この作品は、経済界より刊行された『熱砂の旭日旗 パレスチナ挺身作戦』(2002年5月)と『熱砂の旭日旗2 イラク打通作戦』(2002年8月)を合本し、改題・加筆・修正したもの。
第一次大戦後、戦乱の中東で国家の威信を背負った日本軍人が大活躍する、架空戦記である。
(あらすじ)
一九一五年、京都。陸軍中将・柴五郎は予備役中佐・井坂敏幸を訪ねた。
井坂は日露戦争時、ロシア軍の動静を探る挺身隊として敵地深く潜入し、見事斥候の任務に成功した人物だった。
柴は井坂に、現役に復帰しアラビア遠征への帯同を依頼。対する井坂の答えは、決死の偵察を供にした三人との同行が条件であった。
その前年に勃発した世界大戦は中東の地にも及び、ドイツと英国は、敵国の植民地に揺さぶりをかけていた。日英同盟が依然有効であることから、英国は日本に対して派兵を要求。結局日本は欧州遠征は拒否するが、スエズ運河をめぐる攻防に加わることを決断する。
英軍の「アラビアのロレンス」ことトマス・エドワード・ロレンス大尉とともに、砂漠をわたって潜入工作を開始。日露戦争では伝説的な活躍を見せた“老兵”たちが、最後に見たものは…?
ノンフィクション作家・林信吾と軍事ジャーナリスト・清谷信一が共同執筆したということもあり、「歴史のif」を描きつつも、荒唐無稽な描写はない。正確な軍事知識と緻密な時代考証を積み重ねた上でのリアリティある作品に仕上がっている。
2巻に分けて刊行されていた単行本を合本して、さらに加筆修正されているため、電子版はかなりお買い得といえる。
【関連サイト】
・グリフォン書店
http://itunes.apple.com/jp/app/id429342467?mt=8&ls=1
【お問い合わせ】
株式会社コベック
ホームページ:http://www.wisebook.jp/
TEL:03-5332-5992
FAX:03-5925-2817
電子メール: sales@kovec.co.jp
第一次大戦後、戦乱の中東で国家の威信を背負った日本軍人が大活躍する、架空戦記である。
(あらすじ)
一九一五年、京都。陸軍中将・柴五郎は予備役中佐・井坂敏幸を訪ねた。
井坂は日露戦争時、ロシア軍の動静を探る挺身隊として敵地深く潜入し、見事斥候の任務に成功した人物だった。
柴は井坂に、現役に復帰しアラビア遠征への帯同を依頼。対する井坂の答えは、決死の偵察を供にした三人との同行が条件であった。
その前年に勃発した世界大戦は中東の地にも及び、ドイツと英国は、敵国の植民地に揺さぶりをかけていた。日英同盟が依然有効であることから、英国は日本に対して派兵を要求。結局日本は欧州遠征は拒否するが、スエズ運河をめぐる攻防に加わることを決断する。
英軍の「アラビアのロレンス」ことトマス・エドワード・ロレンス大尉とともに、砂漠をわたって潜入工作を開始。日露戦争では伝説的な活躍を見せた“老兵”たちが、最後に見たものは…?
ノンフィクション作家・林信吾と軍事ジャーナリスト・清谷信一が共同執筆したということもあり、「歴史のif」を描きつつも、荒唐無稽な描写はない。正確な軍事知識と緻密な時代考証を積み重ねた上でのリアリティある作品に仕上がっている。
2巻に分けて刊行されていた単行本を合本して、さらに加筆修正されているため、電子版はかなりお買い得といえる。
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