2011年12月12日 16:00

夫婦問題研究家　岡野あつこが2011/11/22　『日刊ゲンダイ』の連載で仮面夫婦の相談事例について書きました。

夫婦問題研究家　岡野あつこが2011/11/22　『日刊ゲンダイ』の連載「こんな結婚もある」に「夫が勝手に離婚届けを出すなんて」として、仮面夫婦について書いています。共稼ぎ夫婦のトラブルとして、夫婦のコミュニケーション不足が招いたとんでもない相談例があげられています。

夫婦問題研究家　岡野あつこが2011/11/22　『日刊ゲンダイ』の連載「こんな結婚もある」に「夫が勝手に離婚届けを出すなんて」として、
仮面夫婦について書いています。共稼ぎ夫婦のトラブルとして、夫婦のコミュニケーション不足が招いたとんでもない相談例があげられています。

～　編集者のN子さん(43)は、小学生の子供が一人。母親業もしっかりこなしています。
夫はフリーのカメラマン。どこから見ても、都会のオシャレな夫婦です。
事件は、N子さん宛てに送られてきた役所からの書類が発端。
書類には、N子さんの旧姓が印字されていたのです。調べると、夫が半年も前に勝手に離婚届を提出していました。
子供の親権と監護権も夫。N子さんはパニックになりました。　～

──　略　──

N子さんによれば、夫とはお子さんが生まれてから10年以上もセックスレスということです。
また、お互いに忙しいのを口実に、お子さんのこと以外での夫婦間の会話はほとんどなかったそうです。
男と女というより、父親と母親という家族。いい父親であればよいと、夫を男として見ることを止めてしまったのです。
「お子さんが成人したら、離婚かな？」と思うことはあったようですが、
こんなに早く、しかも一方的に離婚届を出されるなんて、ゆめゆめ考えもしなかったのでしょう。

今になって思い起こせば、何年か前に大ゲンカの末、別れ話までした際に「離婚届」に二人で署名、捺印した上で、提出する寸前まで行ったことがあったのです。
夫は、その時の「離婚届」を捨てずに取っておいたらしく、それが提出されたようです。

夫婦問題研究家　岡野あつこからのアドバイス：
夫婦間のコミュニケーション不足を放っておくと、いつのまにか、お互いが考えていることがわからなくなってしまいます。
一緒に住んでいても、お互いの気持ちを推し量る努力を怠ると、心が離れてしまうのです。
仮面夫婦を続けていると、ある日、気づかないうちにこんなことが起こってしまうかもしれません。

岡野あつこ（おかのあつこ）
夫婦問題研究家。ライフアップカウンセラー。NPO法人日本家族問題相談連盟理事長。
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士課程（前期）修了。
自らの体験を生かし、夫婦問題に悩み苦しむ人を一人でも多く救いたいという思いから、離婚カウンセリングの分野を確立。相談件数は累計２万件を超える。
現在は離婚カウンセラーの養成に力を入れ、札幌・東京・大阪・名古屋・横浜・福岡に「実践離婚カウンセラー養成スクール」を開校。「離婚しないに越したことはない」という信条のもと、自身の持つカウンセリングのノウハウを多くの受講者に伝えている。
著書多数。最新刊は『「母」のせいでのせいで結婚できない女たち』（日本文芸社）

お問合せ
03-6273-2011
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会社概要
会社名　株式会社　カラットクラブ
代表者　代表取締役社長　岡野厚子
会社設立　1995年2月8日
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