手塚治虫の単行本デビュー作であり、戦後ストーリーマンガの出発点となった『新寶島』。この作品に原作者として関わりながらも、天才・手塚治虫の影となりマンガ史の表舞台から消えたマンガ家・酒井七馬の半生を追うノンフィクションです。手塚の自伝には、『新寶島』後は思わしい仕事もなく、最期はコーラを食事代わりにスタンドの電灯で暖をとり、餓死したとされていた酒井ですが、マンガや紙芝居、アニメなどで精力的な仕事を続けていました。戦前、戦後のマンガ史とアニメ史のミッシングリンクを追い、日本漫画家協会賞特別賞を受賞した作品の増補改訂版です。新たに発見された証言や図版を加えて内容も充実させました。
「完全復刻版『新寳島』限定版」BOXのアンコール重版にあわせて店頭に並びます。
「完全復刻版『新寳島』限定版」BOXのアンコール重版にあわせて店頭に並びます。
『「新寳島」の光と影 謎のマンガ家・酒井七馬伝』
中野晴行著
ISBN:978-4-7780-3731-4
定価1300円(税込)
新書版並製320ページ
10月26日発売予定
問合せ
株式会社小学館クリエイティブ
コミック編集部
03-3288-1354 担当:山田
中野晴行著
ISBN:978-4-7780-3731-4
定価1300円(税込)
新書版並製320ページ
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