CSR plc(英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号:CSR.L、以下、「CSR」)は、プログラマブル画像プロセッサ、「Quatro 5300」シリーズを発表しました。Quatro 5300シリーズは、EU 加盟国とアメリカの最新のエネルギー効率基準を満たす次世代のプリンタ、スキャナ、オールインワン(AIO)製品の効率的な開発を可能にする高度に統合されたソリューションです。現在サンプリング出荷中のQuatro 5300 シリーズは、システム BOM コストの削減を実現します。ユーザーは、Quatro 5300 シリーズのプログラマブル アーキテクチャ、モジュール化されたファームウェア プラットフォームによって、低・中価格帯の広範囲の製品への適用を目的とした小型で低価格なコントローラを開発し、より迅速に市場投入することができます。
CSR、ドキュメント イメージング グループ、プロダクト マーケティング シニア ディレクター、Neil Epstein のコメント:
「Quatro 5300 シリーズは、機能統合における新しい業界基準を確立しています。そして Quatro 5300 シリーズは、CSRがQuatro全製品群で追求する、『継続的な革新と統合』の最新の例です。Quatro 5300 プロセッサは、当社主要顧客によって既に利用され、極めて経済的な製品の開発を支援しています。Quatro 5300 プロセッサ搭載の最終製品は、来年はじめに販売が開始される予定です。CSRは、コスト削減と他の利点をもたらすQuatro 5300 が、価格志向の強いBRIC 市場とその他の市場でシェアの拡大と売り上げ増大を目指す他のユーザーに対して、魅力的で最適なソリューションを提供できると確信しています」
業界最高レベルのインテグレーション
Quatro 5300 シリーズは、プリンタ、スキャナ、AIO を制御するために一般的に使用される多くの外部コンポーネントを必要としません。このため、Quatro 5300 シリーズは BOM コストの削減を目指すユーザー にとって魅力的なソリューションとなります。新しく統合された機能は、プリンタとスキャナ モータを直接制御するためのARM CortexTM-M3 コアを搭載したマイクロコントローラを含んでいるため、外部モータコントロール IC を必要としません。Quatro 5300 はまた、ARM MaliTM-400 MP GPU、LCD コントローラ、タッチスクリーン コントローラ インターフェイスを統合する最新のグラフィカル ユーザインターフェイスデザインもサポートします。内蔵されたSilicon Labs V.34 ハードウェア ファックス モデムは、全世界的にプログラマブルな電話回線インターフェイスに実績のあるパフォーマンスを提供します。Quatro 5300 シリーズはまた、スキャナ向けの完全なアナログ フロント エンド(AFE)も内蔵しています。内蔵された DRAM インターフェイスは、DDR2 と DDR3 メモリをサポートします。これにより、ユーザーは、は、メモリの進化によって市場に登場する最も安価な選択肢を利用することが可能になり、内蔵された DAC はコスト効率の良いセンサ コントロールを提供します。革新的な 14 mm の高度なクワッド フラット無鉛(aQFN)パッケージは、従来型の BAG パッケージと比較すると、回路基板エリアと材料費を削減します。
さらなるエネルギー効率
Quatro 5300 の省エネ型の低電力スリープ モードは、プロセッサの電力消費を 100 ミリワット未満に削減することができます。この削減は、2013 年 1 月に新しく制定されるEU 加盟国の厳格なエネルギー効率基準を満たすには十分です。Quatro 5300 低電力スリープモードは、使用していない機能ブロックを無効にし、システム クロック周波数を削減することを可能にします。そして、DRAM をセルフリフレッシュ モードにして、ウェイクアップのモニタ用の USB、イーサーネット、オペレータ パネル インターフェイスへの外部メモリのみで CPU が動作することを可能にします。
より早く簡単なソフトウェア開発
開発者は、Quatro 5300 シリーズに内蔵され、最大で525MHzの処理速度を実現する高速な ARM11TM コア搭載 CPU と、デュアルコア搭載の SIMD DSP 型 Quatro 4 データパスを高く評価するでしょう。これらは、Quatro 5300 シリーズがインクジェット プリンタと AIO、最大 50 ppm の白黒レーザー / LED プリンタと AIO、最大 25 ppm のカラーレーザー / LED プリンタと AIO、そしてドキュメント スキャナを含むさまざまなアプリケーションを効率的にカバーすることを可能にします。より高性能な製品は、CSR Quatro 4500 シリーズによってカバーできます。CSR InfernoTM モジュラー ファームウェア プラットフォームは、開発者へすべてのレンジの Quatro プロセッサのためのシングル ファームウェアを提供します。これにより開発者は、特定のニーズに対応する機能を簡単にカスタマイズすることができ、幅広い製品に向けて、コスト効率の高いコントローラを効率的に開発することが可能になります。プログラマブルな Quatro CPU、DSP、コア マイクロコントローラは、より迅速なソフトウェア開発と商品化のための標準ツールを提供します。これにより、開発者は、独自の機能、画像処理アルゴリズム、メカニズム コントロールを実装することが可能になります。開発者は、基本的なオペレーティング システムとして、組み込み Linux か ThreadX のどちらかを選択することができます。そして、Quatro ファミリのための最適化された画像処理アルゴリズムの豊富な CSR ライブラリにより、画像処理パイプラインを簡単に開発することができます。
Wi-Fiコネクティビティ
CSR UniFi、CSR6030、CSR6031ソリューションは、Quatro 5300とインターフェイスで直接接続されます。また、CSR Synergyコネクティビティソフトウェアは、Infernoと統合されています。
販売時期と価格
CSR Quatro 5300 シリーズは、40nmシリコンプロセス技術で製造されています。同シリーズは、現在サンプル出荷中で、今年の年末までに量産体制に入る予定となっております。モデルと構成によって、14 mm の aQFN もしくは 23 mm の BGA パッケージのいずれかをご使用いただくことが可能です。価格と製品に関する詳細は、CSR へお問い合わせください。
本件に関する問い合せ先
シーエスアール株式会社
深田 学
E-mail:prjp@csr.com
「Quatro 5300 シリーズは、機能統合における新しい業界基準を確立しています。そして Quatro 5300 シリーズは、CSRがQuatro全製品群で追求する、『継続的な革新と統合』の最新の例です。Quatro 5300 プロセッサは、当社主要顧客によって既に利用され、極めて経済的な製品の開発を支援しています。Quatro 5300 プロセッサ搭載の最終製品は、来年はじめに販売が開始される予定です。CSRは、コスト削減と他の利点をもたらすQuatro 5300 が、価格志向の強いBRIC 市場とその他の市場でシェアの拡大と売り上げ増大を目指す他のユーザーに対して、魅力的で最適なソリューションを提供できると確信しています」
業界最高レベルのインテグレーション
Quatro 5300 シリーズは、プリンタ、スキャナ、AIO を制御するために一般的に使用される多くの外部コンポーネントを必要としません。このため、Quatro 5300 シリーズは BOM コストの削減を目指すユーザー にとって魅力的なソリューションとなります。新しく統合された機能は、プリンタとスキャナ モータを直接制御するためのARM CortexTM-M3 コアを搭載したマイクロコントローラを含んでいるため、外部モータコントロール IC を必要としません。Quatro 5300 はまた、ARM MaliTM-400 MP GPU、LCD コントローラ、タッチスクリーン コントローラ インターフェイスを統合する最新のグラフィカル ユーザインターフェイスデザインもサポートします。内蔵されたSilicon Labs V.34 ハードウェア ファックス モデムは、全世界的にプログラマブルな電話回線インターフェイスに実績のあるパフォーマンスを提供します。Quatro 5300 シリーズはまた、スキャナ向けの完全なアナログ フロント エンド(AFE)も内蔵しています。内蔵された DRAM インターフェイスは、DDR2 と DDR3 メモリをサポートします。これにより、ユーザーは、は、メモリの進化によって市場に登場する最も安価な選択肢を利用することが可能になり、内蔵された DAC はコスト効率の良いセンサ コントロールを提供します。革新的な 14 mm の高度なクワッド フラット無鉛(aQFN)パッケージは、従来型の BAG パッケージと比較すると、回路基板エリアと材料費を削減します。
さらなるエネルギー効率
Quatro 5300 の省エネ型の低電力スリープ モードは、プロセッサの電力消費を 100 ミリワット未満に削減することができます。この削減は、2013 年 1 月に新しく制定されるEU 加盟国の厳格なエネルギー効率基準を満たすには十分です。Quatro 5300 低電力スリープモードは、使用していない機能ブロックを無効にし、システム クロック周波数を削減することを可能にします。そして、DRAM をセルフリフレッシュ モードにして、ウェイクアップのモニタ用の USB、イーサーネット、オペレータ パネル インターフェイスへの外部メモリのみで CPU が動作することを可能にします。
より早く簡単なソフトウェア開発
開発者は、Quatro 5300 シリーズに内蔵され、最大で525MHzの処理速度を実現する高速な ARM11TM コア搭載 CPU と、デュアルコア搭載の SIMD DSP 型 Quatro 4 データパスを高く評価するでしょう。これらは、Quatro 5300 シリーズがインクジェット プリンタと AIO、最大 50 ppm の白黒レーザー / LED プリンタと AIO、最大 25 ppm のカラーレーザー / LED プリンタと AIO、そしてドキュメント スキャナを含むさまざまなアプリケーションを効率的にカバーすることを可能にします。より高性能な製品は、CSR Quatro 4500 シリーズによってカバーできます。CSR InfernoTM モジュラー ファームウェア プラットフォームは、開発者へすべてのレンジの Quatro プロセッサのためのシングル ファームウェアを提供します。これにより開発者は、特定のニーズに対応する機能を簡単にカスタマイズすることができ、幅広い製品に向けて、コスト効率の高いコントローラを効率的に開発することが可能になります。プログラマブルな Quatro CPU、DSP、コア マイクロコントローラは、より迅速なソフトウェア開発と商品化のための標準ツールを提供します。これにより、開発者は、独自の機能、画像処理アルゴリズム、メカニズム コントロールを実装することが可能になります。開発者は、基本的なオペレーティング システムとして、組み込み Linux か ThreadX のどちらかを選択することができます。そして、Quatro ファミリのための最適化された画像処理アルゴリズムの豊富な CSR ライブラリにより、画像処理パイプラインを簡単に開発することができます。
Wi-Fiコネクティビティ
CSR UniFi、CSR6030、CSR6031ソリューションは、Quatro 5300とインターフェイスで直接接続されます。また、CSR Synergyコネクティビティソフトウェアは、Infernoと統合されています。
販売時期と価格
CSR Quatro 5300 シリーズは、40nmシリコンプロセス技術で製造されています。同シリーズは、現在サンプル出荷中で、今年の年末までに量産体制に入る予定となっております。モデルと構成によって、14 mm の aQFN もしくは 23 mm の BGA パッケージのいずれかをご使用いただくことが可能です。価格と製品に関する詳細は、CSR へお問い合わせください。
本件に関する問い合せ先
シーエスアール株式会社
深田 学
E-mail:prjp@csr.com