本書は、誰にでもあるような、懐かしくもほろ苦い青春時代を描いた著者の自伝的青春小説。
初出は著者のブログで、2005年の連載時には日々2000アクセスを集めた。改訂版は2008年に読売新聞の会員サイトにも連載。
全3巻の長編小説で、1巻は無料でダウンロードすることができる。
<ササイのことで思い出した1 内容紹介>
小説家になったばかりの僕のところに、大学時代の同級生でササイとなのる人物があらわれた。ところが僕はさっぱりササイのことが思い出せない。あれこれと話すうちに、忘れていた大学時代の記憶が、芋づる式に脳裏に蘇ってきた。
授業をさぼってバイトや遊びに明け暮れた、あの頃。僕は、西洋美術史のセザンヌの講義で、ギリシャ彫刻のように美しい女の子に会ったんだった。いつも同じ服を着て、ひとりでいる彼女が気になり、声をかけてみたものの、どうやら彼女には一緒に暮らしている男がいるらしい……。
「ササイ」はいったい誰なのか。「ササイ」が思い出させた彼女の記憶は、僕をどこへ連れていくのか。
<ササイのことで思い出した2 内容紹介>
突然あらわれたササイとなのる人物をきっかけに、僕は大学時代に出逢ったひとりの女の子のことを思い出していた。社会人になり家庭をもって時を重ねるうちに、すっかり忘れ去っていた日々のことだ。
僕は、ギリシャ彫刻のように美しい、わがままでひとりぼっちの彼女と、付き合うようになったんだった。でも、バランスを欠いた屈折した性格と、剥製や残酷な絵に惹かれる性癖に、どことなく不安を覚えるようになった。その矢先、彼女はプロのモデルにスカウトされ、僕らの付き合いは一変した。そして、彼女は付き合っていた男と別れて……。
「ササイ」が思い出させた過去の記憶は、金も仕事もなく、何者でもなかった<僕>を思い出せる。僕はいったい何をしていたんだろう。
<ササイのことで思い出した3 内容紹介>
突然あらわれた大学の同級生、ササイなる人物が思い出させた、過去の記憶。僕は、ギリシャ彫刻のように美しい、憧れの女の子と付き合ったはずだったんだ。しかし、彼女の屈折した性格や残酷な性癖を知るたびに、暗闇への墜落感を覚え、現実の生活と引き裂かれるようだった。新しいアルバイトに、そこで出逢った人々との交流。さらに行き詰った僕は、何かしようと小説を書き始めたのだが……。
淡く切ない思い出に耽るうち、ついに<僕>は「ササイ」の正体を思い出す。シリーズ完結編。
【関連サイト】
・グリフォン書店
http://itunes.apple.com/jp/app/id429342467?mt=8&ls=1
【お問い合わせ】
株式会社コベック
ホームページ:http://www.wisebook.jp/
TEL:03-5287-1866
FAX:03-6273-9004
電子メール:sales@kovec.co.jp
初出は著者のブログで、2005年の連載時には日々2000アクセスを集めた。改訂版は2008年に読売新聞の会員サイトにも連載。
全3巻の長編小説で、1巻は無料でダウンロードすることができる。
<ササイのことで思い出した1 内容紹介>
小説家になったばかりの僕のところに、大学時代の同級生でササイとなのる人物があらわれた。ところが僕はさっぱりササイのことが思い出せない。あれこれと話すうちに、忘れていた大学時代の記憶が、芋づる式に脳裏に蘇ってきた。
授業をさぼってバイトや遊びに明け暮れた、あの頃。僕は、西洋美術史のセザンヌの講義で、ギリシャ彫刻のように美しい女の子に会ったんだった。いつも同じ服を着て、ひとりでいる彼女が気になり、声をかけてみたものの、どうやら彼女には一緒に暮らしている男がいるらしい……。
「ササイ」はいったい誰なのか。「ササイ」が思い出させた彼女の記憶は、僕をどこへ連れていくのか。
<ササイのことで思い出した2 内容紹介>
突然あらわれたササイとなのる人物をきっかけに、僕は大学時代に出逢ったひとりの女の子のことを思い出していた。社会人になり家庭をもって時を重ねるうちに、すっかり忘れ去っていた日々のことだ。
僕は、ギリシャ彫刻のように美しい、わがままでひとりぼっちの彼女と、付き合うようになったんだった。でも、バランスを欠いた屈折した性格と、剥製や残酷な絵に惹かれる性癖に、どことなく不安を覚えるようになった。その矢先、彼女はプロのモデルにスカウトされ、僕らの付き合いは一変した。そして、彼女は付き合っていた男と別れて……。
「ササイ」が思い出させた過去の記憶は、金も仕事もなく、何者でもなかった<僕>を思い出せる。僕はいったい何をしていたんだろう。
<ササイのことで思い出した3 内容紹介>
突然あらわれた大学の同級生、ササイなる人物が思い出させた、過去の記憶。僕は、ギリシャ彫刻のように美しい、憧れの女の子と付き合ったはずだったんだ。しかし、彼女の屈折した性格や残酷な性癖を知るたびに、暗闇への墜落感を覚え、現実の生活と引き裂かれるようだった。新しいアルバイトに、そこで出逢った人々との交流。さらに行き詰った僕は、何かしようと小説を書き始めたのだが……。
淡く切ない思い出に耽るうち、ついに<僕>は「ササイ」の正体を思い出す。シリーズ完結編。
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