概要
◆2010年度の頭髪化粧品市場は、2009年度比1.6%増の4,366億円。ヘアケア、ヘアメイク、ヘアカラー、育毛商品の全ての分野において前年度の実績を上回り、消費低迷や単価下落の影響を受けた2009年度から好転している。特に伸びているのは育毛商品市場となっており、予防ケアの高まりや若年層および女性ユーザーの取り込みが奏功し、2009年度比2桁増で伸長している。
◆ヘアケア市場は2009年度比0.3%増の2,197億円。同分野をコンセプト別にみると、シェアトップのダメージケアは、参入ブランドの一歩踏み込んだ補修の提案が奏功し、およそ6割のシェアを保持。また頭皮・地肌ケアもヘッドスパを重要視したブランドが人気を集め、好調な推移を辿っている。エイジングケアについても髪悩みの解消を求めるユーザーの増加を受け、シェアを伸ばしている。
◆ヘアメイク市場は2009年度比0.2%増の865億円。男性用は2009年の「ウーノフォグバー」(資生堂)の大ヒットの反動を背景に減少推移。一方の女性用は、スタイリングと髪のケアを兼ねる商品の人気が寄与し好調に推移している。
◆ヘアカラー市場は2009年度比0.6%増の794億円。白髪用は泡タイプ商品がセルフカラー未経験者を獲得したことから好調に推移。一方の黒髪用はカラー頻度の減少やサロンへのスイッチを背景に減少推移となった。
◆2011年度の頭髪化粧品市場については、引き続き堅調に推移し2010年度比1.0%増の4,408億円になる見通し。市場を牽引する「ラックス」(ユニリーバ・ジャパン)や「ツバキ」(資生堂)の刷新によるブランド強化や育毛市場の伸長が寄与するとみられる。
◆当資料では、今後も伸長を続ける頭髪化粧品市場について徹底分析。主要各社の新商品コンセプトやブランド別、種類別マーケットなどを分析している。また、2012年版より新たにコンセプト・ターゲット別販売高のデータを加え、同市場の動向とトレンドを明らかにしている。
TPCマーケットレポート「2012年度頭髪化粧品の市場分析調査」
-コンセプト・ターゲット別販売高から今度のトレンドを探る-
http://www.tpc-osaka.com/detail.php?prod_code=mr210120018
資料体裁:A4判 138頁
発刊日:2012年2月10日
定価:87,000円(税抜)
【会社概要】
■会社名 株式会社総合企画センター大阪
■所在地 大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
■TEL 06-6538-5358
■FAX 06-6538-6531
■URL http://www.tpc-osaka.com
■E-Mail info@tpc-osaka.com
■事業内容 マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
【本件に関するお問い合わせ】
(株)総合企画センター大阪 営業部
http://www.tpc-osaka.com/inq.php
フリーダイヤル:0120-30-6531
-コンセプト・ターゲット別販売高から今度のトレンドを探る-
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発刊日:2012年2月10日
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