2012年06月06日 18:00

アカマイ、企業ネットワークのIPv6対応を数時間で実現

ISP、Webコンテンツ事業者、データセンター事業者などインターネットに携わる全ての企業を対象に、IPv6適応化サービスの提供を開始

アカマイは、2012年6月6日（米国時間）に世界規模で開催されるWorld IPv6 Launchを機に、当社のサービスおよびソリューション全般を対象とするアドオンアプリケーションとして、IPv6適応化サービスの提供を開始する。企業は、同サービスを自社のネットワークに適用することで、ハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションへ膨大な投資をすることなく、数時間でIPv6への最適化を実現できる。

アカマイは、世界78 カ国に展開する105,000台のサーバー群によって構成されるアカマイ独自のクラウド・プラットフォーム、「Akamai Intelligent PlatformTM」から得られたIPv6ウェブトラフィックのデータを、http://www.akamai.co.jp/enja/ipv6において、リアルタイムで可視化している。

アカマイのIPv6適応化サービスは、Akamai Intelligent Platform上で提供されるアカマイ製品およびソリューションポートフォリオ全般に適用され、企業ネットワークのIPv6適応化を可能にするアプリケーション。企業は、同サービスを活用することで、オリジン・サーバーのIPv6化のために膨大な投資をすることなく、自社インフラをデュアルスタック化（IPv4/IPv6それぞれのプロトコルへ対応）し、IPv4/IPv6いずれのクライアントに対しても並行してコンテンツ、アプリケーションの配信が可能となる。アカマイのIPv6適応化サービスは、HTTPおよびHTTPSをサポートする。

アカマイ・テクノロジーズ合同会社　社長　徳永信二は、「IPv6への移行は、企業にとって多大な投資を伴う大きなプロジェクトです。アカマイは、移行時の暫定的な対応として、お客様がIPv4環境を維持しながら、多大な投資をすることなくIPv6環境へも並行して対応できるようサポートすると共に、将来のIPv6への完全移行に向けて最良のパートナーでありたいと考えております。アカマイでは、このIPv6適応化サービスを、ISP、Webコンテンツ事業者、データセンター事業者を含むインターネットに携わる全ての企業を対象に提供していきます。アカマイのIPv6適応化サービスによってデュアルスタック化された企業インフラは、当社独自のクラウド・プラットフォームであるAkamai Intelligent Platformとインテリジェントに連動することで、デュアルスタックの問題として指摘されている遅延、パケットロス、ネット攻撃への脆弱性、IPv4へのフォールバックの問題を回避することができます。」と語っている。

本件に関するお問合せ先
アカマイ・テクノロジーズ合同会社
マーケティング本部　マーケティング部　
TEL. 03-4589-6500
E-mail. marketing-jp@akamai.com

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