austriamicrosystems(日本法人:オーストリアマイクロシステムズ・ジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)、フルサービスファウンドリ事業部門は本日、より高速でコスト効率の高いICプロトタイプ開発サービスであるマルチプロジェクトウエハ(MPW)の提供を開始したことを発表しました。様々な顧客のもつデザインを単一のウエハに組み合わせる本プロトタイプ開発サービスは、多数の異なるシャトル利用者間でウエハとマスクを共有することを可能にするため、ファウンドリ顧客は大幅なコスト削減をはかれます。
austriamicrosystemsの業界最高レベルであるMPWサービスは、あらゆる種類の0.18umおよび0.35umの特殊プロセス技術をサポートします。austriamicrosystemsは、主要なアナログ半導体処理テクノロジ、製造およびサービスを提供するため、0.18um CMOS(C18)プロセスで4つのMPWランとともに、高度な0.18um高電圧CMOS(H18)テクノロジでも4つのMPWランを提供します。H18プロセステクノロジは、業界でも定評のあるIBMの0.18um CMOSプロセスCMOS7RFをベースにしており、業界初のRF(無線周波数)統合および高密度SoC(システムオンチップ)性能を提供します。これにより、スマートセンサ、センサインターフェースデバイス、スマートメータ、産業および建築制御、車載用LED照明制御、産業およびメディカル市場などのアプリケーションに最適です。
TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)から移植した0.35um CMOSプロセスをベースにした0.35um特殊プロセス技術では、2012年にはトータルで15ランを提供します。このプロセスには、パワーマネジメント製品およびディスプレイドライバに理想的な20V CMOSオプションをもったaustriamicrosystemsの0.35um高電圧CMOSプロセスファミリ、車載用および産業用アプリケーションに最適化された50V CMOSプロセス、高電圧アプリケーションのセンサおよびインターフェースチップの必要条件を満たす120Vモジュールなどが含まれます。austriamicrosystemsのMPWサービスポートフォリオは、Embedded Flash機能を備えた高度な高電圧CMOSプロセスが加わり、拡充されます。CMOS互換性のある0.35umシリコンゲルマニウムBiCMOSテクノロジS35は、単一のASICに高密度デジタルパーツを組みこんだ最大動作周波数7GHzのRF回路設計を可能にします。
austriamicrosystems全体では、CMP-TIMA、Europractice、Fraunhofer IIS、Mosisなどの長年にわたる協力を通じて、2012年中におよそ150MPWの提供を開始します。日本の顧客の皆さまは、あらたにMPWプログラムパートナーとなったトッパン・テクニカル・デザインセンター(TDC)経由でご参加いただけます。東京に拠点を置くTDCは、austriamicrosystemsの現地ファウンドリサービスプロバイダとして、日本のファウンドリ顧客にMPWサービスへの直接的アクセスを提供します。2012年の年間計画はすでにリリースされており、プロセスごとの開始日の詳細はこちらのウェブサイトでご確認ください。http://asic.austriamicrosystems.com/MPW
MPWサービスの利用方法は、austriamicrosystemsのファウンドリ顧客から規定期日にすべてのGDSIIデータをご提供いただき、CMOSで通常8週間、0.35um高電圧CMOS、SiGe-BiCMOS、Embedded Flashプロセスでは通常10週間という短いリードタイム内に未検査のパッケージサンプルまたはダイを顧客の元に届けます。すべての0.35um MPWランは、オーストリアにあるaustriamicrosystemsの最先端8インチウエハ工場で製造されます。
すべてのプロセステクノロジは既存のHIT-Kitによってサポートされます。HIT-Kitは、業界標準となっているaustriamicrosystemsのプロセス設計キットで、Cadence、Mentor Graphics、あるいはAgilent ADS設計環境をベースにしています。HIT-Kitは、完全にシリコン制限された標準電池、周辺セル、コンパレータやオペアンプ、低電力A/DおよびD/Aコンバータといった多目的アナログセルを完備しています。お客様は、AssuraおよびCalibre用カスタムアナログおよびRFデバイス、実在性検証ルールセットと同様に、優れた特徴をもった回路シミュレーションモデルによって、複雑な高性能ミックスドシグナルICを迅速に設計開始することが可能になります。austriamicrosystemsでは、標準的なプロトタイプ開発サービスに加え、アナログIPブロック、メモリ(RAM/ROM)生成サービス、セラミックまたはプラスチックによるパッケージサービスも併せて提供しています。
本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email:austriamicrosystems@jspin.co.jp
austriamicrosystemsの業界最高レベルであるMPWサービスは、あらゆる種類の0.18umおよび0.35umの特殊プロセス技術をサポートします。austriamicrosystemsは、主要なアナログ半導体処理テクノロジ、製造およびサービスを提供するため、0.18um CMOS(C18)プロセスで4つのMPWランとともに、高度な0.18um高電圧CMOS(H18)テクノロジでも4つのMPWランを提供します。H18プロセステクノロジは、業界でも定評のあるIBMの0.18um CMOSプロセスCMOS7RFをベースにしており、業界初のRF(無線周波数)統合および高密度SoC(システムオンチップ)性能を提供します。これにより、スマートセンサ、センサインターフェースデバイス、スマートメータ、産業および建築制御、車載用LED照明制御、産業およびメディカル市場などのアプリケーションに最適です。
TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)から移植した0.35um CMOSプロセスをベースにした0.35um特殊プロセス技術では、2012年にはトータルで15ランを提供します。このプロセスには、パワーマネジメント製品およびディスプレイドライバに理想的な20V CMOSオプションをもったaustriamicrosystemsの0.35um高電圧CMOSプロセスファミリ、車載用および産業用アプリケーションに最適化された50V CMOSプロセス、高電圧アプリケーションのセンサおよびインターフェースチップの必要条件を満たす120Vモジュールなどが含まれます。austriamicrosystemsのMPWサービスポートフォリオは、Embedded Flash機能を備えた高度な高電圧CMOSプロセスが加わり、拡充されます。CMOS互換性のある0.35umシリコンゲルマニウムBiCMOSテクノロジS35は、単一のASICに高密度デジタルパーツを組みこんだ最大動作周波数7GHzのRF回路設計を可能にします。
austriamicrosystems全体では、CMP-TIMA、Europractice、Fraunhofer IIS、Mosisなどの長年にわたる協力を通じて、2012年中におよそ150MPWの提供を開始します。日本の顧客の皆さまは、あらたにMPWプログラムパートナーとなったトッパン・テクニカル・デザインセンター(TDC)経由でご参加いただけます。東京に拠点を置くTDCは、austriamicrosystemsの現地ファウンドリサービスプロバイダとして、日本のファウンドリ顧客にMPWサービスへの直接的アクセスを提供します。2012年の年間計画はすでにリリースされており、プロセスごとの開始日の詳細はこちらのウェブサイトでご確認ください。http://asic.austriamicrosystems.com/MPW
MPWサービスの利用方法は、austriamicrosystemsのファウンドリ顧客から規定期日にすべてのGDSIIデータをご提供いただき、CMOSで通常8週間、0.35um高電圧CMOS、SiGe-BiCMOS、Embedded Flashプロセスでは通常10週間という短いリードタイム内に未検査のパッケージサンプルまたはダイを顧客の元に届けます。すべての0.35um MPWランは、オーストリアにあるaustriamicrosystemsの最先端8インチウエハ工場で製造されます。
すべてのプロセステクノロジは既存のHIT-Kitによってサポートされます。HIT-Kitは、業界標準となっているaustriamicrosystemsのプロセス設計キットで、Cadence、Mentor Graphics、あるいはAgilent ADS設計環境をベースにしています。HIT-Kitは、完全にシリコン制限された標準電池、周辺セル、コンパレータやオペアンプ、低電力A/DおよびD/Aコンバータといった多目的アナログセルを完備しています。お客様は、AssuraおよびCalibre用カスタムアナログおよびRFデバイス、実在性検証ルールセットと同様に、優れた特徴をもった回路シミュレーションモデルによって、複雑な高性能ミックスドシグナルICを迅速に設計開始することが可能になります。austriamicrosystemsでは、標準的なプロトタイプ開発サービスに加え、アナログIPブロック、メモリ(RAM/ROM)生成サービス、セラミックまたはプラスチックによるパッケージサービスも併せて提供しています。
本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email:austriamicrosystems@jspin.co.jp