2012年07月06日 15:30

~終末期、災害時に苦しむ方を孤独にさせない~『心の力を活かす スピリチュアルケア』を発売

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弓箭書院(本社:川崎市宮前区、代表:鋤柄 禎)は、終末期、災害時といった危機的状況で訪れる心の苦痛への根本的な対処を紹介する『心の力を活かす スピリチュアルケア』を発売いたしました。

(書籍概要)
突然訪れる死や災害、他人に依存しなければ生きられない状況に陥ったとき、心の苦痛が生まれます。このような苦痛に対して、なぐさめ、薬物などの治療では癒されず、絶望の淵で過ごす方が少なくありません。全く会話を交わさなくなる患者は、その現実を物語ります。

著者は来日以来50年に及ぶ患者訪問の中で、苦しむ人と深く関わり、共に癒しの糸口を探し続けてきました。「最期まで自分らしく生きるか、あるいは人生をセデーション、昏睡状態のまま終わらせたいか」といった社会問題にも言及しつつ、スピリチュアルケアの実践と成果を紹介し、医療へのさらなる導入を促します。
(目次抜粋)
1章 後回しにされた心の教育
 心の定義、社会の状況
2章 医療に不可欠なもの
 病める人からのスピリチュアルケア
3章 全人と全人的
 人間尊重と尊敬、病院の中心は「人」か「病気」か
4章 生きる目標と活かせること
 「活かせる力」対「滅ぼす力」、「笑顔」対「本物の顔」
5章 内面性
 内面的な援助、スピリチュアルケアにおける信条や宗教
6章 喪失
 喪失による成長の可能性
7章 スピリチュアルな事柄
 スピリチュアルな健康とスピリチュアルな痛み
8章 スピリチュアルな痛み
 コントロールできない人生、何を話したらいいのかわからない
9章 スピリチュアルケア
 現代人のホスピスへの憧れと希望
10章 スピリチュアル・ケアワーカー
 叫びに気づく、エイズ患者と共に生きる
11章 スピリチュアルケアと日本
 スピリチュアルケアは国際的
12章 現象――医学/医療
 患者への全人的ケアを願う方々へ、医療の中心課題は病気ではない
 コラム 安楽死について(ある動物看護士の体験から)、納得できる人生――目標と手段の区別


(著者紹介)
ウァルデマール・キッペス(Waldemar Kippes)
NPO臨床パストラル教育研究センター理事長。1930年ドイツ生まれ。1956年来日。上智大学、南山大学、アントニオ神学院講師を経て1995年久留米聖マリア学院短期大学教授。
1976年より東京「いのちの電話」スーパーヴァイザー、1991年姫路聖マリア病院で臨床パストラルケア教育の指導、1998年臨床パストラル教育研修センター所長、2007年より現職。病床訪問の傍ら、全国各地で専門職の養成講座を開きケアの普及に身を投じている。


(書籍概要)
書名:心の力を活かす スピリチュアルケア
著者:ウァルデマール・キッペス(NPO臨床パストラル教育研究センター理事長)
体裁:A5判、244ページ、並製
ISBN:978-4-900354-98-2
発売:6月26日
定価:本体2300円+税
http://www.kyusenshoin.com/carespiritual.html

■当プレスリリースに関する問い合わせ先
弓箭書院
〒216-0033 川崎市宮前区宮崎3-13-15-503
TEL/FAX 044-854-2718
mail@kyusenshoin.com
http://www.kyusenshoin.com
担当:鋤柄 禎(すきがら ただし)

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 医療、福祉

会社概要

商号
弓箭書院(キュウセンショイン)
代表者
鋤柄 禎(スキガラ タダシ)
所在地
〒216-0033
神奈川県川崎市宮前区宮崎3-13-15-503 
TEL
044-854-2718
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
会社HP
http://.www.kyusenshoin.com

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