2011年10月24日 12:00

マリーナ・ベイ・サンズのアートサイエンス・ミュージアム最大規模のエキジビション RMSタイタニック開催の準備を行なう 「タイタニック:遺品展」にて、10月29日より 275点以上の遺品を展示

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

シンガポール(2011年10月19日)―開催まで10日を残し、マリーナ・ベイ・サンズの チームはアートサイエンス・ミュージアムで開催される「タイタニック:遺品展」を完璧な展示とすべく、その公開に向けて日夜準備をしています。この展示は、地域初のもので、またアートサイエンス・ミュージアムのチームが行なってきたものの中で最大のものとなっています。

2011年10月29日に「タイタニック:遺品展」の公開を控え、タイタニック号から275点あまりの品物が、マリーナ・ベイ・サンズにて東南アジア・デビューを飾ります。
来館者は、船の最終的にたどり着いた海底3,800m以下の場所にかつて埋もれていた、数々の説得力ある遺品、よく知られた品々、そしてまだ誰も見たことのない宝物などに引き込まれることでしょう。

これらの遺品を通して、この大船のこれまでにない航海の物語―来年100周年を迎える―が語られます。来館者は、この象徴的な船と乗船客への注意深い観察を通して、その物語を知ることとなるでしょう。展示は、2012年4月まで開催予定です。

シンガポールで展示される遺品の中には、タイタニック号のコレクションのなかでも最もよく知られた、青銅のケルビムが含まれています。このケルビムはもともと、1級の乗船客らが待ち合わせ場所として好んでいた大階段から見つかったものです。その他の注目すべき遺品には、未だその香りが残っている香水瓶や、沈没現場でドミノのように並んで見つかったグラタン皿などがあります。


タイタニック:遺品展のハイライト

チェリー・ハミガキ粉瓶
1ダース以上のハミガキ粉瓶は、タイタニックの沈没現場で見つかりました。瓶の数の多さや、内容量の少なさから、ホワイト・スター・ラインが乗船客へのアメニティ・サービスとして用意したものだと推測されます。若きヴィクトリア女王の横顔が描かれたこの瓶の製造会社、ジョン・ゴスネル&Co Ltd.は今日まで続く企業です。
ケルビム
この置物は、タイタニック号の遺品のコレクションの中でもっともよく知られた品物の一つと言えるでしょう。こちらの青銅のケルビムは、1987年に発見され、左足が紛失しています。失われた足は、もともと飾られていた大階段から落ちてしまったときになくなったとされています。タイタニックの大階段は、1級の乗船客がトルコ風呂へ入る前や夕飯の後に、待ち合わせをするのに好まれた場所でした。
階段の各段は、この青銅のケルビムが最上段部分に飾られていたように、象眼木材と金色の装飾品で飾られていました。この大階段は、6つのデッキを介して下っていて、鉄とガラスでてきたドームに覆われていました。
寝台番号「3」のための飾り板
この小さな遺品は、1993年の遠征中に発見され、直径わずか2インチと計測されました。これは海底の泥に納まる形で実際に発見され、有人潜水艇ナウティーユの操縦アームで回収されました。
タイタニック号に搭載されたキャビンとベッドはそれぞれ個別に番号が付けられ、1級の乗船客が間違ってベッド数の少ないキャビンを予約しないようにするための記帳形式となっていました。しかし、3級では、見知らぬ人同士がしばしば同じキャビンに予約を入れられました。ベッドの番号は、あまり好まれない上のベッドに誰が寝るかを巡っての口論を避けるために付けられました。
シャンデリア
このシャンデリアは、かつてタイタニック号の特別なアラカルト・レストランで吊られていました。陸にある同様の器具と異なり、これらのシャンデリアはタイタニック号の優しい揺れを作り、食事にきた客が気にならないように、天井から強固と吊り下げられていました。
1級の乗船客らは、メイン・ダイニング・サロンで食事をとるのに加えて、ブリッジ・デッキの後方にあるデラックスなアラカルト・レストランでの予約を取ることも出来ました。オリンピック号で25テーブルの小さなデラックス・レストランとして始まりましたが、一年後には、タイタニック号で140席を有する社交クラブへと拡大していきました。

通常、タイタニック号の食事代はどの階級においても乗船料に含まれており、食事の際、あらかじめ決められた様々なメニューから選ぶようになっていました。しかし、アラカルト・レストランでは、食事をする客はそれぞれのコースを別々で選ぶことができ、また、メイン・ダイニングに比べて選択の幅も広いものでした。この贅沢をもって、文字通り贅沢な価格となっていました。乗船客は、陸の上でのレストランと同様、自腹でこの食事代を払う必要がありました。彼らは、自分たちの選んだメニューが書かれたウェイターのパッドから、その金額を知らされるのでした。部屋自体は、ルイ6世のフレンチスタイルで飾られ、金色の飾りと花づな装飾が施された繊細なクルミのベニアで壁が飾られていました。これらの金色の飾りは、漆喰の天井と磁器の周縁のパターンの中に組み込まれていました。


「タイタニック:遺品展」は、これまでラスベガス、ロンドン、ギリシャで開催され、伝説的なタイタニック号の未聞の航海にあった乗船客の驚くべき物語を語るために設計されました。本格的な遺品や、再生された豊富な部屋、合わせて乗客や乗員による説得力のある物語が加わり、今日までに2千5百万枚のチケットが売れ、世界でもっとも成功した展示の一つとなりました。
マリーナ・ベイ・サンズのアートサイエンス・ミュージアムではタイタニック体験を、細心の注意を払い再構築するために、50人以上のスペシャリストが集まりました。遺品は、実際のタイタニック号の空間を再生するためにアレンジされたミュージアムの低階キャラリーで展示されます。たとえば、1級と3級のキャビン、ベランダ・カフェ、かの有名な大階段、プロムナードデッキ、ボイラー室などです。


RMSタイタニック社は、法律上、タイタニック号の残骸から遺品を回収することが認められている唯一の企業です。当社は1994年に米国連邦裁判所でタイタニック号の沈没現場の救難船所有権が認められ、これまでタイタニック号の関する8つの研究と、回復作業遠征を行い、5500以上の遺品を回収することに成功してきました。当社は2010に8回目の試みでタイタニック号の沈没現場でのもっとも野心的なミッションを達成しました。史上初めて、RMSタイタニック社は、世界トップクラスの海洋学の機関とともに、次世代のために、船を実際に持ち上げることを念頭に置き、難破船であるタイタニック号の全体像把握に着手しました。

蓮の花を彷彿とさせる象徴的なデザインを誇る、マリーナ・ベイ・サンズの世界初のアートサイエンス・ミュージアムは、アートサイエンス革命の成長の中心となる体制を整えています。5万平方フィートの面積に合計21のギャラリースペースを備え、世界で最も有名なコレクションの主要な国際旋回展示のプレミア会場として選ばれています。


マリーナ・ベイ・サンズについて

マリーナ・ベイ・サンズはアジアにおける、主要なビジネス、観光、エンターテイメントの最終目的地。広く柔軟性のある会議用施設や展示会施設、スイートを含め2,560室ある客室、建物の上に横たわるサンズ・スカイパーク、アジア随一のショッピングモール、世界レベルの著名なシェフよるレストラン、カジノ、特別会員のためのパイザ・クラブや屋外イベントプラザなどを有している。2つある劇場では、時代を引率する様々な作品が上演され、その中には、世界的に知られているブロードウェイ・ショーも含まれています。魅力的な施設の最後を飾るのは、アートサイエンス・ミュージアム。主催展示から常設展示、大規模展示まで、あらゆる展覧会を楽しむことができる。詳しい情報は、こちらへ。http://www.marinabaysands.com.

メディアお問い合わせ
日本におけるご連絡先
株式会社グローバルマーケティング 担当:田中、長谷川、川崎
105-6027 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー27階
E-mail:media@globalmarketing.co.jp

シンガポールにおけるご連絡先
Shiwani Diwarkar (+65) 6688 0042 /shiwani.diwarkar@marinabaysands.com
Erica Ng (+65) 6688 1013 /erica.ng@marinabaysands.com


アートサイエンス・ミュージアムの入場料は、以下のとおりです

ダリ」+アートサイエンス・ミュージアム入場料
<シンガポール居住者以外>
大人:15ドル シニア(65歳以上):14ドル 子供(2-12歳):9ドル
<シンガポール居住者>
大人:13ドル シニア(65歳以上):12ドル 子供(2-12歳):8ドル
「タイタニック」+アートサイエンス・ミュージアム入場料
<シンガポール居住者以外>
大人:24ドル シニア(65歳以上):21ドル 子供(2-12歳):14ドル
<シンガポール居住者>
大人:20ドル シニア(65歳以上):18ドル 子供(2-12歳):13ドル
全ての展示を含めた入場料
<シンガポール居住者以外>
大人:28ドル シニア(65歳以上):27ドル 子供(2-12歳):16ドル
<シンガポール居住者>
大人:24ドル シニア(65歳以上):23ドル 子供(2-12歳):14ドル

注:
・料金は、ミュージアムへの入館料、7%GST、予約料を含む。
・チケットは、アートサイエンス・ミュージアムのHPhttp://www.marinabaysands.com/ArtScienceMuseumから
 また、全てのマリーナ・ベイ・サンズのチケット売り場で購入可能。
・シンガポールの市民、永住者、また就労許可証・労働許可証・ディペンデントパスをお持ちの方は、購入の際、チケットごとに有効期間内のIDを提示してください。
・OCBC銀行はアートサイエンス・ミュージアムの公式カードです。カード会員は全ての種類の入場料が、会員一人につき一枚20%引きになります。
*支払いは、OCBCのクレジットカードかデビットカードに限ります。他の特典との併用は不可。

□開館時間
毎日10時から22時。週末、祝日を含む。最終入場は21時

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
株式会社グローバルマーケティング(カブシキガイシャグローバルマーケティング)
代表者
田中 孝明(タナカ タカアキ)
所在地
〒107-0062
東京都港区南青山5-1-10 南青山第一マンションズ207
TEL
03-3498-2124
業種
コンサルティング・シンクタンク
上場先
未上場

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.