2012年02月10日 17:00

アカマイ、Blaze Softwareを買収

クラウドベースのフロントエンド最適化技術の取得により、アカマイのサイト加速化ソリューションポートフォリオを拡充し、お客様のウェブサイトとアプリケーションのパフォーマンス向上を実現

アカマイ・テクノロジーズ・インク（日本法人：アカマイ・テクノロジーズ合同会社、東京都港区、職務執行者会長：小俣修一、以下「アカマイ」）は本日、フロントエンド最適化（FEO）技術のプロバイダーであるBlaze Software社
(ブレイズソフトウェア)を現金取引にて、買収したと発表。アカマイは、この買収を通じて、エンドユーザーのデバイスに関係なくウェブページのレンダリング速度の最適化を可能にする技術を取得し、当社の独自クラウド・プラットフォームである「Akamai Intelligent PlatformTM」に統合することにより、アカマイのサイト加速化ソリューションを拡充することができる。

近年、リッチインターネットアプリケーションの急速な普及とモバイルブラウジングの増加により、サイトのパフォーマンスが新たなボトルネックとなっている。ウェブサイトがリッチで複雑なものとなり、ページ処理により多くの複雑な計算要求が組み込まれるため、ブラウザやクライアントデバイスにパフォーマンスの劣化をもたらしている。コンテンツプロバイダーは、高いサイトパフォーマンスを維持しながら、より優れたエンドユーザー体験の担保が求められる中、益々多くの課題に直面している。

Blaze Softwareは、配信プロセス中にウェブページ上のコードを自動的に最適化することで、より速いコンテンツの配信とページのレンダリングを実現する技術を提供。この技術は、PC、タブレット、スマートフォンなどすべてのデバイスに対応している。Blazeのソフトウェアは、お客様によるコードの変更も必要としないクラウドベースのサービスとして、あらゆるウェブサイトとシームレスに連動するよう設計されている。アカマイは、この技術を当社独自クラウド・プラットフォームである「Akamai Intelligent PlatformTM」に統合し、企業がセキュアかつ優れたサイトパフォーマンスの実現、また場所やデバイス環境に依存することのないユーザー体験の提供ができるよう支援していく。

アカマイ、製品&開発担当上級副社長、リック・マッコーネル(Rick McConnell)は、「企業側は、リッチでインタラクティブなウェブ体験をさまざまなデバイスにオンラインで提供しています。これにより、エンドユーザーは、一貫して高いパフォーマンスで、そのウェブ体験を享受できることを重要視しています。Blaze Software社は、フロントエンドでの最適化を可能にするパワフルなソリューションを有しています。アカマイは、同社のクラウドベースのサービスアプローチが、当社製品との相乗効果を生み出すものであると考えています。Blaze Softwareのチームは、サイトの加速化に重点を置く当社にとって、重要な戦力となります。当社では今後も、お客様に対してサイトパフォーマンスのあらゆる側面を最適化する包括的なソリューションの提供に注力していきます」と述べている。

Blaze Software社、CEO、マイケル・ワイダー氏（Michael Weider）は、「Blaze Softwareが注力してきたことは、継続的な研究と製品開発です。これによって当社は、最新のウェブパフォーマンス最適化のベストプラクティスを自動的に適用することで、お客様のサイトパフォーマンスを向上させることができます。当社の技術は、ページのロードに必要な要求数の削減、各要求の容量の削減、およびお客様のブラウザレンダリング体験の向上を実現します。当社の技術とグローバルなアカマイのプラットフォームとの組み合わせは、次のレベルのパフォーマンス最適化を期待しているお客様に大きなメリットをもたらします」とコメント。

アカマイ・テクノロジーズ合同会社
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TEL. 03-4589-6500
E-mail. marketing-jp@akamai.com

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