物理環境、仮想環境、クラウド環境に対応した使いやすいバックアップと復元のソリューションを提供するリーディングカンパニーであるアクロニス社(本社:米国マサチューセッツ州/日本(アクロニス・ジャパン):東京都港区、代表取締役 村上 督、以下: アクロニス)は、「アクロニス世界障害復旧評価指標: 2012*」における業界別(15業界)の信頼度を分析し、「製造業」に関する結果を発表しました。本調査結果では、IT予算やリソースの不足、仮想/ハイブリッド環境における複雑性への対応が、バックアップ/ディザスタリカバリ導入における課題となることが予測されています。
*世界18か国の従業員1,000名以下の中堅・中小企業IT管理者約6,000人を対象に2011年9月~10月に実施したバックアップおよびDRに関する信頼度調査。「アクロニス世界障害復旧評価指標: 2012 」の詳細については、http://promo.acronis.com/DRI-2012.htmlよりダウンロードが可能です。
*世界18か国の従業員1,000名以下の中堅・中小企業IT管理者約6,000人を対象に2011年9月~10月に実施したバックアップおよびDRに関する信頼度調査。「アクロニス世界障害復旧評価指標: 2012 」の詳細については、http://promo.acronis.com/DRI-2012.htmlよりダウンロードが可能です。
「世界障害復旧評価指標: 2012」業界分析:「製造業」のグローバルハイライト
● 全業界平均同等の信頼度: 53%の製造業は、「障害発生時に短時間でシステムを復旧できる自信がある」と回答(全業界平均: 52%)。また、54%がバックアップとディザスタリカバリの運用がうまく管理されていると考えている(全業界平均: 51%)。
● 押し寄せるコストカットの波: 45%(全業界平均: 39%)は、IT予算とリソースの不足がバックアップとディザスタリカバリに関する最大の課題であると回答。
● 仮想化の浸透: 現在5割以上の本番稼動サーバが仮想化されている製造業は、26%(全業界平均: 32%)にとどまっているが、2012年内には、30%増加すると予想されている(全業界平均: 18%増加)。
● クラウドへの取り組みを開始: 94%の製造業は、「2012年にITインフラにクラウドを組み込む」と回答(全業界平均: 92%)。
● ハイブリッド環境に課題: 67%(全業界平均: 70%)の製造業は、「ハイブリッド環境における最大の課題は物理、仮想、クラウド環境でのデータの移動」と回答。特に40%(全業界平均: 29%)の製造業は、「熟練したIT担当者の確保がネックである」と考える。
<製造業界グローバルハイライト>
■全業界平均同等の信頼度
2011年に発生した様々な自然災害の影響で、65%の製造業は、「定期的なバックアップのテストの頻度を増やした」と回答しています。バックアップの頻度を改善することにより、53%(全業界平均: 52%)の製造業は、「障害発生時に短期間でシステムを復旧できる自信がある」と回答しています。また、54%が、「バックアップとディザスタリカバリの運用がうまく管理されている」とも回答しています(全業界平均: 51%)。
■押し寄せるコストカットの波
競争激化によるコストカットの波が押し寄せる製造業においては、IT予算も例外ではありません。例えば、45%(全業界平均: 39%)の製造業は、「バックアップとディザスタリカバリに関する最大の課題は、IT予算とリソースの不足」と回答しています。しかし、他業界平均と比較すると、製造業では、まだバックアップとディザスタリカバリに対する予算を確保している割合は高く、11%の企業のみ、「バックアップとディザスタリカバリに対する予算がない」と回答しています(全業界平均: 22%)。
■仮想化の浸透
製造業の仮想化への対応は若干遅れていますが、今後仮想化が浸透していくことが予想されています。現時点では、50%以上の本番稼動サーバが仮想化されている製造業は26%(全業界平均: 32%)にすぎませんが、2012年内には、30%増加すると予想されています(全業界平均: 18%増加)。しかし、仮想環境にあるデータの40%は、月1回、または不定期にしかバックアップしておらず、物理サーバと同等の頻度で、バックアップの実行が必要です(全業界平均: 38%)。
■クラウドへの取り組みを開始
以前はセキュリティーや十分な通信帯域の確保などを懸念する製造業が多くいましたが、今年はクラウドへの移行が加速すると予測されています。94%の製造業は「2012年内にITインフラにクラウドを組み込む」と回答しています(全業界平均: 92%)。さらに、53%は「クラウドを採用することで、オペレーションコストの削減につながる」と考えています(全業界平均: 50%)。一方で、製造業の29%(全業界平均: 23%)は、オフサイトのバックアップ・ディザスタリカバリに対する戦略を有していないのが現状です。
■ハイブリッド環境に課題
物理、仮想、クラウドなど異なる環境が混在するハイブリッドなIT環境が浸透するに従い、バックアップ、リカバリも複雑化しています。実際、67%(全業界平均: 70%)の製造業は、「このようなハイブリッド環境における最大の課題が物理、仮想、クラウド環境でのデータの移動」と回答しています。特に40%(全業界平均: 29%)の企業は、「熟練したIT担当者の確保も課題」と回答しています。そのほか、データバックアップに使うアプリケーションの数では、「3つ以上」と回答している製造業が36%と、全業界平均の32%より4%ほど高い結果となっています。
■まとめ
世界共通で、製造業界における覇権争いは激しさを増しています。これにより、当該企業では、製造コストを抑えながら、高品位で、競争力の高い製品の開発が必須となっています。製造業は、特にその開発・製造環境において、人為的ミスや、故障なども起こりやすい業種と言えます。これらの製造企業では、製造ラインをストップすることのないよう、新しいテクノロジを駆使し、効率的なバックアップ/リカバリプランを策定し、実行することが重要となります。
【報道関係者のお問い合わせ先】
アクロニス・ジャパン株式会社 マーケティング 担当 北尾(PR担当)、今村
TEL: 03-6430-1442 / Email: Media_jp@acronis.com
● 全業界平均同等の信頼度: 53%の製造業は、「障害発生時に短時間でシステムを復旧できる自信がある」と回答(全業界平均: 52%)。また、54%がバックアップとディザスタリカバリの運用がうまく管理されていると考えている(全業界平均: 51%)。
● 押し寄せるコストカットの波: 45%(全業界平均: 39%)は、IT予算とリソースの不足がバックアップとディザスタリカバリに関する最大の課題であると回答。
● 仮想化の浸透: 現在5割以上の本番稼動サーバが仮想化されている製造業は、26%(全業界平均: 32%)にとどまっているが、2012年内には、30%増加すると予想されている(全業界平均: 18%増加)。
● クラウドへの取り組みを開始: 94%の製造業は、「2012年にITインフラにクラウドを組み込む」と回答(全業界平均: 92%)。
● ハイブリッド環境に課題: 67%(全業界平均: 70%)の製造業は、「ハイブリッド環境における最大の課題は物理、仮想、クラウド環境でのデータの移動」と回答。特に40%(全業界平均: 29%)の製造業は、「熟練したIT担当者の確保がネックである」と考える。
<製造業界グローバルハイライト>
■全業界平均同等の信頼度
2011年に発生した様々な自然災害の影響で、65%の製造業は、「定期的なバックアップのテストの頻度を増やした」と回答しています。バックアップの頻度を改善することにより、53%(全業界平均: 52%)の製造業は、「障害発生時に短期間でシステムを復旧できる自信がある」と回答しています。また、54%が、「バックアップとディザスタリカバリの運用がうまく管理されている」とも回答しています(全業界平均: 51%)。
■押し寄せるコストカットの波
競争激化によるコストカットの波が押し寄せる製造業においては、IT予算も例外ではありません。例えば、45%(全業界平均: 39%)の製造業は、「バックアップとディザスタリカバリに関する最大の課題は、IT予算とリソースの不足」と回答しています。しかし、他業界平均と比較すると、製造業では、まだバックアップとディザスタリカバリに対する予算を確保している割合は高く、11%の企業のみ、「バックアップとディザスタリカバリに対する予算がない」と回答しています(全業界平均: 22%)。
■仮想化の浸透
製造業の仮想化への対応は若干遅れていますが、今後仮想化が浸透していくことが予想されています。現時点では、50%以上の本番稼動サーバが仮想化されている製造業は26%(全業界平均: 32%)にすぎませんが、2012年内には、30%増加すると予想されています(全業界平均: 18%増加)。しかし、仮想環境にあるデータの40%は、月1回、または不定期にしかバックアップしておらず、物理サーバと同等の頻度で、バックアップの実行が必要です(全業界平均: 38%)。
■クラウドへの取り組みを開始
以前はセキュリティーや十分な通信帯域の確保などを懸念する製造業が多くいましたが、今年はクラウドへの移行が加速すると予測されています。94%の製造業は「2012年内にITインフラにクラウドを組み込む」と回答しています(全業界平均: 92%)。さらに、53%は「クラウドを採用することで、オペレーションコストの削減につながる」と考えています(全業界平均: 50%)。一方で、製造業の29%(全業界平均: 23%)は、オフサイトのバックアップ・ディザスタリカバリに対する戦略を有していないのが現状です。
■ハイブリッド環境に課題
物理、仮想、クラウドなど異なる環境が混在するハイブリッドなIT環境が浸透するに従い、バックアップ、リカバリも複雑化しています。実際、67%(全業界平均: 70%)の製造業は、「このようなハイブリッド環境における最大の課題が物理、仮想、クラウド環境でのデータの移動」と回答しています。特に40%(全業界平均: 29%)の企業は、「熟練したIT担当者の確保も課題」と回答しています。そのほか、データバックアップに使うアプリケーションの数では、「3つ以上」と回答している製造業が36%と、全業界平均の32%より4%ほど高い結果となっています。
■まとめ
世界共通で、製造業界における覇権争いは激しさを増しています。これにより、当該企業では、製造コストを抑えながら、高品位で、競争力の高い製品の開発が必須となっています。製造業は、特にその開発・製造環境において、人為的ミスや、故障なども起こりやすい業種と言えます。これらの製造企業では、製造ラインをストップすることのないよう、新しいテクノロジを駆使し、効率的なバックアップ/リカバリプランを策定し、実行することが重要となります。
【報道関係者のお問い合わせ先】
アクロニス・ジャパン株式会社 マーケティング 担当 北尾(PR担当)、今村
TEL: 03-6430-1442 / Email: Media_jp@acronis.com