2012年04月26日 09:00

医師で作家で経営者でもある、鎌田實さんが、幸せを感じられる日本にするために、お手本にしたい会社をルポした『あってよかった！応援したい　ニッポンを幸せにする会社』集英社より4月26日（木）発売です！

日本だけでなく、世界中が行き詰っている。真面目に働いて、一生懸命生きている人が、安心して未来を信じられる社会でなくなっている。経済が成長しなくても、輸出の伸びが少なくても、みんなが幸せを感じられる国にする為には、今、何が必要か・・・。鎌田實がお手本になるような会社、精密部品の菊池製作所や宅配便のヤマト運輸、エコ住宅のLIXIL(リクシル住宅研究所)、漢方のツムラ等の会社を取材し、答えを見つけた！

『あってよかった！応援したい　ニッポンを幸せにする会社』
著者　鎌田實　　
集英社刊
定価1260円（税込）
264ページ
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-781495-8&mode=1

【著者プロフィール】
鎌田實
1948年東京生まれ。
1974年東京医科歯科大学医学部卒業。
1988年に諏訪中央病院院長就任、
2005年より同病院名誉院長。
2006年読売国際協力賞受賞。
著書に『がんばらない』『あきらめない』『それでも　やっぱりがんばらない』
『ちょい太で　だいじょうぶ』『なげださない』等多数。

「がんばらない」で有名な鎌田實は、医師、作家であるだけでなく、4億円の累積赤字を抱えた公立病院を建て直し、院長在任中に20億円の黒字を作ったスゴ腕の経営者でもあった。
現在もふたつのＮＰＯ法人を運営し、東北をはじめ、チェルノブイリやイラクに医療支援を続けている。
その彼が不況続きで、みんなが縮こまっている感じの日本を元気にするための処方箋を、どうしても書きたいと思った。
そして、こんな時代でも強くて社員に優しい会社にどんどん取材に行った。トップとも率直に話し合った。
そうして見つけたニッポンを幸せな国にするための秘策がいっぱい詰まっているのが、この本だ。
いろいろな会社の姿勢や考え方や、社員の生活がのぞいて見られる面白い本だ。
いままで病気と闘うさまざまな患者の人生を温かい目で浮き彫りにしてきたように、不況と闘いながらも、明るくて楽しい会社のありかたが、ノンフィクションのドラマのように、イキイキと伝わってくる。

この本で取り上げた主な会社は・・・・
●原発から30キロ圏内にありながら操業を続け、震災後に上場を果たした、
精密部品・試作機製作　菊池製作所
●宅急便一個につき10円の寄付を1年間も続け被災地に130億円を送った、
宅配便のヤマト運輸　
●独自の放射能検査で信頼される、
会員制食品宅配サービス　らでぃっしゅぼーや　　
●太陽光発電や省エネ設備で注目される、
エコ住宅メーカー　LIXIL（リクシル）住宅研究所　
●世界シェア40％を越える精密な手術針などで有名な、　
精密医療機器メーカー　マニー　　
●病院での漢方薬の処方を広め、夕張の活性化にもひと役買う、
漢方薬メーカー　ツムラ
●文化や、スポーツ活動で働く人の幸福度を上げる、
北海道の菓子メーカー　六花亭製菓　　　
●がんばらない経営と現金還元でシェアを伸ばす、
家電量販店　ケーズホールディングス

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