著者は、サブカルチャーが俗悪な輝きを失っていなかった60年代後半から70年代前半、キッチュ(俗悪)を突破口にマンガ、都市論、CM論まで、サブカルチャー評論の嚆矢として全速力で駆け抜け、77年に48才で急逝しました。終生関心を寄せ続けたマンガ家・つげ義春は「マンガが見向きもされなかった時代に、石子さんに励まされた」と証言しており、その死後も、夏目房之助以降のマンガ表現論に示唆を与えつづけています。本書は、「生まれるのが早すぎた」(中沢新一)その先駆性ゆえ、現在読むことが難しかった伝説の思想家の待ち望まれた評論集です。
四六判上製 2835円(税込)12月9日発売
問い合わせ先…小学館クリエイティブ編集部 山田 TEL03-3288-1354 FAX 3288-1255
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