会」にて発表
2012年6月13日
株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)の中央研究所は、フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料の継続的な摂取による善玉菌の割合増加、便通改善効果について、ヒトを対象とした臨床試験で確認しました。この試験結果の詳細を、6月14日(木)から神戸市産業振興センターで開催される「第16回 腸内細菌学会」で発表いたしました。
≪経緯≫ ヒトの腸内には数百種類の菌(腸内細菌)が、合計で約100兆個いるといわれています。これらの菌は、善玉菌と悪玉菌、さらに中間的な菌が微妙な関係を保ちながら、種類ごとに集団を形成していて、腸内細菌叢(そう)と呼ばれています。善玉菌には、腸内環境改善作用(便通改善作用など)や免疫力を高めることによる感染防御作用、発ガン抑制作用、アレルギー症状の改善作用などが報告されています。このことから、健康を維持するためにも、善玉菌を優勢にして、より良い腸内環境にすることが重要だとされています。 また、近年、乳酸菌のうちフェカリス菌などの一部の菌は加熱殺菌処理などにより殺菌体となっても、その菌体成分が直接あるいは腸内細菌叢を介して有益な効果を発揮することが明らかとなってきました。 そこで、フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料を継続的に摂取することによる善玉菌の割合増加、便通改善効果を期待し、臨床試験を実施しました。
≪研究内容≫ 今回の試験は、民間の研究機関の株式会社オルトメディコのサポートにより、ヒトを対象とした臨床試験を行いました。20~39歳の便秘気味な日本人男女24名(以下、被験者)に、フェカリス菌(殺菌体)やオリゴ糖を含まない対照飲料群(以下、プラセボ群)と、オリゴ糖を含むフェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料2タイプの飲料群(フェカリス菌1000億個の低用量群、フェカリス菌1兆個の高用量群)に8名ずつ無作為に分け、2週間、午前中に1日1本(280 ml)摂取していただきました。試験飲料摂取の前後に腸内細菌叢の検査、排便評価などを行いました。
≪結果≫ フェカリス菌低用量群および高用量群にて、善玉菌である Bifidobacterium(ビフィドバクテリウム) の占有割合が摂取前と比較して摂取2週後、有意に増加しました。善玉菌である Bifidobacterium(ビフィドバクテリウム) の変化量は、フェカリス菌高用量群でのみプラセボ群と比較して有意に増加しました。また、便形スケールはフェカリス菌低用量群および高用量群にて摂取前と比較して摂取2週後、有意に改善しました。このことから、フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料(オリゴ糖含む)を摂取することで腸内環境が改善すること、またフェカリス菌の摂取量を増加させると、この効果はより顕著になることが明らかとなりました。
今後は、フェカリス菌(殺菌体)とオリゴ糖をそれぞれ単独で配合した乳性飲料を摂取した場合と、両方配合した乳性飲料を摂取した際の効果の検証やメカニズム解明に向けてさらなる研究を進めてまいります。 また、フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料には、花粉症症状緩和効果も当社にて確認しています(「薬理と治療 (JPT) Vol. 40 No. 2 2012)」(ライフサイエンス出版))。 当社では、おいしさはもちろん、安全性や機能性など、食に対する関心がますます高くなるなかで、さまざまな素材の可能性を追究すべく、今後も研究を行ってまいります。
善玉菌の増加、便通改善効果を確認
「第16回腸内細菌学会」にて発表
2012年6月13日
株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)の中央研究所は、フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料の継続的な摂取による善玉菌の割合増加、便通改善効果について、ヒトを対象とした臨床試験で確認しました。この試験結果の詳細を、6月14日(木)から神戸市産業振興センターで開催される「第16回 腸内細菌学会」で発表いたしました。
≪経緯≫ ヒトの腸内には数百種類の菌(腸内細菌)が、合計で約100兆個いるといわれています。これらの菌は、善玉菌と悪玉菌、さらに中間的な菌が微妙な関係を保ちながら、種類ごとに集団を形成していて、腸内細菌叢(そう)と呼ばれています。善玉菌には、腸内環境改善作用(便通改善作用など)や免疫力を高めることによる感染防御作用、発ガン抑制作用、アレルギー症状の改善作用などが報告されています。このことから、健康を維持するためにも、善玉菌を優勢にして、より良い腸内環境にすることが重要だとされています。 また、近年、乳酸菌のうちフェカリス菌などの一部の菌は加熱殺菌処理などにより殺菌体となっても、その菌体成分が直接あるいは腸内細菌叢を介して有益な効果を発揮することが明らかとなってきました。 そこで、フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料を継続的に摂取することによる善玉菌の割合増加、便通改善効果を期待し、臨床試験を実施しました。
≪研究内容≫ 今回の試験は、民間の研究機関の株式会社オルトメディコのサポートにより、ヒトを対象とした臨床試験を行いました。20~39歳の便秘気味な日本人男女24名(以下、被験者)に、フェカリス菌(殺菌体)やオリゴ糖を含まない対照飲料群(以下、プラセボ群)と、オリゴ糖を含むフェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料2タイプの飲料群(フェカリス菌1000億個の低用量群、フェカリス菌1兆個の高用量群)に8名ずつ無作為に分け、2週間、午前中に1日1本(280 ml)摂取していただきました。試験飲料摂取の前後に腸内細菌叢の検査、排便評価などを行いました。
≪結果≫ フェカリス菌低用量群および高用量群にて、善玉菌である Bifidobacterium(ビフィドバクテリウム) の占有割合が摂取前と比較して摂取2週後、有意に増加しました。善玉菌である Bifidobacterium(ビフィドバクテリウム) の変化量は、フェカリス菌高用量群でのみプラセボ群と比較して有意に増加しました。また、便形スケールはフェカリス菌低用量群および高用量群にて摂取前と比較して摂取2週後、有意に改善しました。このことから、フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料(オリゴ糖含む)を摂取することで腸内環境が改善すること、またフェカリス菌の摂取量を増加させると、この効果はより顕著になることが明らかとなりました。
今後は、フェカリス菌(殺菌体)とオリゴ糖をそれぞれ単独で配合した乳性飲料を摂取した場合と、両方配合した乳性飲料を摂取した際の効果の検証やメカニズム解明に向けてさらなる研究を進めてまいります。 また、フェカリス菌(殺菌体)入り乳性飲料には、花粉症症状緩和効果も当社にて確認しています(「薬理と治療 (JPT) Vol. 40 No. 2 2012)」(ライフサイエンス出版))。 当社では、おいしさはもちろん、安全性や機能性など、食に対する関心がますます高くなるなかで、さまざまな素材の可能性を追究すべく、今後も研究を行ってまいります。
=お問い合わせ=
フェカリス乳酸菌PR事務局
担当:中川(携帯:080-3475-3434)、木村(携帯:090-9851-8193)
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-28-6 ハ゜ーク第3ビル
(株)ディー・エヌ・エー
TEL:03-5740-8100
FAX:03-5740-8102
e-mail:kim@dna-ex.co.jp
フェカリス乳酸菌PR事務局
担当:中川(携帯:080-3475-3434)、木村(携帯:090-9851-8193)
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-28-6 ハ゜ーク第3ビル
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