リシャール・コラス著 『旅人は死なない』
(原題『LES VOYAGEURS NE MEURENT JAMAIS』)
堀内ゆかり訳
11月22日(火)発売
集英社刊
定価1,680円(税込)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-780620-5&mode=1
http://www.s-woman.net/lifestyle/choice/detail_1000010257.html
【本書について】
全19編の人生の旅人の物語は、モロッコ、日本、パリと世界中を舞台に時代を超え、時にサスペンス、時にはスピリチュアルな世界へと読者を連れ去ってくれる。主役は旅人、筆者自身の話のようでもあり、また誰の人生にも起こりうる話のようでもある。
(原題『LES VOYAGEURS NE MEURENT JAMAIS』)
堀内ゆかり訳
11月22日(火)発売
集英社刊
定価1,680円(税込)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-780620-5&mode=1
http://www.s-woman.net/lifestyle/choice/detail_1000010257.html
【本書について】
全19編の人生の旅人の物語は、モロッコ、日本、パリと世界中を舞台に時代を超え、時にサスペンス、時にはスピリチュアルな世界へと読者を連れ去ってくれる。主役は旅人、筆者自身の話のようでもあり、また誰の人生にも起こりうる話のようでもある。
【目次】
●ボワイヤージュ、ボワイヤージュ!
●縁(えにし)
●毒 プアゾン
●スーパーマンであっても
●息子の帰還
●ハーモニー
●朝の光
●ジュリアンじいさんの告白
●長い散歩とメランコリーのバラード
●海に向かって
●そしてバスは行く
●子どもと結婚式の寓話
●孤独
●フェルメール熱
●叶わぬ夢
●橋の上のローズ
●ロデオタイム
●車輪は回る
●旅人は死なない
【表題作「旅人は死なない」あらすじ】
人も羨むほどの富、社会的名声、すべてを手に入れながら、その実、心に広がる果てしない孤独感や息苦しさに苛まれ続ける僕。
ある日、友人の手助けで、名前も国籍も住所もすべて架空の人物にすりかえる術を身につけた。まるで魔法のマントをかぶった透明人間さながらに現実の自分を離れ、思うがままの人物を装って気ままな旅に出発しては新たな人生を満喫する。時には危険な目にも遭うものの、それも一興、今まで味わったこともないほどの解放感に心が震える。しかし、何事にも限度というものはあるもので、やりすぎたために手ひどいしっぺ返しとなる出来事が僕を待ち受けていた…。
●ボワイヤージュ、ボワイヤージュ!
●縁(えにし)
●毒 プアゾン
●スーパーマンであっても
●息子の帰還
●ハーモニー
●朝の光
●ジュリアンじいさんの告白
●長い散歩とメランコリーのバラード
●海に向かって
●そしてバスは行く
●子どもと結婚式の寓話
●孤独
●フェルメール熱
●叶わぬ夢
●橋の上のローズ
●ロデオタイム
●車輪は回る
●旅人は死なない
【表題作「旅人は死なない」あらすじ】
人も羨むほどの富、社会的名声、すべてを手に入れながら、その実、心に広がる果てしない孤独感や息苦しさに苛まれ続ける僕。
ある日、友人の手助けで、名前も国籍も住所もすべて架空の人物にすりかえる術を身につけた。まるで魔法のマントをかぶった透明人間さながらに現実の自分を離れ、思うがままの人物を装って気ままな旅に出発しては新たな人生を満喫する。時には危険な目にも遭うものの、それも一興、今まで味わったこともないほどの解放感に心が震える。しかし、何事にも限度というものはあるもので、やりすぎたために手ひどいしっぺ返しとなる出来事が僕を待ち受けていた…。
【著者より】
『空想の中で旅すること、僕はそれをごく若いときに知った。現実の世界から離れ、自分の日常とは違う場所で、違うときに、違う人生を作り出す。それは僕にとって必要不可欠な、抑うつからの解放──魂の休息──だ。Chanelのコラスではなくひとりの人生の旅人として他者の人生とすれ違い、お互いの痕跡を残しあう。だから旅人はたとえ死んでも、他者の人生の中で行き続ける。それこそが、旅人は死なない、ということなのだ』
【著者プロフィール】
リシャール・コラス( Richard Collasse )
1953年7月8日フランス生まれ。
’75年 パリ大学東洋語学部卒業。’95年ハーバード大学アドバンスト・シニア・マネジメント・プログラム修了。’75年より在日フランス大使館勤務。’85年シャネル入社。’95年よりシャネル日本法人代表取締役社長。’09年、フランスで出版された『SAYA』で「みんなのための文化図書館賞」を受賞。
著書に、『遙かなる航跡』(集英社インターナショナル)、『午前4時、東京で会いますか?──パリ・東京往復書簡』(Shan Sa共著/ポプラ社)、日本語版『紗綾 SAYA』(ポプラ社)、文庫版『遙かなる航跡』(集英社)。
『空想の中で旅すること、僕はそれをごく若いときに知った。現実の世界から離れ、自分の日常とは違う場所で、違うときに、違う人生を作り出す。それは僕にとって必要不可欠な、抑うつからの解放──魂の休息──だ。Chanelのコラスではなくひとりの人生の旅人として他者の人生とすれ違い、お互いの痕跡を残しあう。だから旅人はたとえ死んでも、他者の人生の中で行き続ける。それこそが、旅人は死なない、ということなのだ』
【著者プロフィール】
リシャール・コラス( Richard Collasse )
1953年7月8日フランス生まれ。
’75年 パリ大学東洋語学部卒業。’95年ハーバード大学アドバンスト・シニア・マネジメント・プログラム修了。’75年より在日フランス大使館勤務。’85年シャネル入社。’95年よりシャネル日本法人代表取締役社長。’09年、フランスで出版された『SAYA』で「みんなのための文化図書館賞」を受賞。
著書に、『遙かなる航跡』(集英社インターナショナル)、『午前4時、東京で会いますか?──パリ・東京往復書簡』(Shan Sa共著/ポプラ社)、日本語版『紗綾 SAYA』(ポプラ社)、文庫版『遙かなる航跡』(集英社)。