2012年06月28日 16:00

あなたはどちらをとりますか?~携帯とパソコン/テレビとSNS/携帯とセックス --イプソス「Global @dviser調査」より

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グローバル調査会社のイプソスは世界25カ国で、テクノロジーに関する嗜好を調査した。携帯電話とパソコンのどちらかをあきらめなくてはならない場合では、携帯電話をあきらめる人が多数派(65%)であった。テレビとソーシャルネットワークではソーシャルネットワークをあきらめる人が多数派(58%)、携帯電話とセックスでは携帯電話をあきらめる人が(78%)で、10人中2人はセックスをあきらめると回答した。

グローバル・マーケティング・リサーチ会社のイプソスが毎月、世界25カ国で実施しているGlobal @dviser調査より、今回は、テクノロジーの嗜好に関する調査結果を取り上げます。



< 主な調査結果 >

●携帯電話とパソコンの比較: パソコンを取る人が多数派(65%)。若い年代では「携帯電話を取る」派が10人に4人
●テレビとソーシャルネットワークの比較: 先進国ではテレビが有利、新興国ではソーシャルネットワークに軍配
●携帯電話とセックスの比較: 「セックスをあきらめる」割合がもっとも高い国は日本



< 調査概要 >


 調査実施機関: イプソス     実施時期: 2012年1月5日~16日
 調査手法:イプソス・オンラインパネルシステムにより世界24カ国で毎月実施するGlobal @dviser調査
        (今回は通常の24カ国に香港を加えた25カ国で調査を実施)
 対象国(25カ国): アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イギリス、香港、
             ハンガリー、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、
             南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国
 対象者: カナダ及び米国では18歳~64歳、その他各国では16歳~64歳の対象者19.271人
       各国1000人以上が回答 
       *アルゼンチン、インドネシア、メキシコ、ポーランド、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スウェーデン、ロシア、
         トルコでは各国500人以上



グローバル調査会社のイプソスは世界25カ国で、テクノロジーに関する嗜好を調査した。携帯電話とパソコンのどちらかをあきらめなくてはならない場合では、携帯電話をあきらめる人が多数派(65%)であった。テレビとソーシャルネットワークではソーシャルネットワークをあきらめる人が多数派(58%)、携帯電話とセックスでは携帯電話をあきらめる人が(78%)で、10人中2人はセックスをあきらめると回答した。

 
若い世代ほどケータイを好む
 今回の調査では、携帯電話とパソコン、テレビとソーシャルネットワーク、携帯電話とセックスの比較で世界の人々にテクノロジーに対する嗜好を尋ねた。全体で見ると、携帯電話とパソコンの比較では、対象国25カ国の人々の65%が携帯電話をあきらめ、パソコンを取る、と回答した。女性は男性よりも携帯電話をあきらめきれないようで、男性の69%が「携帯電話をあきらめる」と回答したのに対し、女性は8ポイント少ない61%であった。
世代別では、若い世代の方が、携帯電話を好んでいるようだ。35歳以下の59%が「携帯電話をあきらめる」と回答したのに対し、35-49歳では67%、50-64歳では73%に上った。
 「携帯電話をあきらめる」と回答した割合が最も高い国はカナダ(80%)で、ドイツ(78%)、ブラジル(77%)、フランス(74%)、日本(73%)が続く。反対に携帯電話をあきらめる割合が少ない国は、サウジアラビア(49%)、南アフリカ(52%)、インドネシア、韓国(共に55%)であった。


先進国ではテレビ、新興国ではソーシャルネットワーク  
 テレビとソーシャルネットワークの比較では、ソーシャルネットワークをあきらめる人が全体の58%であった。35歳以下では、その割合は五分五分で、年代が上がるとともに「ソーシャルネットワークをあきらめる」と回答した割合が上がる(36-49歳で62%、50-64歳で68%)。
 地域別に見ると、北アメリカやヨーロッパでは断然テレビが有利である(それぞれ73%と66%がソーシャルネットワークをあきらめると回答) 。反対にBRICsの国々では、ソーシャルネットワークをあきらめると回答したのは42%にとどまった。また、「アラブの春」にはソーシャルネットワークが大きな役割を果たしたとされる中東・アフリカ地域では、46%がソーシャルネットワークをあきらめると回答した。「ソーシャルネットワークをあきらめる」と回答した割合が最も高い国はイギリス(77%)、次いでフランス(76%)、オーストラリア(75%)、アメリカ(74%)であった。最も低い国は中国(35%)で、トルコ(39%)、ブラジル(39%)、インド(44%)がそれに続く。

国民性の違いがくっきり

 携帯電話とセックスの比較では、全体の78%が携帯電話をあきらめると回答した。男女別にみると、男性は87%が「携帯電話をあきらめセックスを取る」と回答したのに対し、女性は70%にとどまった。
 この比較では、各地域での違いが非常にはっきりしているのが特徴だ。アジア・パシフィック地域の国々で「セックスをあきらめる」と回答した割合が特に高く、日本では47%が「セックスをあきらめ、携帯電話をとる」と回答し世界でトップであった。次いで、香港(42%)、韓国(38%)、インドネシア(33%)、インド(31%)が続く。反対の傾向が強いのはラテンアメリカ地域で、ブラジルでは「セックスをあきらめる」 と回答したのは8%のみ。アルゼンチン(9%)、スペイン(10%)、イタリア(11%)、カナダ(12%)がそれに続いた。



イプソスについて
1975年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。
世界84カ国の拠点では、16,000人以上のスタッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の調査プロジェクト数は10万件以上、実施インタビュー数は7,000万件以上に上ります。
GreenBook Research Industry Trend Survey 2011で最もイノベイティブなリサーチ会社の第2位に選ばれました。
イプソスについての詳細は弊社ウェブサイトwww.ipsos.comをご覧ください。



このニュースリリースについてのお問い合わせ:
Karen Gottfried
Research Manager, Ipsos Global Public Affairs
+1 (416) 572 4481
darrell.bricker@ipsos.com



山野辺有子
Ipsos in Japan
03 5408 5469
yuko.yamanobe@ipsos.com

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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

イプソス株式会社
商号
イプソス株式会社(イプソスカブシキガイシャ)
代表者
内田 俊一(ウチダ シュンイチ)
所在地
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル
TEL
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業種
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上場先
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従業員数
500名未満
会社HP
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