2012年08月10日 12:00

物流のＳＢＳグループ、ＡＳＥＡＮ地域拠点整備を開始

　物流のＳＢＳグループは、アジアで成長する企業グループをめざし、去る５月にシンガポールにアジア地域統括会社を設立。６月よりASEAN地域の拠点整備に着手し、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナムで７月末までに取り組んだ状況をお知らせいたします。

　当グループは、インドの国際物流企業Atlas Logistics Pvt. Ltd.（以下、Atlas）を昨年10月に取得したのを機にアジア展開の準備を進め、ＳＢＳグループの国際事業拠点整備とAtlasの各国現地法人の再編プロジェクトを５月から開始いたしました。

　当社の100％子会社としてアジア地域を統括するSBS Logistics RHQ（以下、SLRHQ）をシンガポールに５月に設立し、各国の事業会社を統括できる体制を整えました。６月からはAtlasの現地法人を再編しながらASEAN地域の事業拠点整備に着手いたしました。

　まず、SLRHQからAtlasのシンガポール現地法人Atlas Logistics Far Eastに出資し、社名をSBS Atlas Logistics Holdings（以下、SALHD）に変更。同社はシンガポールにおける物流事業を担当するほか、ASEAN各国の事業を統括する役割も担います。

　続いて、SLRHQからSALHDを経由しAtlasのタイ現地法人Atlas Express Logisticsに出資し、社名をSBS Atlas Logistics (Thailand)に変更。７月より日本の電機メーカーのタイ工場向け部品・完成品のタイ国内での保管・輸送および国際輸送業務を開始しております。

　従前よりSALHD傘下のベトナム現地法人Atlas Logistics Vietnamおよびマレーシア現地法人Atlas Air & Sea Consolidatorsについては、９月までにそれぞれSBS Atlas Logistics (Vietnam)、SBS Atlas Logistics (Malaysia)に社名変更する予定です。

　なお、日本国内でも６月20日にAtlasの日本における現地法人Atlas Japanの株式の50％を当グループの(株)エイシーシステムコーポレイションが取得し、関係会社としております。

　今後も他のASEAN各国の物流事業拠点整備を進め、Atlasグループのフォワーディング事業に加えて、ＳＢＳグループの強みであるトータルロジスティクスソリューションをご提供できる体制を整えてまいります。

■ご参考
＜今般の拠点整備にかかる海外会社概要＞

＜ＳＢＳグループ概要＞
持株会社：ＳＢＳホールディングス株式会社
設　立：1987年
代表者：代表取締役鎌田正彦
上　場：大阪証券取引所JASDAQ市場
本社住所：東京都墨田区太平4丁目1番3号オリナスタワー
資本金：38億円（2011年12月末現在）
売上高： 1,211億円（2011年12月末現在、連結）
従業員数：12,380名（うち正社員4,624名、2011年12月末現在、連結）
事業内容：ＳＢＳグループは、物流ならびに物流に付帯する物流施設開発や物流人材派遣などをトータルでご提供し、お客様のあらゆる物流ニーズにお応えする総合物流企業グループです。グループ内には、食品から超重量物までさまざまな商材を扱う企業群、路線、区域、即日配送など多様な輸送形態を提供する企業群、そして、国際輸送を担当する国内および海外の企業群を有しています。
グループ：連結子会社27社（2011年12月末現在）

ＵＲＬ：日本語http://www.sbs-group.co.jp　英語http://www.sbs-group-ir.com

■本件に関するお問い合わせ先
ＳＢＳホールディングス株式会社
ＩＲ・広報部　早乙女　良之
TEL：03-3829-2240／e-mail：contact11@sbs-group.co.jp

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