2011年12月15日付東京発- ITソリューションおよびサービス専門プロバイダーのディメンションデータは、2011年9月締めの年度において、売上高が2010年度の47億4000万米ドルから14.8%(1)増加して、57億9000万米ドルとなり、10.8%(2)という2桁台の営業利益成長率を実現し、良好な営業成績を達成したと発表しました。
ディメンションデータの総売上高の78%を占める、システム・インテグレーション(SI)事業は、引き続きグループの成功を支える原動力であり、総売上高は45億米ドルで、対前年比で12.8%の成長を記録し、営業利益は2億270万米ドルで、2010会計年度より7.0%増を達成しています。地域別では、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアで好調な成長率を実現し、中東・アフリカ地域でも堅調な成長となりました。南北アメリカ、カナダ、メキシコ、チリで素晴らしい成長を記録し、米国における営業利益では前年から変化がありません。
グループの他の事業では、売上高の伸び率がInternet Solutions(IS)で6.9%、Plesseyは22.9%、Express Dataでは24.3%(3)と、商用および学習ソリューション事業が大きく貢献しました。
Internet Solutions(IS)では、営業利益率を9.1%増加させ、営業利益率が12.6%となり、いずれも現行の設備投資計画の結果だと言えます。Express Dataの営業利益は、利益幅の縮小圧力を反映する形で5.6%の減少となり、Plesseyでは2010会計年度における低水準から大幅な回復を見せました。
堅調なマネージドサービスおよびプロフェッショナルサービスの下支えもあり、グループのSI事業の諸サービス売上高は17.7%増となり、マネージドサービスは期間中安定的に推移したのに対し、プロフェッショナルサービスの成長は下半期に入り、製品成長の減速もあり鈍化しました。
粗利益率は21.8%で、2010年度と比較してわずかに下回り(0.4%)、これは主にマネージドサービスの利幅が減少した結果によるもので、その一方で製品とプロフェッショナルサービスの利幅は安定していました。
主要な新規技術プロジェクトで顧客が二の足を踏む中、下半期の低迷気味な業績の中でも、製品の売上高は12.8%増を実現しました。
2桁台成長
ディメンションデータのCEO、ブレット・ドーソン(Brett Dawson)はグループ全体の業績に触れ、次のように述べています。「不安定な世界経済と為替条件にもかかわらず、今年度において2桁台成長の達成は、実にすばらしい業績だと言えます。加えて、マネージドサービスで成長したことには格別の喜びを感じます。」
「私たちは成長を実現するための強力な基盤を築いたのです。これはIPネットワーキング、ユニファイドコミュニケーション、仮想化、クラウドなどの主要な市場動向をいち早く予測し、当社のお客様に関連ソリューションやサービスを提供するため早期に行動を開始した結果と言えます。」
グループは今年度も、年間サービス契約金(Annual Services Contract Value)において、前年対比13.0%増と大きな結果を残しました。ドーソンは次のように述べています。「当社がお客様に価値を提供していること、そして、その価値実現能力に対してお客様の信頼を得ていることを認識することで大いなる自信を得ることができました。これから迎える12カ月では複数ベンダー、複数地域型、先見性のあるサービス、特に、マネージドサービスおよびITアウトソーシングにより力を注いでいきます。」
ディメンションデータは引き続き、ネットワーク統合という顧客ニーズに応えるため万全の態勢を整えています。「ネットワークは今後も、基幹業務プロセスだけでなく、あらゆるITおよび通信分野において、不可欠で最も重要なプラットフォームであり続けます。そして、ネットワークをビジネスの真のプラットフォームとして機能させるためのデータセンター・ネットワーク、パフォーマンス最適化、ワイヤレスなどの新技術を取り入れる上で、当社のアセスメントサービス・ポートフォリオがお客様のロードマップやアーキテクチャの決定に貢献することになるでしょう。」
2012年度はクラウドを軌道に乗せる
今後12カ月において、ディメンションデータグループはクラウドソリューションとサービスのポートフォリオ、およびグローバル・クラウド・インフラストラクチャとプラットフォームの構築に注力します。「グループが7月OpSource社買収を実施し、クラウド・ビジネス・ユニットを構築したことは、当社のクラウド・コンピューティング戦略を促進する上で非常に重要なステップでした。当社は世界最先端のアーキテクチャや一連の革新的なソリューションおよびサービスを含め、クラウド分野の価値提案で、新規市場開拓を着々と進めています。」
「システム・インテグレーションにおけるディメンションデータが持つ伝統が、クラウド分野にもたらすものには大きな価値があり、当社の専門技術とスキルは市場において極めて重要な差別化要因になると確信しています。当社サービスの専門性と能力の拡大に加え、お客様のクラウド導入プロセスにおけるあらゆる段階でクララウドソリューションを提供できる能力は、ディメンションデータが真の革新的企業であることを明らかにするでしょう。」
(1) 買収経費を除き10.6% (2) NTTの買収により生じた特別費用を除く (3) 買収経費を除く15.5%
注記: 上記レビューでは、各種成長率は2010年度との比較であり、特に指定がない限り、為替変動の影響を考慮して調整されており、恒常通貨に基づく成長率を意味します。
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ディメンションデータ について
ディメンションデータは、1983年に設立されたICTサービスとソリューションのプロバイダです。お客様のビジネス課題を迅速に解決するため、専門技術とグローバルサービス網を駆使し起業家精神をもってお手伝いします。ディメンションデータはNTTグループの一員です。詳細はwww.dimensiondata.com/jpをご覧ください。
本件に関する問い合わせ先:
株式会社ディメンションデータジャパン
コーポレートコミュニケーション&ブランドマネジメント本部
明石 みき
Tel: 03 6746 2230 Fax:03 6746 2300
Email: miki.akashi@dimensiondata.com
ディメンションデータの総売上高の78%を占める、システム・インテグレーション(SI)事業は、引き続きグループの成功を支える原動力であり、総売上高は45億米ドルで、対前年比で12.8%の成長を記録し、営業利益は2億270万米ドルで、2010会計年度より7.0%増を達成しています。地域別では、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアで好調な成長率を実現し、中東・アフリカ地域でも堅調な成長となりました。南北アメリカ、カナダ、メキシコ、チリで素晴らしい成長を記録し、米国における営業利益では前年から変化がありません。
グループの他の事業では、売上高の伸び率がInternet Solutions(IS)で6.9%、Plesseyは22.9%、Express Dataでは24.3%(3)と、商用および学習ソリューション事業が大きく貢献しました。
Internet Solutions(IS)では、営業利益率を9.1%増加させ、営業利益率が12.6%となり、いずれも現行の設備投資計画の結果だと言えます。Express Dataの営業利益は、利益幅の縮小圧力を反映する形で5.6%の減少となり、Plesseyでは2010会計年度における低水準から大幅な回復を見せました。
堅調なマネージドサービスおよびプロフェッショナルサービスの下支えもあり、グループのSI事業の諸サービス売上高は17.7%増となり、マネージドサービスは期間中安定的に推移したのに対し、プロフェッショナルサービスの成長は下半期に入り、製品成長の減速もあり鈍化しました。
粗利益率は21.8%で、2010年度と比較してわずかに下回り(0.4%)、これは主にマネージドサービスの利幅が減少した結果によるもので、その一方で製品とプロフェッショナルサービスの利幅は安定していました。
主要な新規技術プロジェクトで顧客が二の足を踏む中、下半期の低迷気味な業績の中でも、製品の売上高は12.8%増を実現しました。
2桁台成長
ディメンションデータのCEO、ブレット・ドーソン(Brett Dawson)はグループ全体の業績に触れ、次のように述べています。「不安定な世界経済と為替条件にもかかわらず、今年度において2桁台成長の達成は、実にすばらしい業績だと言えます。加えて、マネージドサービスで成長したことには格別の喜びを感じます。」
「私たちは成長を実現するための強力な基盤を築いたのです。これはIPネットワーキング、ユニファイドコミュニケーション、仮想化、クラウドなどの主要な市場動向をいち早く予測し、当社のお客様に関連ソリューションやサービスを提供するため早期に行動を開始した結果と言えます。」
グループは今年度も、年間サービス契約金(Annual Services Contract Value)において、前年対比13.0%増と大きな結果を残しました。ドーソンは次のように述べています。「当社がお客様に価値を提供していること、そして、その価値実現能力に対してお客様の信頼を得ていることを認識することで大いなる自信を得ることができました。これから迎える12カ月では複数ベンダー、複数地域型、先見性のあるサービス、特に、マネージドサービスおよびITアウトソーシングにより力を注いでいきます。」
ディメンションデータは引き続き、ネットワーク統合という顧客ニーズに応えるため万全の態勢を整えています。「ネットワークは今後も、基幹業務プロセスだけでなく、あらゆるITおよび通信分野において、不可欠で最も重要なプラットフォームであり続けます。そして、ネットワークをビジネスの真のプラットフォームとして機能させるためのデータセンター・ネットワーク、パフォーマンス最適化、ワイヤレスなどの新技術を取り入れる上で、当社のアセスメントサービス・ポートフォリオがお客様のロードマップやアーキテクチャの決定に貢献することになるでしょう。」
2012年度はクラウドを軌道に乗せる
今後12カ月において、ディメンションデータグループはクラウドソリューションとサービスのポートフォリオ、およびグローバル・クラウド・インフラストラクチャとプラットフォームの構築に注力します。「グループが7月OpSource社買収を実施し、クラウド・ビジネス・ユニットを構築したことは、当社のクラウド・コンピューティング戦略を促進する上で非常に重要なステップでした。当社は世界最先端のアーキテクチャや一連の革新的なソリューションおよびサービスを含め、クラウド分野の価値提案で、新規市場開拓を着々と進めています。」
「システム・インテグレーションにおけるディメンションデータが持つ伝統が、クラウド分野にもたらすものには大きな価値があり、当社の専門技術とスキルは市場において極めて重要な差別化要因になると確信しています。当社サービスの専門性と能力の拡大に加え、お客様のクラウド導入プロセスにおけるあらゆる段階でクララウドソリューションを提供できる能力は、ディメンションデータが真の革新的企業であることを明らかにするでしょう。」
(1) 買収経費を除き10.6% (2) NTTの買収により生じた特別費用を除く (3) 買収経費を除く15.5%
注記: 上記レビューでは、各種成長率は2010年度との比較であり、特に指定がない限り、為替変動の影響を考慮して調整されており、恒常通貨に基づく成長率を意味します。
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ディメンションデータ について
ディメンションデータは、1983年に設立されたICTサービスとソリューションのプロバイダです。お客様のビジネス課題を迅速に解決するため、専門技術とグローバルサービス網を駆使し起業家精神をもってお手伝いします。ディメンションデータはNTTグループの一員です。詳細はwww.dimensiondata.com/jpをご覧ください。
本件に関する問い合わせ先:
株式会社ディメンションデータジャパン
コーポレートコミュニケーション&ブランドマネジメント本部
明石 みき
Tel: 03 6746 2230 Fax:03 6746 2300
Email: miki.akashi@dimensiondata.com