2012年05月16日 09:00

『鬼平』は軽いから強い。国民的作家の作品と生き方を通じて、これからの日本人の生き方を考える『池波正太郎 「自前」の思想』(佐高信・田中優子/集英社新書)が5月17日(木)発売!

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生きにくい世の中だからこそ「池波」に学べ。稀代の論客、佐高信・田中優子の二人が、国民的作家池波正太郎について大いに語り合いました。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』などの大ヒット作品や池波自身の人生から、迷走する日本社会を生き抜くヒントとして「自前」の思想を読み解きます。単なる作家論・作品論に留まらぬ、私たちの未来を照らす人生指南書です!

集英社新書
『池波正太郎 「自前」の思想』

著者 佐高 信(さたか・まこと)・田中優子(たなか・ゆうこ)
5月17日(木)発売

定価 756円(税込) 200ページ
http://shinsho.shueisha.co.jp/
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-720642-5&mode=1


今年で二十三回忌、なぜ今なお池波正太郎の作品は愛され続けるのか。
それは池波が描き、そして生きた社会は、たとえ貧しくとも「世間」というセーフティネットが機能し、誰もが「自前」で生きていける社会に対する我々日本人の郷愁と憧憬があるのではないでしょうか。
「ワーキングプア」「孤立死」「無縁社会」……社会が個人を分断し突き放しつつある今の日本。
そんな社会を憂える辛口評論家と江戸文化研究家の最強コンビが、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』など池波のヒット作はもちろん、池波自身の人生をも読み解くことで、これからの日本人に相応しい生き方を共に考えます!
【目次】
はじめに 佐高 信
序 章 池波正太郎、愛される理由
第一章 仕事の流儀
第二章 遊びに磨かれて
  エッセイ1:池波ドラマの演者たち 佐高信
第三章 家族の肖像
第四章 正義は誰のため?
  エッセイ2:『鬼平犯科帳』を歩く 田中優子
第五章 江戸と東京のメンタリティ
終 章 答えは池波正太郎にあり
あとがき 田中優子
著者プロフィール
佐高 信(さたか・まこと)
1945年山形県生まれ。
慶應義塾大学法学部卒業。
高校教師、経済誌編集長を経て、評論家として活躍。
『電力と国家』(集英社新書)など著書多数。
田中優子(たなか・ゆうこ)
1952年横浜市生まれ。
法政大学社会学部メディア社会学科教授(近世文学)。
同国際日本学インスティテュート(大学院)教授。
『江戸の恋』『樋口一葉「いやだ!」と云ふ』(いずれも集英社新書)『世渡り 万の智慧袋』(集英社)など著書多数。

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会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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